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この時、雨の設定にしています。晴れだと思わないでください。圧))
ザザザザー(雨の音)
私は傘も持たずにただ立ち尽くしている
頬を濡らすのが雨なのか涙なのかも分からない
(竜くん、裏で笑ってたよ?)
由美
竜
私は振り返らずに、方を震わせる
由美
後ろから制服越しに私の腕を掴む
竜
振り払おうとしても彼の力が強すぎて動けない
由美
由美
竜
由美
竜
由美
激しい雨の音だけが響く
竜
竜
竜
心臓が凍りつく
由美
竜
彼はそのまま私を追い越して前の中へ消えていく
ベッドの上でびしょ濡れの制服のまま、スマホを見つめる。
彼のトーク画面:メッセージはありません
誤爆してしまったところから見返す。
[おはよ][明日楽しみだな!][埋め合わせ、何がいい?]
由美
震える指で打ち込む
『ごめんなさい……』
送信ボタンを押せないまま、数分が経過する
やっとの思いで送信する。
ピコン、即座に既読が着く
由美
既読は着いたのに返信は一向に来ない
画面上部の『入力中…』が、出ては消え出ては消えの繰り返し
由美
夜が更けていく。窓の外はまだ雨が降り続けている。