たくみ
くみ、俺と別れてくれ
くみ
え、
くみ
い、いきなりどうしたの?
たくみ
もうあきた
くみ
え、
くみ
あきたって、、、
たくみ
ごめん
たくみ
くみと付き合ってるのもうあきたんだよ
たくみ
たのむ。
たくみ
別れてくれ
くみ
.....わかったよ。
たくみ
ごめんな、ありがと
今思えば、この時、別れるべきではなかったなって後悔してる。
でももうおそい。
一つだけ願いが叶うなら、神様お願いします。 たくみと私をずっと幸せにしてください。
くみ
あの、たくみくん、
たくみ
ん?
くみ
その、、、
くみ
あの、、、
くみ
すきです!つきあってください!
私がそう言ったとき、顔を真っ赤にして照れてるあなたを今でも覚えてる。
たくみ
おれでよければ。
くみ
えっ
くみ
ありがとう
2人で顔真っ赤にして、あの後教室に入ってきた先生に心配されたよね。
くみ
おじゃましまーす
たくみ
うん。
たくみ
あ、お茶と菓子持ってくるわ。待ってて。
くみ
うん!
初めてあなたの部屋にお邪魔した時の緊張感は今でも忘れない。 忘れられない。
くみ
こんなところあったんだ!きれい……
たくみ
だろ?
たくみ
絶対喜ぶと思ってさ。
くみ
ありがとうたくみ…
たくみ
ねぇくみ...
くみ
ん?なに?
たくみ
好きだよ
初めてのちゅーは、綺麗な空の下でしたよね。
いきなりちゅーしてきたからびっくりしたけど、嬉しかったよ。 ありがとうね。
たくみのお母さん
ごめんね。急に呼び出して、
くみ
いえ。
たくみのお母さん
あのね、たくみ、余命宣告されてるの
くみ
…え
あなたが、病気で余命宣告されてると知った。
くみ
たくみ!
くみ
私も行く!
くみ
つれてって!
たくみ
でも…
くみ
いい!
くみ
私ね、ずっとたくみと一緒って決めたから!
くみ
どこへだって一緒に行く!
たくみ
……
くみ
私と幸せになろう!
たくみ
…わかった
たくみ
かあさーん!
たくみ
できたよ!
たくみのお母さん
えらいわ、よくやったわね。
たくみ
かあさんが気に入らない人は消すから。任せて。