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結局久しぶりに演奏した疲れもあり
とりあえず...きよ先生に頭を下げた
愛子
きよ
きよ
きよ
きよ
愛子
スタジオから出て外に出た
まぐろ
まぐろが空を見上げている
愛子
愛子
愛子
私も空を見上げた
やっこ
やっこ
三人とも頷いた
あいす
あいすちゃんが、店内の冷房に 感動していた
愛子
愛子
四人で椅子に座り 各々飲み物を飲みながら
やっこ
やっこ
やっこが思い出したように 鞄から使ってないプリントの裏を テーブルの真ん中に置いた
まぐろ
あいす
あいす
皆の案をやっこが文字にしていく
愛子
愛子
愛子
あいす
あいす
あいす
あいす
愛子
愛子
肝心なことを忘れていた。 バンド名を決めてなかった
やっこ
四人とも暫く無言になったが
やっこ
やっこ
やっこ
まぐろ
あいす
あいす
あいす
やっこ
やっこ
げらげらと笑うあいすちゃんに やっこもつられて笑いながら話す
愛子
愛子
全く案なんて思いつかなかった 私にしてみればそれでも良かった
愛子
まぐろ
思わずまぐろの大声に周りの 視線を感じて
私は慌ててシーッ!と人差し指を 鼻に当てた
まぐろ
あいすちゃんとやっこは ツボにハマったらしく大爆笑している
愛子
私も笑いながら頷いた
やっこ
やっこ
やっこ
三人とも頷いた
やっこ
やっこ
まぐろ
愛子
愛子
愛子
愛子
私が嬉しそうに拍手すると 三人とも拍手した
翌日───
やっことまぐろが教室に 入ってくるのが見え、あいすちゃんと 共に立ち上がった
やっこ
やっこがポスターを広げた
可愛く綺麗に仕上がっており、 四人の似顔絵もついてる
あいす
愛子
やっこ
やっこ
やっこ
あいす
あいす
あいす
やっこのポスターに あいすちゃんが見蕩れてる中
まぐろが何か言いたそうな表情 だったのに気づき
愛子
まぐろ
まぐろ
まぐろ
愛子
愛子
愛子
愛子
まぐろ
まぐろ
まぐろ
あいす
あいす
まぐろ
まぐろ
まぐろ
まぐろ
まぐろ
まぐろ
あいす
まぐろ
やっこ
やっこが残念そうに呟いた
正直安心した私がいたのは 事実だったけれど...
まぐろ
まぐろ
まぐろ
まぐろ
まぐろが動画を再生する そこにはむーみんと もう一人の女性が立っていた
むーみん
むーみん
むーみん
みねすとろーね
みねすとろーね
むーみん
むーみん
やっこ
やっこ
あいす
あいす
むーみん
むーみん
むーみん
むーみん
むーみん
むーみん
まさか私の知らない場所で バンドを組んでいたことは 想定外だったが...
思わず食い気味に動画を見た
むーみん
むーみん
演奏が始まりみていると
やっこ
まぐろ
愛子
愛子
みねすとろーねがベースを弾きながら 歌っている
まぐろ
やっこ
チャイムに気づき慌ててまぐろと やっこが走っていく
愛子
手を振り見送った
愛子
愛子
愛子
たまたま、私とあいすちゃんは 自習になった為、 先程見せてくれた動画を イヤホン越しに聞いていた
愛子
愛子
愛子
愛子
愛子
ちゃんと──伝えなきゃな
放課後、いつものマツケンに 行くと既にやっことまぐろがいた
愛子
あいすちゃんと二人で中に入り 椅子に座った
まぐろ
まぐろ
まぐろ
やっこ
ガチャ、と扉が開くと きよ先生だった
愛子
きよ
きよ
きよ
やっこ
きよ
きよ
なんて言いながら きよ先生もいつもの場所に座った
やっこ
愛子
愛子
愛子
愛子
やっこ
あいす
まぐろ
とりあえず深呼吸した
もう...過去のことは葬りたかったけど
愛子
私は改めて座り直して、 鞄から飲み物を出して 喉に流し込んだ