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なんでだろう...屋上の床になりたいって思ったの(? ニーナ彡愛してます(???
わ〜!!もう読んだ読んだ!!💕✨ 2話にしてこの展開…!!最初はふわふわ天使が可愛すぎて悶えたのに、最後のうりの冷たい声&圧倒的降臨シーンで一気にゾクッときたよ…!😭💘「俺の大事な人に近づくな」って…あのギャップで恋自覚&キスまで持ってくのずるすぎない?!おまけのじゃぱぱ&たっつんのリアクションも面白すぎて笑った〜!!ゆあんくんの“自慢モード”も最高だし、うりの照れ顔にもうクラクラ…💞 続きめっちゃ気になる!!ニーナさん天才すぎるよ〜!!🌸
みんなは
『天使がいる』
そういわれたら、なにを思い浮かべる?
優しい人?
それとも、可愛い動物?
いや、俺はこれを思い浮かべる
『架空だと思われている天使』を_____
俺は、昔から『霊』が見えてしまう体質だ
外を歩いていると、そこらへんに「いるな」って感じるし
ハッキリと見える
だけど、霊の方から俺に触れてくることは人生で一度もなかった
なぜなら、俺と同じ体質の両親から渡された『お守り』があるから
幼いころ
俺は霊が少しずつ見えてくるようになった
それを両親に話すと、2人は少し寂しそうな顔をして
それから、何かを固く決心したような顔をした
そして父親が棚から何かを取り出すと、母親に渡して
母親
母親
母親
母親
俺はそのころあまり意味を理解できていなかったけれど
両親の寂しそうな顔が頭をよぎって
黙ってうなずいた
その時から両親とした約束をずっと、大切に守り続けている
だから今まで、霊が見えても怖い目にあうことはなかった
そして、今日はほんの少しだけ
『冒険』がしたくなって
ゆあんくん
ゆあんくん
いつもは通らない、薄暗くて静かな路地裏
お守りは持っているし、大丈夫
なんてことを思いながらのんきに歩いていた
そのときだった
遠くの方から、何か「白くてふわふわしたもの」が浮いているのが見えた
ゆあんくん
ゆあんくん
そう思いながらも、俺は足を止めずにそのまま歩いていく
だけど、近づくにつれて
それが普通の霊とは全然違うことに気がついた
真っ白な羽が淡く光を反射して、ものすごく綺麗で
少し見とれていると、その「ふわふわしたもの」が俺の存在に気付いた
その瞬間、そいつは顔をパッっと明るく、目を輝かせて
宙に浮いたまま俺の目の前まで飛んできた
??
??
??
綺麗な声で、嬉しそうに問いかけてくる男の子
その背中には、真っ白で大きな一対一の羽
頭上には黄色いわっか
頭上には黄色いわっか
その姿は、みんなが本の中で唱える『天使』そのもので___
あの路地裏での出会いから、なぜか俺は
天使の『うり』に懐かれてしまった
気づけば俺のそばにはいつもうりがふわふわと浮いていて
学生である俺が学校に行くときも、うりは当然のようについてくる
俺しか見えていないからところかまわず話しかけるし、
体育の時は応援するし
授業参観の親か
さすがに他の人には見えていないみたいだけど
授業中もまじまじと楽しそうに俺のことを見てくるから
まったく集中できない
しかも、お風呂の時だって
さすがに一緒に入るのは断ったのに
うり
なんて言って、いっつも脱衣所のすぐ外で健気に待っているまである
最初はうりの行動にすごく困惑したけれど、
最近はもうこの生活にすっかり慣れてしまった
うりは天使だから、人間のご飯はあまり食べない
だけど、俺がご飯を食べているとき
うり
いっつも物欲しそうに俺の顔を見つめてくる
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
うり
俺のご飯をいつも少しだけわけてもらうのがうりのお気に入りみたいだ
それに、うりは俺の話を聞くのが本当に好きで
俺も時間があったら、昔の話とかくだらない話をうりにたくさん聞かせている
それプラス、うりは俺のことが本当に大好きなため、とにかくボディタッチが多めだ
話している最中も、ぎゅーっと腕を絡ませてきたり、後ろから抱き着いてきたりする
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
うり
うり
俺は顔を真っ赤にして嫌がるけれど、結局最後まで断れはしない
うりは俺が押しに弱いことをちゃんと知っているから、いつも確信犯で
へにゃりと可愛く笑う
日常の全てが、うりで満たされていく
日常の全てが、うりで満たされていく
だけど……
俺が寝静まった、夜中
ふと、目が覚めてしまって
目を開けると
うりは俺の目の前で見せるいつもの笑顔が消えていて
背中の羽を尖らせて、冷たくて鋭い目つきで
