今日は一人でおでかけの日
久しぶりに遠出してみようかな、なんて思って電車に乗る
〇〇
(久しぶりに1人だなぁ〜…あ、景色綺麗!)
なんて思いながらつり革につかまりながら外を眺める
混んでたせいか少しきゅうくつだったけど気にせずにいた
するといきなり腰あたりに違和感を感じる
〇〇
っ?!
〇〇
(な、なにこれ…痴漢…っ?!)
〇〇
(でも私なんかに痴漢する人いないよね…?)
なんて呑気に考えていたのがダメだったみたい
〇〇
うぐっ…!
いきなり口元を押さえられ腰に当てられていた手は少しずつ下に降りていく
〇〇
(や、やだやだ!こ、声が…っ!)
〇〇
(出ない…っっ)
怖くて怖くて
震えが止まらなかった
そんな時だった
松村北斗
おじさんなにしてんの
〇〇
っ?!
誰かがそう行ったと思った瞬間私に触れていた手は離され すぐに「この人痴漢です!!」と叫んでくれて助けてくれた
〇〇
あ、ありがとうございます…っ
〇〇
(や、やばい…安心して涙がっ)
なんて、焦って俯いてしまうと助けてくれたその男性はそっと優しく涙を拭き取ってくれた。
びっくりして思わず顔を上げると
〇〇
か、かっこいい…
松村北斗
えっ?
〇〇
っ!(や、やば!声に出てた?!)
松村北斗
ふはっwよかった…少しは安心したかな?〇〇ちゃん…
〇〇
は、はい!おかげさまで…て、……え、?
松村北斗
ん?どうしたの?
〇〇
な、なんで…名前…
松村北斗
あー……さ、さっき自分で言ってたよ?
〇〇
あ、ほんとですか?!す、すいません…
〇〇
(一瞬ストーカーとか思っちゃって恥ずかしい//)
〇〇
あ、助けてくれたお礼…
松村北斗
本当に?!✨
〇〇
へっ、?
クールそうに見えた彼がいきなり目をキラキラさせて思わず可愛く見える
松村北斗
(やっったぁぁああああ!!)
〇〇
も、もしよかったらですけど…
松村北斗
行きます!暇です!行きましょう!
〇〇
は、はい…w
結局2人でおでかけすることに
かっこいいな…なんて思ってる〇〇ちゃんはもうすでに恋に落ちているのかも
松村北斗
(あっぶね〜…)
さっき間違えて名前を呼んでしまった
僕の大好きな〇〇ちゃん
君は僕のことを正義のヒーローとでも思ってるのかな…
それでもいい、君が僕のことをやっと認識してくれるなら
君が僕のことを1人の男性としてみてくれるなら…
松村北斗
(今日もストーカーしててよかった……♡)