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主
主
主
主
颯side
颯
野中さん
先日の告白を断るため、 3組の教室に彼女を呼びに行った。 人気ない校舎裏につき、俺は 口を開く。
颯
はっきりと 自分の気持ちを 口にする。
野中さん
野中さん
颯
面倒がらずに 噂を弁解するのは 俺のためでもあり、 和音のためでもある。
野中さん
野中さんはそう言うと、 足早にその場を去っていった。
ガサッー。
その直後、後ろから 物音がして振り返ると、 和音が涙を流して立っていた。
颯
和音
きれぎれに言葉を 発する和音。
颯
ぶんぶんと首を 振り、
和音
と言う。
颯
和音の心の内まで 読めないし、分からない。
和音
和音
颯
和音
次の瞬間ー。
頬に柔らかい感触が 当たった。
ちゅっー。 そう、頬にキスされたのだ。
和音
それだけ言うと、和音は 校舎に戻ろうとする。
そんな和音の手首を 掴む。
和音
颯
颯
和音
颯
和音
戸惑いつつも ハンカチを差し出した。
和音
颯
和音
颯
和音
颯
何とも言えない 複雑な気持ちに襲われる。
和音
颯
颯
颯
とにかく何度もありがとうを 繰り返す。
ごめんの分だけありがとうを 伝えようと思った。ずっと 幼なじみで居たかったのだ。
和音
そう言うと、和音は 俺から顔を背けた。
こうして、俺のモテ期は 終わったように見えたがここから が全ての始まりだった。
主
主
主
主