そのまま窓の外の暗闇をじっと睨みつけていることがあった
俺はいつものうりじゃないと思ったけれど
だからと言ってどうもすることはなかったから
そのまま、眠りについてしまった
ある日の休日
俺は珍しく、「ひとりででかけたいな」と思った
案の定、うりは
うり
うり
って嫌がっていたけれど
俺はそれをなんとか差し置いて、久しぶりに一人外へ出かけてしまった
うりを置いて、誰もいない細い裏道をひとりで歩いているときだった
道の真ん中に、ぽつんと不自然にたたずむ霊の姿が見えた
いつも通り、見えていないふりをして横を通り過ぎようとした、その時
霊
霊
ゆあんくん
心臓がドキッと冷たい音を立てた
冷汗がとまらない
今まで霊の方から話しかけてくるなんて一度もなかったのに
焦った俺は、上着のポケットに手を伸ばす
………でも
あるはずのものが、ない
ゆあんくん
ゆあんくん
最悪の事態に、俺は頭が真っ白になった
霊はニタリと気味の悪い笑みを浮かべると、俺にずっと話しかけて
あちらの世界へ引っ張ろうとしてくる
両親から『霊の言葉には絶対に返事をしてはいけない』ときつく言われてきたから
俺は必死に口を閉じて耐えた
だけど、恐怖で足がガタガタと震えて動けない
さらに最悪なことに、俺につられて周囲の暗闇からどんどん別の霊が集まってくる
ゆあんくん
ゆあんくん
心の中であいつの名前を叫んで、目をつむった
そのとき
霊
霊
俺にずっと話しかけてきていた霊たちが
顔をいっそう青ざめさせてガタガタと後ずさり始めた
驚いて俺がパッと横を見ると、そこには
いつものフワフワした無邪気な笑顔がない、うりの姿があった
うり
地を這うような低い声
うりは、見たこともないくらい冷たくて鋭い目つきのまま
集まってきた霊達を真っ直ぐに睨みつけていた
うり
うり
うり
うりの背中の白い羽から、一瞬で周囲を圧倒するほどの凄まじい光が放たれる
その圧倒的な強さと恐怖に耐えかねて
群がっていた霊たちは悲鳴を上げながら一目散に霧散していった
静まり返った路地裏で、うりはすぐにいつもの表情に戻ると
大慌てで俺のところに寄ってきた
うり
うり
うり
俺の肩を両手で掴んで、涙目になりながら必死に心配してくるうり
さっきの冷徹な姿が嘘みたいに、いつものうりに戻っていて
うり
うり
うり
うり
俺がただわがままを言って一人で家を出たのが悪いのに
自分のことなんて後回しで
俺のことだけを全力で心配して、今にも泣き出しそうな顔をしてる
そんなうりを見つめていると、ドクン、ドクンと、
さっきの恐怖とは全く違う音が胸の奥で激しく高鳴り始めた
ゆあんくん
ゆあんくん
ずっとそばにいてくれた、この真っ直ぐで愛おしい天使に
俺はとっくに、心の底から恋に落ちていたんだと、今ハッキリと自覚した
今までためていた愛しさが一気に溢れて
俺は考えるより先に、目の前にあるうりの綺麗な唇にそっと自分の唇を重ねていた
うり
うり
うりの大きな瞳が、驚きでこれ以上ないくらい丸くなる
ほんの少しだけ触れるような、優しくて短い、俺たちの初めてのキス
ゆっくりと顔を離すと、うりは顔を耳の先まで真っ赤にして、完全にフリーズしていた
俺はそんな愛しいあいつの手をぎゅっと握りしめて、心の底から微笑む
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
うり
俺の言葉を聞いた瞬間、うりの目から、大粒の涙がポロポロと溢れ出した
いつも「大好き」って言ってくれていたうりが、子供みたいに泣きじゃくっている
ゆあんくん
優しく涙を拭って問いかけると、うりは何度も、何度も首を縦に振って
俺の胸に勢いよく飛び込んできた
うり
うり
うり
うりの背中の白い羽が、幸せそうにフワフワと波打つ
お守りは無くしちゃったけれど
俺には世界で一番強くて、世界で一番可愛い、俺だけの天使がついている
ゆあんくん
うり
2人は、夕焼けに染まるいつもの家の帰路をたどった
もう二度と離れないと、お互いの体温を確かめ合うように
指を絡ませて強く手を繋いで_____
おまけ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
ゆあんくん
ゆあんくん
日が照っている学校の屋上
午前中の授業が終わった俺たち3人は、お昼ご飯を食べながらのんびりと話していた
でも、俺のすぐ隣には
うり
みんなには見えない、俺だけの天使がいる
うり
ミルクティー色の髪を揺らして
背中の白い羽を少しパタパタさせながら、俺のお弁当を覗き込んでくるうり
他の人には姿は見えないし声も聞こえない
それをいいことにいっつもこうやって話しかけてくる
ゆあんくん
…ダメだ、俺の彼女可愛すぎる
何その笑顔?
