コメント
5件
一本だけがポイントなんだ 自分の好きなものによってさらに辛くなるの悲しすぎるよ… ちゃんと花言葉も考えて構成できてるの尊敬すぎる! 一話一話がこんなに満足感ある話なかなかないよ 天才!神!
やばい、まじで泣ける😭😭 物語めっちゃ凝ってて 尊敬でしかない…🙏🏻✨️ やはり私より上手いな?😎 続き気長に待ってますっ!🫡
⚠️過呼吸表現、血流表現があります
cp表現もあるので、苦手な方はブラウザバックを……
画面を明るくしてみてみてね
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君に最初で最期の花束を
#1 贈る花束
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撮影が決まってから、ずっと考えていた。 でも、中々決めることができなくて、ついに当日を迎えてしまった。
no
ゆあんくんの好きなものと言ったらななチキしか思いつかなくて悔しい。
ふと、目の前の薔薇のブローチを手に取ってみる。
no
僕は、あそこへと向かい走り出した
色んな花の匂いが混じった、重い匂いがする。
それすら気にならないほど、俺の心臓は高鳴っていた。
元から、買うものは決めていてなおきりさんの好きな花をあげることにした。
無知ながら、花言葉を調べてみたり、持ちがいいものを選んでみた。
口角が自然と上がる。
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そんなこんなで、お互いプレゼントには触れない
俺自身、気まずい雰囲気に押しつぶされそうで、声が変に高くなった
no
ya
咄嗟に回った口に声が裏返る
no
大人っぽい雰囲気を見せてからこれだよ……
まったく、罪な男だね。ほんと
ya
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自分で調べた花言葉が頭に浮かんでくる。
顔が熱くなっていくのがわかる。
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ya
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知ってるも何も、花言葉を調べている時に、見た
ya
no
花言葉知ってる。なんて言ったら、なおきりさん
どんな顔するのかなぁ
最終的に、全員カップル成立ということだった
もちろん、これは動画内
現実ではありえないことなのだろうな
空は、夕方なのに青くて、太陽の周りが、少し橙に染まっている
秋だからか、夏より空が澄んで見える
メンバーはいない。2人で花瓶を買いに行くところだ
昼間は人で賑わっているここも、今は僕とゆあんくんの2人だけ
車の音や雑音も少なく、聞こえるのは風の音くらいだから、世界に僕ら二人だけなのかもなんて思ったり、
no
ゆあんくんを見ると、僕があげたカーネーションを大事そうに抱えている
ゆあんくんは、頬を紅く染めており、その原因が僕であったらいいのにと思う
きっと、冷たい風のせいなのだろう
ふと、自分の手元を見る
ゆあんくんがくれた、スターチス
花言葉知ってるよ。なんていったら、今より頬を紅くしてくれるのだろうか
なんてくだらない
僕は、君に恋をしているんだ。きっと
男であり、メンバーである君に
ya
話しかけられたことにより、少し肩が上がる
ya
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ゆあんくんがさっきよりも紅く頬を染めた
あ、ゆあんくんが紅い原因は、僕だったんだ
と、胸の高揚を感じた
no
ya
お互い、目線を合わせない
合わせられない
信号が青になり、2人で歩き始める
バラバラな歩幅だけど、歩く速さは同じだ
ねえ、ゆあんくんも僕と同じ気持ちなの?
そう、聞いてもいいのかな
no
ya
キキーッッッッッ
ドンッ
no
no
漫画や、アニメのようにスローモーションなんかには、ならなかった
一瞬。ほんとうに、数秒の間に
君の身体が吹き飛んだ
思った。
あ、轢かれたんだ
車が去っていく。逃げていく
僕たち2人から
no
ふらふらとした足取りで、ゆあんくんのもとへ行く
すぐさま、救急車を呼ぼうとした
したんだ
けど、できなかった
分かっちゃったんだ
君を見た瞬間
頭から流れる血、あちこちにあるかすり傷、ピクリとも動かない胸、音のなくなった心臓
全部が、君を死んでいるって、僕に教えてくる
no
ポケットからスマホを取り出そうとして、地面に落ちる
血溜まりの中に、落ちる
再び拾おうとは思えなくて、手を引っ込める
遠くの方に投げ出された、カーネーション
ゆあんくんは、僕を庇って死んだ
僕が殺したも同然だ
その事実と、まだ背中を押されたときの感覚が残っていて、酷く気持ちが悪い
no
結局あの後、たまたま通りかかった人が通報してくれた
はじめは、僕が犯人かもしれないって、警察の人に捕まえられた
でも、防犯カメラを見て、開放してくれた
別に開放してもらわなくてもよかったのに
ゆあんくんは、あの後病院に運ばれて死亡が確認された
即死、だったらしい
何を思えばいいのだろうか
きっと、あのときゆあんくんに息があったら、もっと辛かったんだろうな
お葬式……いつぶりだろう
確か最後は、おばあちゃんが死んだときだったはずだ
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na
みんな、泣いてる
僕のせいで
僕は、泣けない
今すぐ泣き出したい気持ちはある
なのに、涙が枯れたように出てこない
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じゃぱぱさんも、泣いていなかった
じゃぱぱさんに、百合の花を手渡される
真っ白な百合
そんな白色が、黒色に見えてしまって、仕方がない
ねえ、じゃぱぱさん。百合の花言葉…知ってますか?
言ったら、どんな顔しますか?
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活動をやめて、しばらく会っていなかったるなさんも、葬儀場に来ている
久しぶりの再会に喜ぶなんて到底できないほど重苦しい空気
僕がこうしたんだ
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みんな、ゆあんくんに最期の1言を残し、花を棺に入れてる
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じゃぱぱさんに背中を押される
一歩、また一歩とゆあんくんの方へと進む
みんな、僕のことを見ている
no
なんだか、変な気持ちだった
言いたいことは、たくさんあるのに
頭がぐるぐるして、何を言えばいいか分からない
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ゆあんくんに、もっと近づいて
棺を、勢いよく開けた
繊細さの欠片もなかった
ドゴッ
蓋を投げ捨てて、中にはいっている百合の花を掴んでは投げる
腕を、掴まれる。メンバーに止められる
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no
自分の声とは思えないほど掠れた声
喉が熱い
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あれ、僕今、息できてない?
苦しい……気がする?
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ごめんね、ゆあんくん
ごめんなさい
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頭が痛い、身体が痺れて動けない
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どうも記憶がないもんで、シヴァさんの言うことにピンとこない
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と、シヴァさんに笑いかけられるけど、目を見ていられなくて布団に潜る
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食欲、ない
そう言おうとしたけど、言い終わる前に部屋を出ていってしまった
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おにぎりの乗ったお盆が、目の前に置かれる
手は痺れていて、動かすのがやっとというところだ
ひとつ、手に取って口にいれる
丁度いい塩加減。温かいごはん
まさに染み渡るというやつだ
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自覚がなかったもので、少々驚く
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no
ボロっと、ご飯が落ちてしまう
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no
と、お皿におにぎりを戻す
半分食べたか食べていないというところだろうか
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いつもの、元気いっぱいで耳をつんざくような声ではなく、ひどく落ち着いた声だ
今なら、なんでも聞いてくれるのかもしれない
言っていいのかもしれない
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からぴち、しばらく辞めてもいいですか?
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no
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ガチャリ
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正直大丈夫じゃないと思う
シヴァさんもきっとそう思ってる
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ふと、靴箱の上の花瓶を見る
昔、ゆあんくんと一緒に壊しちゃったものだ
なおきりさんが大事にしていた花瓶だったから、相当焦ったな。なんて
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NEXT…♡500