TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

すげぇ田舎じゃねぇかよ〜。

少年

おかあさーん!御守り買いたい!!

そうね。せっかく来たんだし御守り買いましょっか

そういって彼女は健康御守りに手を伸ばした

お!若い人でも健康御守り買う人いるんだな〜!

親子は健康御守りを買ったが、空が憑いている御守りではなかった。しかし、田舎の小さい神社。健康御守りは残り空の御守り1つとなった

人来ないなーー

あの親子以来、何人かは来たけど御守り全然買っていかないじゃん!

そのまま時間が経ち、時刻は16:30。空が赤くなってきた。

そんなとき、階段を上ってくる1人の女性が見えた。彼女はゆっくり歩いて拝殿の前で止まった。彼女は深いお辞儀を2回し、手を合わせた。

もうどれくらい経つだろう。彼女はすごく長い間手を合わせている。20歳くらいだろうか。クリーム色のワンピースで長い金髪とスラリと高い丈。そんな彼女の背中は何か大きな物を背負っているように見えた。

女性

…。

(何お願いしてるんだろう…)

(こっち向かってくる!!)

彼女は御守り売り場の前で止まった。

女性

すみません。これください。

俺は今、女性の家にいる。そう。彼女は俺の御守りを買ったのである。

キレイな女性に買ってもらったんだ。すげぇ嬉しい

しかし、神妙な面持ちで長い間手を合わせた後、健康御守りを買ったから何か重い病気にでもかかっているのか

女性

ねぇ

女性

ねぇって

なんだ独り言か?

女性

いいえ。あなたに話してるの。

っっ!?!?

人間が俺の姿を見えるわけ…!

女性

見えてるよ

なんでええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?

女性

なんでだろう笑
わたし、今まで幽霊とかおばけとか見たことなかったんだけどな!笑

(この子、意外と笑うんだ。っていうかってことは俺以外の神の姿は見えてないのか)

俺は幽霊でもおばけでもない

女性

やっぱりー?なんか幽霊って言われるとちょっと違うって言うか。でも人ではないもんね。さっき浮いてたし!

お、俺は神だ、、!君が買った御守りに憑いて、今日から1年間君の健康の手助けをする。

女性

神ー!?あなた神様なの?そうは見えないけど

なっ!?俺は神様だぞ!

女性

神様ねぇー笑
私があなたの御守り買った時、すごく嬉しそうな顔して着いてきてたけど笑

そこから見えてたのかよ!言ってよ!

女性

私も最初は信じれなくて笑

女性

あなた名前は?

そら。

女性

神様だけど意外と人間ぽい名前してるのね笑
私は澪(ミオ)。よろしく。そら

(人間に空って呼ばれるなんて…。調子狂うな…)

よ、よろしく…

そういえばなんで健康御守り買ったの?

女性

だって、買ってほしそうな顔で見てたじゃん

してねぇわ!!そんな理由でっ

女性

うそうそ

女性

私病気なの

(…?)

女性

重いね。余命宣告されちゃって。あと1年も生きれないみたい

この作品はいかがでしたか?

26

コメント

1

ユーザー

いいですねえ

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