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コメント
2件
こんなに泣いたの久しぶりってくらい泣いた。やっぱ茉奈ちゃその作品大好き💕特にもとぅーきの最初の闇シーンが癖😭改めて本当にお誕生日おめでと!
My Birthday作品
約束🫧
〜mtk side〜
10月13日
どこか遠くに行きたくて
いつも通りひとりぼっちの暗い部屋に身を潜ませる
いつもは抑えられる衝動が
今日だけは抑えられなかった
誰かにバレてしまわないように
今日もまた 僕の中のネガティブな言葉たちを消費していく
「すべて捨てて消えてしまいたい」
それが僕の本当の願いだから
…
日々思う
愛されないのなら
求められないのなら
自分の生きている意味なんてないって
耳を塞いでも聞こえてくるアンチの言葉
目には見えなくても その存在は変わらなく僕を刺激してくる
いつしか
自分を求めてくれている人も信じられなくなり、 自分の勝手な妄想で鬱状態に追いやられた。
誰も僕のことなんて愛してない。
誰も僕自身のことになんて興味がなくて
消えたってどうせ気付かれない。
無駄な想像力が働いて 自分の胃をまた刺激する
その繰り返しだった
今日だけは違った
いつも以上の吐き気とめまい
どれだけ嘆いてもその分だけ積み重なって増えていく 汚染された言葉。
どれだけ心配の声をもらっても
心の何処かにぽっかりと穴が空いていて
何も満たされることはなかった。
本当に耐えきれなかった。
2:41
2人は僕が消えちゃったら悲しい?
ミセスのグループチャットにはそんな文章が並んでいた
沈黙が続く
1時間以上経っても返信はこない。
送信を取り消し、また1人闇の中で嘆く。
「消えちゃいたいよ、、」
〜wki side〜
5:00
〜♫
アラームが鳴り 少し軽くなった体を起こして窓を開けると、 鳥が1日の始まりを告げていた。
アラームを止め、そのままスマホの画面に目をやる。
相変わらず整理されていない通知画面に目をやり、 今日も出かける準備をする。
今日は今年最後のレコーディング。
この曲はミセスにとって大切な曲で
元貴の
「日本の未来を明るいものにしたい」
という強い意志が込められているそうだ。
朝食を軽く済ませ、上着を羽織って僕は家を出た。
数分後
家の前に着いてすぐに気が付いた
元貴はここには居ない
締め切っているカーテン
人影のない感じ
でも僕達にはもう一つ思い当たる場所があった
wki
スタッフさんはすぐさまエンジンをかけ 海までの長い道のりを走らせてくれた
待っててね。元貴。今助けるから。
僕は泣きそうになりながら 震える涼ちゃんの手を握って小さく頷いた
〜mtk side〜
もう何も考えられなくて
気が付けば海にいた
浜辺には誰もいなくて、少し寂しげがあったけど
その孤独感が僕を安心させて苦しめた。
…
歩き疲れてヘトヘトな体を引きずって
僕は冷たくて静かな海にゆっくりと身を沈めていった。
〜wki side〜
目的地についた僕達にはすぐさま身を降ろした。
元貴…元貴…
僕達は無我夢中で一人の大切な人を探し続けた
…
走り回ったせいで体がボロボロになり めげそうなそんな時だった
…🫧
静かな海からかすかにブクブクという泡の音が聞こえた
元貴…!
僕は海に飛び込み冷たく凍える彼を抱き上げた
mtk
遠くに行って分かったことがあった
現実から逃げて遠くに行けば
全部消えて楽になれるって思ってたけど
結局変わらない世界にひとりぼっちで寂しいだけだった
そして
僕のことをわかってるのは二人だけ。
僕のことを見つけられるのも二人だけ。
だからさ、
涼ちゃん。
若井。
見つけてくれてありがとう。
…
もうどこにも行かないよ。
〜Fin〜
こんばんは
そしてすみませんでした🙇♀️
書いてる途中データが吹っ飛びまして、21時30分くらいから書き直し作業に入っていました(言い訳)
今日誕生日だったんですよ。わたし。
だから、みなさんに感謝を込めた作品をかきました📝
面倒くさい性格の私ですが 今年もよろしくお願いします!
改めていつもありがと!
スタジオに着くと
誰よりもはやく来て練習をしている 涼ちゃんの姿が見られた。
いつもだったら後ろから元貴が絡んで みんなでじゃれ合うのが流れだが、
今日は肝心の元貴がまだ来ていなかった。
wki
ryok
涼ちゃんは不思議そうに言った
ryok
wki
ryok
そんなふうにじゃれ合っていると
次々にスタッフさんやサポートメンバーの方々が 揃っていき
残りは元貴だけになっていた
スタッフさん
スタッフさん
嫌な予感がした。
すぐさまミセスのグループチャットに 連絡を入れることを試みる。
画面を開くと3:59送信取り消しの跡が残っていた。
wki
涼ちゃんは険しい顔をして言った
ryok
僕達はスタッフさんに車を出してもらい、 元貴の家まで行くことにした
〜mtk side〜
やっと楽になれる
そんな時、誰かの優しさに包まれた
海という孤独の世界から抜け出すと 涙でぐちゃぐちゃになった2人がこちらをみていた
2人に話しかけようとすると 喉に入り込んでいた水が喉に突っかかる
mtk
mtk
胸に残った罪悪感
なんで1人で死のうと思ったのだろう
僕はその場に泣き崩れた
まるで子供のように
mtk
そんな僕を2人は強く優しく抱きしめてくれた