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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ロゼ

遅れてすみません

ロゼ

では続きどぞ

×××

💖くん!♥️!💙ちゃん!早く!他の子に見つかっちゃいますよ!

その男子生徒は軽快に階段を上り、立ち入り禁止と書かれた屋上のドアの前に立っていた

そしてそのままドアノブを持ちあげた

ガコッ

×××

やった!開いた!

♥️

×××なんで開け方知ってるの?

♥️くんが驚きながら尋ねると

×××は悪戯っぽく笑う

×××

ふっふっふ実は水泳部の先輩にこっそり教えてもらったんですよ

💙

ここ立ち入り禁止でしょ?何でわざわざ…

×××

ここなら誰も来ません!

×××

つまり!誰にも邪魔されないでゲームができます!

💙

うわ、ゲーム廃人がいる…

×××

💙ちゃんだけには言われたくありませんよ!

💖

誰も知らないって言われると秘密基地みたいでなんかワクワクするな

♥️

確かに!でも見つかったら怒られちゃうねw

そんな♥️くんの言葉を受けて僕は×××を指して

💙

×××を生贄にすればいいんじゃない?×××が開けたんだし

×××

ひどい!僕達地獄の果まで一緒ってちかったじゃないですか!

💙

そんな重たいこと誓った覚えない!!

💖くんが可笑しそうに笑いながらのんびりと空を見上げた

💖

どうせ行くなら遊園地とか楽しいところに行きてぇな

♥️

確かに!じゃあ今度行こ!遊園地!

💖くんの何気ない提案に♥️くんが食らいついた

💙

えー…行くのぉー?

💖

行こうぜ💙!きっと楽しいよ?

💙

…別に行かないって言ってないよ…

僕の反応を見て♥️くんと×××がニヤッと笑い声を揃える

「「素直じゃないな〜!」」

💙

うるさいよ!それより、ゲームしないの?

「「「やる!!!」」」

💖

俺達も早く×××と♥️のレベルに追いつかねぇとな

💙

そうだね

💙

先に始めやがって…裏切り者!!

♥️

でも💙ちゃんも別のゲームしてたし、俺らが始めた時は新しいゲーム勧めても始めるつもりなかったでしょ?

💙

まぁね

💙

そういえば💖くんはなんで×××と一緒に始めなかったの?

💖

💙も始めてないって×××と♥️が言ってたからそれなら俺は💙と一緒に始めよっかなって💙だけレベル低いとやりにくいだろ?

💙

そんなの気にしなくていいのに…

💙

……って!

💙

さっきから何ニヤニヤしてんだよ!

「「別に〜!」」

💙

レベル超えたら覚えてろ

×××

その前に僕達はLv99になってやりますよ!

×××

♥️は昨日超レア武器の『伝説の剣』手に入れたんですよね?その剣経験値が超溜まりますよ

♥️

レアアイテム持ってても気は抜けないよ×××

♥️

相手は💙ちゃんと💖くんだからね

💖

💙絶対こいつらのレベル追い越そうぜ

💙

うん!がんばろ!

💖くんが新しい魔王になった

♥️くんの言葉にその場が静まり返る

💙

新しい…魔王……?

🧡

じゃあどうすんねん!💖ちゃんはともに戻るんやろ…?

♥️

………

💙

何か方法があるでしょ?

♥️

…元に戻った人はいないよ…

♥️

魔王になったら倒すしかないんだ

🧡

じ、じゃあ💖ちゃんを倒さなきゃ帰れないってこと…?

🧡

無理やん…だって、💖ちゃんやろ…?

♥️

………

🧡

じゃあさ、♥️は魔王になろうとしてたん?

💙

そんなはず……

♥️

俺は…俺だけは魔王にならないんだ…

💙

でも、魔王を倒した人が次の魔王になるんでしょ?

♥️

それは……

♥️くんが何か言いかけた時

💜

♥️くん。外に何かいる

先輩が不意に窓に近づき、厳しい声をかけた

そういった先輩の手には銃が握られていた

🧡

さっきのやつ!?

