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数日ベッドに縛り付けられ自由がなかったが今日怪我も熱も全回復してやっと解放された
明日から仕事に復帰
流菜
流菜
私は道中花束を買ってある場所へへ向かう
目的地は──────
私は一つのお墓の前で立ち止まる
流菜
流菜
流菜
織田作も太宰も私を光に導いてくれたのに
私はそれに背を向けた
人を殺すことをやめなかった
きっと今彼が生きていたら私のこと殴ってたんじゃないかな
「何やってるんだ」って
流菜
流菜
流菜
流菜
流菜
流菜
首領の云う通りにすれば何か手掛かりの一つ手に入ると思ったけどそんな事なかったや
流菜
流菜
流菜
返事は帰ってこない
当然だ
死んだ人間は帰ってこないから
死んだ人間とは話せないから
流菜
流菜
私はお墓に背を向けた
その瞬間声が聞こえた
『まだ間に合う、諦めるな』って
聞こえた気がした
流菜
流菜
今度こそ帰ろうと思った
だけど誰かが私の名前を呼んだ
太宰
流菜