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ママ
ミヤー 気をつけるのよ。ここで待ってるからね。
ミヤ
はーい。わかってるから大丈夫！行ってきまぁす！
芝生
ミヤ
いただきまぁす！
ミヤ
ん〜〜！やっぱご飯は美味しいな〜。もう一口……
ドンッ！
ミヤ
痛っ！…ッ！背中が……！
ダッ！ 背中に痛みが走るもの、逃げる
男
おーい！逃げたぞ！
男
追いかけろ！
ミヤ
何なの…？こわい…あの人達誰？？
クラっ
ミヤ
え……何かフラフラする…
バタッ
男
早く捕まえろ。車に乗せるんだ。
約一時間後
ミヤ
……ん。えっ！ここどこなの！？
キャアアアア！！
ミヤ
嫌っ！何なの！？あの声…何かあったの…？
ハナ
あの……大丈夫ですか？
ミヤ
え。私以外にも居たなんて……ここは何処なんですか！？
首を横に振る
ハナ
ここが何処なのかも、全くわかりません。
ハナ
わかっていることは一つだけ。
ミヤ
何なんですか……？
ハナ
さっきの叫び声を聞いたでしょう？
ハナ
ここにいる者は皆、殺されるんです。
ミヤ
え………？殺される？嘘でしょ…
ハナ
現実なんです。この部屋にいる者は皆…
ハナ
移動させられてっています。私達。一部屋全員殺されて、また次の部屋の人が殺される…
ハナ
こういうカラクリみたいです。
ミヤ
イヤ…こわい…
ミヤ
嘘だっ！ありえないよ……！ママッ！たすけて！
ハナ
無駄なんです。もう死ぬしか………
ミヤ
アハハ………まだ生きたかったな…
ハナ
私もです。いきなり捕まってここへ連れてこられて…
ハナ
家族とも離れ離れ。何でこんなことするのかわからない…
ミヤ
あのっ！まだ名前聞いてなかった！私…ミヤって言うんです。
ハナ
ミヤちゃんね。私はハナっていうの。よろしくね
ハナ
もう長くないけど…
ミヤ
私達、最後の友達だね。
男
ほらっ！つぎはお前たちの番だぞ。進め
ミヤ
私達、殺されちゃうんだ！
ミヤ
嫌だよ…
ミヤ
ママ…
ハナ
ミヤちゃん。
ハナ
最後の友達になってくれてありがとう！
ミヤ
私こそありがとうございます。
ハナ
また、天国でね！
ミヤ
はい！
シューー… （毒ガスが撒かれる）
男
みんな…ごめんな。ここは保健所だから仕方ないんだ…
男
こんなこと…したくないのに。仕方ないんだ。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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