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ユウヤ
ミカ･･･
ミカ
どうしたのー？
ユウヤ
最近僕に変なウワサが流れてるって聞いたんだ･･･
ミカ
あーそれ
ミカ
結華から聞いたよ
ユウヤ
本当だったんだ･･･
ミカ
ウワサの内容は、「ユウヤが殺人を犯した」ってウワサ
ユウヤ
ミカ、僕が殺人を犯したって信じてる？
ミカ
私の彼氏だもんそんなの信じたくないよ
ユウヤ
ミカ･･･ありがと。
ミカ
いいのいいの
ミカ
もしかしたらだけど･･･
ユウヤ
どうしたの？
ミカ
誰かがユウヤに濡れ衣を着せてるんじゃないかなって
ユウヤ
有り得るね
ミカ
そういえば、1つ気になることあったんだった
ユウヤ
そうなの？
ミカ
うん
ミカ
みんなそんなこと一言も言ってなかったのになんで結華だけ知ってたの？
ユウヤ
これは僕の予想だけど
ユウヤ
結華が殺人を犯して、ミカが僕を嫌うように仕向けて僕に濡れ衣を着せた。
ミカ
有り得るね･･･
ミカ
１回ルナに聞いたんだけど結華もユウヤのこと好きだったんだって
ユウヤ
それで僕がミカを選んだからかな･･･
ミカ
あ、誰か来たからまた後でねー
ユウヤ
結華かもしれないから気をつけてね。
ミカ
ありがと！
数分後
ユウヤ
ミカ･･･
ミカ
さっき来た人？
ユウヤ
うん･･･
ミカ
結華だったよ･･･
ユウヤ
なんか凶器持ってた？
ミカ
今夜だからあんまりわかんなかったけど何か持ってた
ユウヤ
良かった･･･
ミカ
え？
ユウヤ
だって僕レオト（結華の兄）に聞いたんだけど、結華が包丁を持って出ていったって
ユウヤ
ミカが殺されたかと思ったよ
ミカ
アハハハハ
ユウヤ
ミカ･･･どうしたの？
ミカ
だって私
結華だもん
結華だもん
ユウヤ
じゃ、じゃあもう･･･ミカは･･･
ミカ
アハハ
ミカ
なんで私を選ばなかった？
ミカ
選んでれば･･･こうならなかった
ユウヤ
え？
ユウヤ
気味悪い！サヨナラだ！
この時のユウヤは本当に思わなかったのだ。
自分が
殺されることに
ミカ
･･･
ミカ
あーあ
ミカ
もっとミカになりすませばよかったか
ミカ
まぁ･･･ユウヤくんも
ミカ
殺すけどね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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