💜

いやちがうモンスターだよ………気づかれたか

僕達も窓の外を見る

そしてふと僕はその景色に1つ違和感を覚えた

パステルカラーを基調とし、可愛い遊園地のような世界

しかし、その風景にそぐわないものがあった

💙

(……プール…?)

学校で見るのとほとんど変わらない。 いや、一緒なのかもしれない

💙

(なんであれだけ違うんだ…?)

🧡

何あれ…こっち来た…!

モンスター

キャハハキャハハ!!

何とか先輩が銃でモンスターを倒すが…

💜

ダメだ…数が多すぎる…!

💜

みんな!窓の下へ!

🧡

やっぱりこうなるんすね…!

💜

油断しちゃいけないよ

💜

気をつけてね

🧡

はい

モンスター

キャハハキャハハ!!

💜

チッこの…!

モンスター数匹が先輩の銃弾で倒れる

体勢を立て直したモンスターがこちらに向かってきた

💙

っこの…!

モンスターを倒したあと背後に気配を感じた

モンスターかと思ったがそれは一瞬して消えた

♥️

💙ちゃん!大丈夫!?

💙

う、うん♥️くんは?

♥️

大丈夫。

♥️

先輩!🧡!

🧡

うわぁ!

🧡が大きな斧を振ると 1匹は斧に切られ、 2匹目は当たって吹き飛ばされた

だがまだ3匹残っている🧡がもう一度斧を振るのには間に合わない

その時

パンッパンッパンッ!!

3発の銃声。 狙いは正確で打たれた瞬間光の粒になっていた

それを見て僕は何か引っかかりを感じた

💙

(あれ………?)

♥️くんを見るとちょうどモンスターを倒したところだった

♥️くんのアミュレットが揺れ、真新しい僕らとは違っていくつも傷が着いている

💙

(♥️くんだけ経験値が吸収されてない…?)

今思うと今まで倒したモンスターの経験値は消えていた気がする

💙

♥️くんさっきの話の続きなんだけど…

♥️

うん

💙

♥️くんが魔王を倒そうとしているのは…♥️くんだけは経験値が入らないから?

🧡

へ?経験値ってみんなに入るもんじゃないの?

💜

いや俺も見てたよ♥️くんが倒したモンスターの経験値は吸収されないで消えていた

♥️

……

♥️

そうです

♥️

この『伝説の剣』で倒したモンスターの経験値は入らないんです

🧡

その武器…すげぇレアな武器じゃないっけ?

🧡

経験値が増えるっていう…

♥️

本来はね

♥️

でも今この剣は性能が変わっているいや消えているって言った方が正しいかな

💜

Lv100になる…それが魔王になるってことだね?

♥️

そうです

💙

あのアナウンスが言っていたのって魔王が変わったから?

♥️

うん

♥️

この世界は魔王になった人が好きな物や印象が強いものから構成されている世界

♥️

さっきまでの世界の魔王は同じ学校の華道部の先輩でした

🧡

ああだから沢山花があったのか…でも華道部にそんな人いたっけ?

♥️

彼女は腕を怪我していて休学していた生徒です休学していたから俺もよくわからなかった

💜

でも事故や怪我していた生徒がいるならわかるはずだけど…

先輩の言う通りだった

生徒会長の先輩が知らないはずがない

♥️

はい。先輩なら知っていたはずです
そんな人がいれば先輩ならきっと気にかけていたでしょうから

💜

でも俺は知らない…か…

💜

…荒唐無稽だけど、わかってきたよ

🧡

え?え?何が?

💙

♥️

記憶が無くなるんだね

また会える日まで

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コメント

7

ユーザー

初コメ失礼します!! そっか…×××って… やばい気づけなかった…めっちゃ感動します…今からどんどん続き見て行こうと思います!

ユーザー

なんて読むんだ…?続き待ってます!

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