めっちゃ明るく話しかけてくるし……
羽すっごいふわふわ……嬉しそうに動いてるな~…
…いや、俺のこと殺す気か?
あ~、早くうりと話したい
ていうかこんなに可愛いうりを自慢したい
……もういいや、可愛いうりが悪い
ゆあんくん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあんくん
ゆあんくん
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
2人
突然の俺の言葉に、飲んでいたペットボトルを口にくわえたまま2人は固まる
校舎や外から聞こえるにぎやかな声だけが響いて
何とも言えない静かな空気が流れた
うり
うり
うり
隣に座って俺のおかずを見ていたうりが、こちらを向く
うりの大きくてきれいな瞳が見たことがないくらい丸くなる
顔が一瞬で耳の先まで真っ赤になっていくのが、俺にはハッキリと見えた
たっつん
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
本気で引いているようで、少ししどろもどろに話しかけてくる2人
でも、隣で顔をりんごみたいに真っ赤にして パニックになっている天使が愛おしすぎる
やばい、もう止まんない
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
うり
うり
うり
恥ずかしさが限界に達したうりが、その恥ずかしさをごまかすように
俺の肩をポカポカと何度も叩いてくる
もちろんあまり強くはないし、痛くもない
けれど、触れ合う瞬間のほんのりとした温かさに、俺は胸の奥がキュンと鳴るのを感じた
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
本気で焦りだしてスマホを取り出そうとするじゃぱぱ
そりゃそうだ
見えない存在の話をしているのだから
2人からしたら俺がただ変なことを話し出して見える
ただのホラーでしかない
うり
すると、うりが急に少し怒ったような顔をした
本当にここにいるのに
2人に幻想やらストーカーやら言われて少し腹が立ったのだろうか
そう思ってその綺麗な横顔を眺めていると
うり
そう、2人に向かっていった
俺にはただ不貞腐れていったように見えたけれど
その瞬間
たっつんたちが目を大きく見開いて俺の隣……
うりら辺を凝視しているように見えた
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
たっつん
ゆあんくん
なぜだか2人は顔を青ざめて、恐る恐る誰かに聞く
本当に2人は幻が見えているのだろうか、そう思ったとき
うり
うり
うり
うり
ゆあんくん
3人
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
うり
うり
うり
うり
うり
うり
そううりが言った瞬間、たっつんは顔を最早ゾンビかってぐらい青ざめて
たっつん
たっつん
そう大絶叫した
たっつんはもともと声は通るし、うるさいことはまぁあったけれど
これぐらいの声量は初めて聞く
学校中に響き渡る勢いの声のせいで耳がキーン、と壊れたみたいな音が脳内に響く
思わず耳をふさいで、耳が戻るのを待つ
……ていうか、女子更衣室に入った…?
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあんくん
たっつん
たっつん
うり
じゃぱぱ
じゃぱぱ
うり
うり
うり
うり
うり
うりがそう発言すると、たっつんはもう20歳ぐらい老けたような顔をして
うりに小さい声で言った
たっつん
たっつん
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
うり
じゃぱぱ
うり
たっつん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
俺はそういって、隣にいるうりに抱き着いた
うり
うり
うりは顔を真っ赤に染めて、きれいな瞳を俺の方に向ける
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
うり
うり
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
うり
ゆあんくん
世界一可愛くて愛おしい、俺だけの天使との甘くて騒がしい毎日は
これからも続いていく____