自創作 Flower soda
私の考えた一次創作のお話です
この世界では 世界のことをsodaと呼び 各世界にFlowerと呼ばれる特徴がある
愛と美に満ち溢れたRose soda
思いやりと博愛のTulip soda
純粋無垢で威厳のあるLily soda
そんなsodaに とある事件をきっかけに 感情を失ってしまった少女が 落ちてきた。
この物語は花の名前も 知らない、どんな花があるかも分からない そんな少女が花を知って感情を 取り返すお話
少女
ここは…?
少女
………
少女
痛い…
辺りを見渡しても知らない風景ばかりが 無限に広がっている
手からは落ちてきた時、 咄嗟に掴んだ木の枝のせいで 血まみれになっていた
少女
誰かいないのかな…
少女
少し…
少女
奥にいっ…て
バタッ
あれからどれほど眠っただろう
目を開けるとまた違う景色が 目の前に広がった
少女
家…?
ムクリと体を起こすと 隣から聞きなれないというか、 はじめましてな声が聞こえた
???
あーっ!!!!
???
やっと起きた!!!!!
???
sodaの境目で倒れてたからビックリしたよ!!
少女
soda…?境目…?
???
えぇーっ?!!!?!
???
sodaも境目も知らないの?!
少女
あっ、はい…
???
つまり…
???
高いところから落ちて記憶を失い中…??
少女
えっ、あのっ
???
そう言うことなら辻褄が合うね!
こんなにも人の話を聞かずに自己解決する 彼女に驚いていた
美しい金色の髪 夕暮れに照らされる海ような オレンジ色の瞳 どこか抜けている彼女は
リリーシャ
あたしリリーシャ!
リリーシャ
よろしくね!
そう名乗った