テラーノベル
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Qnly
静かな夜。
この空間にも、"夜"という 存在はある。
部屋は少しばかり暑くて
けれどそれを解消する物もなく、
どうにもなれないこの状態。
Qnly
どうしよ…
…いつも、何してたっけ
……あれ、
Qnly
Qnly
自分の名前はわかった。
Qnly
それが本当の名前かは
Qnly
なんで…だろう……
Qnly
着信音が部屋に反響する。
Qnly
慣れた手つきで指を動かす。
こんな環境にいたのだから、
何も見えなくなってても おかしくはないのだが。
Qnly
Qnly
眩しいくらいに光るその液晶には
1つの記事が映されていた。
『流星群』
この言葉がはっきりと見える。
きっと今日が、その日。
Qnly
そう言って光を消そうとしたとき
__ふと、何かが頭を突っ切った。
Qnly
そして何故か、
自身の足は勝手に動き出し、
自分の机だったと思われる物に 付いている、 引き出しを開けていた。
Qnly
その中に、ある。
薄っぺらいけど、分厚いもの。
色は薄いけど、それより濃いもの。
今は冷たいけど、暖かいもの。
Qnly
Qnly
Qnly
そうして何も準備せず、
部屋を出た。
机の上には、
"1つの思い出"が置かれていた。
コメント
3件
好きすぎて泣きそう………(T^T) 本当の名前かは分からないのに分かってる……ん"~……?どういう事だろう……?? 流星群!!✨1つの思い出、?って事は何かを約束してたのかなqnは………