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フョードル
ふふ、こんなに心躍るのは生まれて初めてです。
乱歩
僕には全てお見通しだからやってもつまらないけどね
太宰
まぁまぁ、それを超えるための高見なんですから
フョードル
その高見君はまだですか？
高見
やぁ、待たせたかい？
太宰
待ちくたびれたよ
乱歩
主役のご登場だね
フョードル
それでは始めましょうか
高見
あぁそうだね...
高見
異能者殲滅会議
太宰
やっと集まれる日が来たねえ
乱歩
僕これバレたら社長に怒られるんだけど
フョードル
その時が来るとでも？
乱歩
それもそうだ
高見
それで？議題は？
太宰
大方高見が居ない間に片付いたよ
フョードル
高見君と太宰君が異能力を発動させる方針です
高見
でもそれだと不十分だろう？
乱歩
そこで福地桜痴の出番って訳
高見
成程
フョードル
彼の異能力は持つ武器の性能を100倍にする能力ですからね
太宰
福地に私達を触れさせ、その間に私達は異能を発動する
高見
まず、彼が俺たちの味方をしてくれるかどうか...
乱歩
そこは大丈夫
高見
...福沢さんか
乱歩
僕を舐めないで欲しいね
フョードル
決行の日は来月の8日
太宰
ひと月後、私達は歴史に名を残すことになるね
高見
異能力者である我々が、異能力者を1人残らず殲滅する
乱歩
まぁ、僕はついでだけどね
フョードル
高見君の為ですか？
乱歩
それ以外になにか理由がいる？
太宰
全く、罪な男だよね高見は
高見
そんな男に惚れ込んだのはどこの誰だったかな
太宰
ごもっともだ
フョードル
それでは、本会議は以上で終了です
乱歩
じゃあ次の議題だ...
高見
...俺は帰らせて貰うよ
太宰
だぁめ♡
フョードル
高見君がいないとやる意味が無いでしょう？
乱歩
はい、じゃあ席移動〜
乱歩
それじゃあ始めるよ
フョードル
構いませんよ
太宰
始めてください乱歩さん
高見
.....................
乱歩
第27回、高見誰のもの相談かぁい！
太宰
いぇーい！！
フョードル
ドンドンパフパフ〜
高見
真顔で言われても盛り上がらないよフェージャ
フョードル
僕の事をフェージャと読んでくれるなんて、矢張り僕達は相思相愛っ！
太宰
いいやそんな事ないねｯ！！
太宰
高見は“わたしとっ！！”付き合っているのだから！！
乱歩
いいや！！高見が本当に愛してるのは僕ｯ！！そうだよね！ね！高見っ！！
高見
ノーコメント
フョードル
あっれれぇ？世紀の名探偵さん読みが外れているようですがぁ？
フョードル
矢張り僕が真に愛されし男という訳ですね
高見
ノーコメント
太宰
あっれれれれぇ？
太宰
君顔も合わせて貰えてないでは無いかぁ〜プププぅ〜笑
太宰
付き合っているのだしやっぱり私が1番だよねぇ！高見ぃ〜？
高見
..................
乱歩
太宰なんて言葉も貰ってないじゃない！！
乱歩
僕はぁ？目を見てノーコメントって言ってもらいましたァ〜！！
フョードル
私も言葉は発してくれましたけどぉ？見向きもされていないのは貴方の方では無いんですかぁ？笑
太宰
今は熟年夫婦がやるあれだよ！話さずとも心は通じてるってやつだよ！！
高見
太宰
太宰
なんだい高見っ！！
高見
帰るよ
太宰
私と共にかいっ？！✨
高見
当たり前だろう？同じ家なのだから
太宰
〜〜〜っ！！✨
太宰
聞いた？！ねぇ！！ねぇ聞いたァ！？
フョードル
チッ
乱歩
まぁまだ時間はあるよ
フョードル
そうですね
太宰
んふふ〜っ♪
太宰
さっ！帰ろっか高見っ♡
高見
......そうだね
高見
（もうどうでもいいから帰りたい）
太宰
（やっぱり1番愛してたのは私だったようだねっ♪）
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