TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

翌朝。

今日はLIVE前のダンス練習の日だった。

市川慶一郎

よし

服を鏡の前で整え、鞄を肩にかけて部屋を出た。

身バレ防止の帽子とマスクも忘れずに。

3人・3人の比で2つのタクシーに乗り込んだ。

俺の乗ったタクシーは

さつき・清春・俺の3人だった。

市川慶一郎

今日何曲くらい練習するか知ってる?

仮屋瀬さつき

えーっと確か…

仮屋瀬さつき

2曲くらいだった気がします…

仮屋瀬さつき

だよね?きよちゃん

六花清春

やったっけか?

六花清春

Heroとハコイリムスコ2の2曲やった気がするな

市川慶一郎

そうだった

市川慶一郎

さんきゅ

市川慶一郎

イメトレしとこ笑

仮屋瀬さつき

おー流石笑

こんな雑談をしながら、スタジオに向かった。

スタジオに到着した。

いつもの部屋に入り荷物を降ろした。

双葉小太郎

頑張ろうね

四季涼雅

うん!

まずはHeroの練習。

部屋中にシューズのキュッキュッという音が響く。

市川慶一郎

はあ…はあ…

六花清春

ふう…!

双葉小太郎

汗が凄い笑

仮屋瀬さつき

あれ、市川君水飲まないんですか?

市川慶一郎

ああ、おれもう少し練習してから飲むよ

仮屋瀬さつき

倒れますよ?

市川慶一郎

んな大袈裟な笑

ダンスはメンバーよりかは苦手な方で

今まで足を引っ張ってきた。

こういう少しの時間でも、上手くなるように努力したい。

市川慶一郎

……っ

部屋中に、俺のシューズの音が響く。

やっぴ

おつかれ〜

椚三波斗

おお、やっぴさん

仮屋瀬さつき

お疲れ様です!

市川慶一郎

あ、お疲れ様です

突然やっぴがスタジオに入ってきた。

やっぴ

今休憩中?

仮屋瀬さつき

はい

やっぴ

じゃあちょっと言わなあかん事があんねんけどさ

やっぴ

さっきメールで送ったけど見てくれた?

四季涼雅

なんですか?

双葉小太郎

…?

やっぴ

LIVEが延期になった

市川慶一郎

…え?

六花清春

え?うそや

椚三波斗

え、なんで?

やっぴ

コロナがどーちゃらこーちゃらで

やっぴ

いつまでかはまだはっきりわからんけど

やっぴ

落ち着くまで延期になった

俺らはその言葉を聞いて、何て言えばいいのか分からなかった。

仮屋瀬さつき

……

市川慶一郎

……

米村海斗

おつかれー

やっぴ

あ、おつかれ

米村もやっぴに続けて入ってきた。

米村海斗

あ、みんな聞いた感じ?

米村海斗

LIVEの話

やっぴ

うん、話した

米村海斗

そっか

やっぴ

みんなショックやと思うけど

やっぴ

無くなったわけじゃないから

やっぴ

練習が伸びるってポジティブに捉えよ?

双葉小太郎

…そうですね!

双葉小太郎

みんな頑張ろ!

六花清春

そやな、無くなったわけじゃないからな

仮屋瀬さつき

待ってくれてる人達には申し訳ないけど、仕方ないよね!

市川慶一郎

よし

市川慶一郎

気合い入れるぞ

仮屋瀬さつき

はい!

俺ら6人は、延長したことによってより気合いが入った。

ファンの人たちを待たせてる分、最高のパフォーマンスにしよう!と。

やっぴ

じゃあ練習続けて頑張って!

米村海斗

俺らこっちで見てるわ

2人はスタジオのドア付近に体育座りに座った。

市川慶一郎

じゃあHeroもう1回踊る?

仮屋瀬さつき

そうですね!

四季涼雅

もう1回踊りたいかも

市川慶一郎

じゃあ始めるよー

仮屋瀬さつき

はーい

Heroの音源が流れ始めた。

しばらく踊った時、あることに気づいた。

水を飲んでいない。

久々のダンス練習ということもあって、いつも以上に体力が持たない。

水を飲まないと尚更。

けど、もう少しで曲が終わるから、終わるまで頑張ろう。

市川慶一郎

…はぁ

市川慶一郎

……はあ

その事に気づいて少しの間踊っていると、視界が白くなってきた。

市川慶一郎

やば……

途端に足元に力が入らなくなり、しゃがみ込んだ。

やっぴ

どした?!

米村海斗

市川?!

四季涼雅

えどした?

仮屋瀬さつき

市川君?!

椚三波斗

え何?

双葉小太郎

大丈夫?!

市川慶一郎

はあ…はあ…

だめだ…

頭が重くて、力が入らない…

そのまま俺は、その場で倒れてしまった。

素直な気持ち【9bic】

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

35

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