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俺と…委員長と…

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俺と…委員長と…

11 - 俺と…委員長と…11

♥

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2019年12月04日

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ケンシ

俺は
もう少し
仲良くしてほしいな

カナタ

えっ
いやっ
そのっ

壁に追いやられ ゆっくり 壁ドンされ

とにかく 顔も近くて

そして 良い匂いがする…

ケンシ

この間の…
キスしたの…
怒ってる?

カナタ

えっ…と…

正直… ビックリしすぎて 事実と受け止めてない レベルだった

カナタ

怒って…は…
ない…というか…

カナタ

ビックリしすぎて…
あんまり…覚えてない…
というか…

カナタ

完全に覚えてない訳じゃ
ないですけど…

カナタ

なんというか…

ケンシ

そっかぁ…
ちょっと残念だな

残念とか言いながら

またしてきそうな勢い…

カナタ

残念?

ケンシ

そりゃね
俺は

ケンシ

誰にでもするわけじゃ
ないしね

ただ会長の香りと喋り方に くらくらして

カナタ

誰にでも…じゃない…

夢中になってしまう女子の 気持ちがわかる気がした

カナタ

あっ…あの…
えっと…

何を話せばいいのか わからない

ケンシ

広坂くん…

たぶんおれの顔は 紅潮してて…

心臓はバクバクいってて…

ケンシ

もっと
俺をちゃんと見て

カナタ

かっ、
かか…
かい…ち…

あごに手を当てられ 頬をなぞられ

甘い声色に… とろけてしまいそうだった

カナタ

お、おれのこと…

カナタ

す、すきな…

ケンシ

ケンシ

ちょっと
お喋りは

ケンシ

止めようか

唇に指を当てられる

ケンシ

カ ナ タ く ん

腰に手を当てられ ぐいっと引き寄せられ

遂に また おれは

会長にキスされてしまった

カナタ

かっ

カナタ

あっ
ふあっ

もう脳が溶けるのでは と思うくらい濃厚で

カナタ

あっんん…

おれの股の間に足を滑らせて

かなり密着した態勢で おれは 体の力が軽く抜けて

カナタ

はふっ
あっ…

会長の足にほんの少し 体を預けてしまった

ケンシ

カナ…タくん…

カナタ

はぁっ…
んん…

ケンシ

かわい…

カナタ

ん…ぁ…

ケンシ

その顔…

ケンシ

堪らない…

完全にヒカルのことが 頭から消し去られてしまっていた

この人は これまでに

何人の人間を 落としてきたんだろう

齢 高校3年生

こんなにも濃厚なキスを できるなんて…

ケンシ

カナタ…くん…

カナタ

も、もう…

カナタ

む、む…むり…

ケンシ

あー
ごめん
つい

ケンシ

でも…

カナタ

はぁっ…
はあっ…

カナタ

で、でも
なっ…
なんですか…

ケンシ

きみの体は
俺を求めてるよ

カナタ

一瞬何のことかわからなかった

しかしすぐわかった

カナタ

あぁっ!!

会長の太股に 間違いなく

おれの硬くなり始めたものが 当たっていた

カナタ

こっこれはっ…!

カナタ

ちっ!ちがっ!

もう気付いたときには 遅かったが

会長が少し下がり おれは床にしゃがみ込んだ

恥ずかしすぎて 顔が上げられない

カナタ

なんで…
うぐっ…

ケンシ

俺に反応してくれて

ケンシ

凄く嬉しいよ

カナタ

………

おれは何も言えなかった

こんな醜態ともいえる 状況に言葉が出ない

ケンシ

じゃあ…

うつむくおれの肩に 手を乗せてきたが

ビックリして少し震えた

ケンシ

おれは行くね…

そう言うと おれをギュッと抱き締めて

そのまま部屋を出て行った

会長の声は 凄く優しく 体を包んだ

カナタ

会長…

カナタ

マジわかんねぇ…

カナタ

……………

カナタ

でももしかして…

カナタ

ヒカルがあんな状態だから

カナタ

きっと…俺の心の隙が

カナタ

会長に見えたんだろうか…

数日間もやもやしてたおれに タイミング良く会長が

誘ってきた事が 偶然とは思えなくなった

カナタ

もしそうだったとしたら……

カナタ

会長は俺のことを…
見てて………

カナタ

いやでも…
みんなのことを知ってそうだし

カナタ

でも俺のことをタイミングよく
誘うなんて…果たして…

カナタ

できるのか………

「俺だって誰にでも するわけじゃないしね」

官能的なキスで フワフワした記憶を 何とか思い出そうとすると

どこまでが本当なのか 余計判断できなかった

カナタ

会長の…本心…
って…

カナタ

何なんだ…

カナタ

俺…なにやってんだろ…

カナタ

会長にホイホイ付いてって

カナタ

何かあること
想像できたはずなのに

カナタ

俺…

カナタ

本当にダメな奴だな…

カナタ

イケメンでもないし

カナタ

出来た人間でもないし…

カナタ

何やってもだめだ…

カナタ

こんなんじゃ
ヒカルの隣になんて

カナタ

居ちゃいけない
かもしれないな…

カナタ

でも…好きな気持ちは

カナタ

変わらないし…

色々な想いが駆け巡る

会長の意味深な言葉と ヒカルの姿が

代わる代わるよみがえって 頭が爆発しそうだった

カナタ

かっ…体まで
反応するとか…

カナタ

でもあんなキス

カナタ

初めてだった……

俺と…委員長と…

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