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りるら
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#しょしんしゃまーく🔰
え ー た ん !
2,459
どいてくださいッ!
静かな街に、救急隊員の声が響く。
意識がありませんッ!
すぐに搬送しますッ!
ストレッチャーに乗せられるぷりちゃんを見て
俺は足が動かなかった。
あっきぃ
震える声で呼ぶ
返事はない
さっきまで笑っていた親友が、目を閉じたまま動かない。
あっきぃ
救急車のドアが閉まる
赤いランプを照らしながら消え遠ざかっていく
白い廊下。
時計の針だけが静かに進んでいる。
俺は待合室の椅子に座ったまま、何時間も動けなかった。
制服の袖には、事故のときについた小さな汚れが残っている。
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
考えても答えは出ない。
それでも、自分を責めることしかできなかった。
しばらくすると、診察室の扉が開く。
付き添いの方は…
先生の声に、俺は立ち上がる。
あっきぃ
命に別状はありません。
その一言で、張りつめていた力が抜けた。
あっきぃ
思わず涙がこぼれる。
しかし先生は、少し表情を曇らせた。
ただ、頭を強く打っています。
目が覚めてから、詳しく検査をします。
あっきぃ
カーテンの隙間から朝日が差し込む。
病室には、心電図の電子音だけが静かに響いていた。
ぷりちゃんの指先が小さく動く。
あっきぃ
俺は立ち上がる
ゆっくりと、ぷりちゃんが目を開ける。
ぷりっつ
あっきぃ
掠れた声で俺は言う
ぷりちゃんはゆっくりと辺りを見回す。
ぷりっつ
その時、先生が病室へ入ってきた。
少し確認しますね。
先生は優しく微笑んだ。
自分の名前は?
ぷりっつ
学校は?
ぷりっつ
あってますよ。今日は何月何日か分かりますか?
ぷりっつ
先生は小さくうなずく。
あっきぃ
ちゃんと覚えてる。
もう大丈夫なんだ。
そう思った。
では最後に。
先生は、俺へ目を向ける。
この子は誰ですか?
ぷりもゆっくり視線を向けた。
目が合う。
沈黙
ぷりっつ
俺は笑った。
あっきぃ
あっきぃ
ぷりは困ったように眉を下げる。
そして、小さく首を振った。
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
その瞬間。
俺の笑顔が消えた。
あっきぃ
ぷりっつ
先生がすぐに質問を続ける。
学校のことは覚えていますか?
ぷりっつ
クラスメイトは?
ぷりっつ
事故のことは?
ぷりっつ
先生は静かに息をついた。
どうやら、一部の記憶だけが…
しかも……
先生はカルテを見つめる。
あっきぃさんに関する記憶だけ…
病室が静まり返る。
あっきぃ
俺の声は震えていた。
昨日まで一緒に笑って、
一緒にアイスを食べて、
「卒業しても一緒に帰ろう」
そう約束したのに…
その約束ごと、
ぷりちゃんの記憶から消えてしまっていた。
俺は何も言えず、その場に立ち尽くす。
ぷりちゃんは申し訳なさそうに目を伏せた。
窓の外では、昨日と変わらない青空が広がっている。
なのに、二人の世界だけが、昨日とはまるで違っていた。
コメント
1件
ああ、もうこれ…胸が痛いわ…😢 「君は……誰?」って、あっきぃだけ記憶から消えるって、その設定だけで泣ける。 昨日まで一緒に笑ってた親友が、自分だけ知らない人みたいに見てくる距離感、怖いし切なすぎる。 「俺のせいだ」って自分責めるあっきぃの心情も、めちゃくちゃ伝わってきた。 次、どうなるんだろ。記憶戻るのか、それとも新たな関係を築くのか…続きが気になりすぎる🔥