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僕が君のこと好きって言ったら…

受け入れてくれるのかな?

💛

もー、先生ってば僕ばっかに仕事頼む〜…

💛

今日は💙ちゃんと帰る約束してたのにー!

💛

絶対先に帰ったよ…

キーンコーンカーンコーン

授業が終わり、チャイムが鳴り響く。

椅子から立ち 一斉に帰っていく生徒達。

💛

💙ちゃん、帰ろ!

そういった時だった。

先生

あ、💛!悪いけど これ職員室まで頼む!

そう言って、先生は僕の机にノートを置いた

💛

えぇー?!

僕が嫌そうにそう声を出せば、君は くくっと笑って

💙

面倒くさそーw頑張ってねぇ

と言った。絶対馬鹿にしてんじゃん…

💛

もー、急いで言ってくるから待っててー?!

💙

はいはぁい

って返事はしたものの、この人は気まぐれでマイペースで…

いつも僕の予想の斜め上を行く。

💛

ふぅ、疲れた…💙ちゃん待ってるかなぁ…

そう呟きながら教室の扉をゆっくり開けると

そこには腕に顔を埋め寝ている彼がいた。

💛

あ、待っててくれてた…良かったぁ

僕がホッと胸をなで下ろした時、わずかに空いた窓から風が入る

寝ていた彼の髪の毛が揺れた。

綺麗な青い髪。それに長いまつ毛、白い肌。

💛

こうみると、かっこいいんだなぁ…

教室に1人。ぼそっと呟くと 彼の寝ている前の椅子に座り顔を見つめる

髪を触ると、さらっとした髪の毛が僕の指と絡まる。

💛

綺麗な髪……

そう言った時、彼がぱちっと目を開けて僕を見た

💙

…おはよぉ

僕はビクッとしたけど、すぐに平常に戻り

💛

お、おはようございます…

💛

待っててくれたんですね…

と言った。

💙

当たり前じゃん、約束したしぃ

💛

えへへ…

僕は少し嬉しくて、自然と笑みを浮かべた

💙

それじゃ、帰ろっかぁ〜

💛

は、はい!

同い年なのに敬語の癖が治らない。

何でだろう…ほかの人にはタメ口でも喋るのになぁ?

💙ちゃんは、なんか特別というか……って、今のなし!!

💙

ねーねー、コンビニ寄ってこぉ?

いつもと同じ 気だるそうな声で君は指をさしそう言った。

💛

ん、いいですよー!

僕はそう返事をして 2人でコンビニに入った

💙

💛くん、これ奢ってぇ?

アイスを選んでた僕の背中からひょこっと顔を出して君が言った

彼が持ってきたのは2人で食べれるアイスだった

そういうとこ、気遣ってくれてるのかなぁ…とか思いながら

💛

2人で食べれるの選んできてくれたんですか?

そう小首を傾げ聞くと、君はぎくっとしたのを隠して

💙

そんな事ないし!僕1人で食べるやつだもん!

そう言った。なんだか幼くて可愛かった。

💛

じゃあ、僕自分のやつ買いますね?

悪戯半分で言ったけど、君はぶすっと頬を膨らませた

💙

💛くんのばぁか!僕ほんとに1人で食べちゃうよ?!

💙

お腹壊しちゃうよ?!

💛

ふふっ、ごめんなさいw

💛

一緒に食べましょ!

💙

うん…!

君は、にひっと笑って

💙

僕、💛くんの優しいとこ好きなんだよねぇ

…え?何今の。

「好き」って言った?

それって、「恋愛感情」?

ふと頭に浮かんだ「恋愛感情」と言う言葉に、自分でも驚いた。

僕、そういうの求めてるのかな…?

もやもやしたまま、1日が終わった。

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