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春千夜

今日は来てくれてありがとね!

春千夜

楽しかった!

春千夜

また来てね!(*^^*)

マイキー

おう!

明日も来ようかな?♡

竜胆

それは病院に迷惑かかるからダメ。

(・ε・`)チェッ

九井

手術代はいくらでも出してやんよ。

鶴蝶

また金の話か。

九井

なんだ『また』って

マイキー

お前はいっつも金だぞ?

九井

うっそぉん!

武臣

wwwwww

あぁ、幸せだな。

こんな毎日がずっと

続けばいいのに____

春千夜

スゥ…スゥ…

武臣

ナデ…

武臣

春千夜、言っちまったよ。

武臣

あいつらに。

お前の過去のこと。

武臣

怒るかなー、

武臣

泣くかなー、

武臣

それとも、笑って許してくれるかな?

武臣

こんなお兄ちゃんだからさ、

武臣

白状すんのはもうちょっと時間がかかりそうだな。

武臣

ごめんな。

春千夜

あ!ちょうちょ!

春千夜

待ってー!

マイキー

…なぁ武臣。

武臣

ん?

マイキー

春千夜は…どんな病気なの?

武臣

…原因不明の心臓病。

武臣

ドナーが見つからないと生きられないって。

鶴蝶

余命宣言はあるのか?

武臣

…頑張れば来年の秋ぐらいまでだって。

竜胆

そっか…

鶴蝶

どうしてそうなる前に見つけられなかったんだ?

武臣

俺さ、春千夜ともう1人妹がいてさ、

武臣

もう1人の妹の名前は『千壽』。

武臣

俺はそん時高校生で、

武臣

バイトに行ってたから、家にいなかった。

武臣

でも、そんなの日常茶飯事。

春千夜

あはははっ

千壽

ふはははははっ

お母さん

んふふふっ

千壽

ねね!今日お天気いいからさ、一緒にお散歩行こう?

お母さん

いいわね、行きましょう!

春千夜

うん!

お母さん

春千夜は体調大丈夫?

春千夜

うん!調子いいよ!

武臣

春千夜は生まれた時から体が弱くて、

武臣

体調不良はしょっちゅう。

武臣

でも、心配かけたくないからって

武臣

体調が悪くても家族には言わなかった。

武臣

だから、いつも母さんが聞いていた。

お母さん

じゃあ、行こっか!

お母さん

春千夜、体調悪くなったら言ってね!

春千夜

うん!

武臣

家は普通の家族より仲が良かったと思う。

武臣

すごく幸せだった。

武臣

でも、そんな幸せも

呆気なく終わった。

お母さん

あ!青信号になった!

お母さん

渡ろっか!

千壽

うん!

春千夜

あ!待って!

お母さん

早くね〜!

春千夜

うん!

ブーン

お母さん

え?なんで止まらないの?!

お母さん

危ない!

千壽

お母さっ…

春千夜

うわっ

お母さん

ギュッ

お母さん

絶対守るから!

ブーン

グチャチャ

ブーン…

武臣

母さんたちを轢いた車は58m通り過ぎたところで止まった。

武臣

残念ながら、母さんと千壽は死んだ。

武臣

この中で唯一

生き残ったのが、

春千夜だった。

武臣

正直、俺は春千夜も亡くしてたら、

武臣

父さんに自殺の相談をしていたと思う。

武臣

そしたらきっと、父さんは

武臣

『お前が自殺するなら、怖くないように父さんも一緒に逝ってあげるよ。』

武臣

って言うんだろうな。

武臣

事故の報告を受けたのはちょうど部活が終わった頃。

武臣

担任の先生が息切らして体育館まで来た。『今すぐ帰りの準備をしなさい!
玄関にお父さんがいらっしゃってるから、一緒に病院に向かいなさい!』

武臣

俺は頭が回らなかったけど、言われるがままに玄関へ向かった。

武臣

そしたら外は雨が降っていて、

武臣

父さんが傘をさして待っていた。

武臣

時々雷の音も聞こえて、縁起じゃねぇな。
と思いながらも、父さんと病院へ向かった。

武臣

病院に着くと、1つの部屋に案内された。

武臣

隣の部屋からは泣き声が聞こえた。

武臣

『まだ6歳なのにぃ!』

武臣

『るみぃ!いやぁ!』

武臣

『起きてよぉ!寝てないで!遅刻するよぉ!』

武臣

『るな、落ち着いて。💦』

武臣

こんな内容。

武臣

どうやら隣の部屋では、6歳の『るみ』という子が亡くなって、泣き叫ぶ母親と落ち着かせる父親がいるようだ。

武臣

ここはどこなんだろう。

武臣

そんな気持ちで、部屋に入った。

武臣

大きなベッドと小さなベッドが2つ、並べてあった。

武臣

顔には白い布がかかっていて、顔は見えなかった。

武臣

でも、俺は、すぐにわかった。

武臣

これは、

母さんと千壽の

遺体だ

武臣

と。

武臣

俺は春千夜がいないことに気付いて、

武臣

必死で辺りを見回した。

武臣

父さんがそれに気付いて、

武臣

看護師さんに春千夜はどこか聞いてくれた。

武臣

別室にいるとの事なので、父さんと一緒に春千夜の所まで行った。

武臣

俺は病室に来たなり、

武臣

春千夜に抱きついた。

武臣

頬と目には包帯やガーゼが貼られており、

武臣

目が見えていなかった。

武臣

それでも春千夜はすぐに俺だと気づいた。

武臣

そして、第一声が

『ごめんね』

武臣

どうして謝るのか、俺には理解ができなかった。

武臣

そして次に、

『守れなくって、ごめんね。』

武臣

俺はすぐにわかった。

武臣

春千夜は、

自分だけ生き残って、

罪悪感を抱いている

武臣

と。

普通の子で居られたなら

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コメント

1

ユーザー

武臣と春千代の過去が悲しすぎる😢春千代は何も悪くないのに、

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