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これは生まれて間もない
頃の記憶だ
これは生まれて間もない
頃の記憶
???「お前たちの姉は俺たちと違う」
俺と姉さんは違う?
私と姉は違う
俺はそう言われた
私はそう言われた
でも実際は違った
そんなわけなかった
実際にそうだった
俺たちと血が繋がった実の姉だ
姉さんは家で奴隷のように使われていた
でも姉さんは笑顔だった
俺を心配させないよう
でも俺は知っていた
服の裏には無数の痣があることを
そんなある日の出来事だった
俺たちの家は山の中で誰も
来ないところにある
でもある男が来た
その男は弱いにも関わらず
私たちを下に見ていた
でもその男は
私たちと
似ているような
似ていないような
そんな感じがした
その男の目的は俺たちで
俺たちを鬼にすると言い出した
俺はこれで寿命が消えるならと思い
鬼になることに同意した
私は弟がなると言ったからなった
そんな俺は
そんな私は
上弦の零
上弦の零
かなと
かほ
俺は姉貴に
内緒であることを
調べていた
俺が
人間だったら14の歳に
その調べてることに
たどりついた
これがあの人の為に
“なってることを”
祈るだけ