~俺に見向きもしない...だと!? ~
ホームルームが終わった後、俺は転校生をオトすために、 まずは仲良くなろうと考えた
桐生伊吹
水瀬詩緒
桐生伊吹
桐生伊吹
桐生伊吹
桐生伊吹
水瀬詩緒
桐生伊吹
桐生伊吹
桐生伊吹
桐生伊吹
桐生伊吹
桐生伊吹
水瀬詩緒
桐生伊吹
桐生伊吹
桐生伊吹
桐生伊吹
桐生伊吹
水瀬詩緒
桐生伊吹
桐生伊吹
すると...
水瀬詩緒
桐生伊吹
水瀬詩緒
桐生伊吹
水瀬詩緒
桐生伊吹
桐生伊吹
桐生伊吹
おかしいだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?
思わず絶叫しそうになった
こんな子初めてだ 普通なら名前で呼ぶと喜ばれるのにっ....
なんでなんだ....
桐生伊吹
俺は机にひじをつき、彼女の顔を覗きこむようにして見つめた
桐生伊吹
桐生伊吹
水瀬詩緒
桐生伊吹
水瀬詩緒
桐生伊吹
水瀬詩緒
水瀬詩緒
水瀬詩緒
桐生伊吹
きもちわるい?
......き、気持ち悪い?俺が....?
桐生伊吹
桐生伊吹
なんか、もう笑えてくるわ....
桐生伊吹
水瀬詩緒
桐生伊吹
桐生伊吹
あまりのショックに俺は、机に突っ伏したのだった....
【水瀬side】
桐生伊吹
彼は私に微笑みかける
水瀬詩緒
桐生伊吹
桐生伊吹
とても優しそうな人だ
水瀬詩緒
水瀬詩緒
すると彼は...
桐生伊吹
驚いたような表情をした
水瀬詩緒
桐生伊吹
桐生伊吹
内心、ドキッとしたが普通に返事を返す
水瀬詩緒
桐生伊吹
彼は少しの間、黙りこむ
水瀬詩緒
桐生伊吹
水瀬詩緒
水瀬詩緒
水瀬詩緒
水瀬詩緒
桐生伊吹
またもや、黙りこんでしまう彼
水瀬詩緒
水瀬詩緒
水瀬詩緒
水瀬詩緒
さすがに生徒会長に下の名前で呼んでもらうのは、いけないだとうと思い直した私は、苗字で呼ぶようにと頼んだ
桐生伊吹
彼の表情が固まった
彼から笑顔が消えたが、少したつと...また笑顔に戻った
桐生伊吹
そして、なぜか私の事を見つめだした
水瀬詩緒
チラッと横目で彼の事を確認すると...
水瀬詩緒
彼が微笑んでいるのだ 私を見つめる切れ長な瞳
改めて思うが、ほんとにカッコいいと思う まず、雰囲気が中学生とは思えないほど大人っぽい
そして...なんといっても、その「顔」
全てのパーツが完璧に整っている 芸能人でも、ここまで完璧な人は、そうそういないだろう
だが、彼に惚れてはいけない
私には...初恋の人がいるのだ
5年前、ある男の子に恋をした その子は、私が小学3年生の時、クラスメイトだった クラスの中心人物でみんなの人気者 勉強もスポーツも出来て優しかったから尚更だ
何もかもが平凡の私には、遠い存在だった 自分から話しかける勇気もないため、会話もあまりした事が なかった。でも、朝、学校につくと挨拶してくれから、毎日嬉し かったし、元気をもらったんだ
こんな毎日がこのまま続くといいなぁ...そう思っていた
だが、終わりは突然やってくる
親の仕事の関係で引っ越すことになったのだ
これで、この学校ともさよならか...
引っ越しの前日 彼が私に言った言葉を私は忘れない
「詩緒ちゃん!離ればなれでも、ずっと友達だよ」
そう、彼は私の事を友達だと思ってくれていたのだ
どんな事でも頑張ろうと思えた だから私は彼の友達に相応しいよう、勉強もスポーツも頑張った
彼のように優しくはなれないだろうけど 少しでも近づけるように努力した
そして、この町に帰って来た
彼が転校してなければ、この学校にいるはずだ
私の頑張りを彼に見てほしい....そして...
必ず、彼 「いちのせ いぶき」 にこの気持ちを伝えるんだ
だから、それまでは他の人を好きになってはいけない
なのに....
桐生伊吹
水瀬詩緒
水瀬詩緒
水瀬詩緒
水瀬詩緒
桐生伊吹
水瀬詩緒
水瀬詩緒
水瀬詩緒
水瀬詩緒
桐生伊吹
水瀬詩緒
私は、申し訳ない気持ちでいっぱいになったのだった
アーシェ(作者)
アーシェ(作者)
アーシェ(作者)
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桐生伊吹
アーシェ(作者)
桐生伊吹
アーシェ(作者)
桐生伊吹
アーシェ(作者)
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桐生伊吹