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和音side
和音
つい口走った事を 後悔してしまった。
答えはノー。
分かっていた。
自分が恋愛対象じゃない事ぐらい 分かっていた。
幼馴染み以上には絶対 なれないんだって。
特別じゃないんだって。
和音
和音
ポタポタと地面に落ちて シミを作っていく涙。
和音
息を殺し、顔を覆って 泣いた。
凛太郎
聞き覚えのある声に振り返ると、 肩で息をしている彼−。
桃山くんが居た。
凛太郎
和音
凛太郎
凛太郎
和音
またしても涙が込み上げてくる。
和音
和音
次の瞬間ー。
桃山くんは私をグイッと 抱き寄せた。
凛太郎
凛太郎
和音
凛太郎
優しく私の頭を 撫でてくれる。
凛太郎
和音
凛太郎
和音
凛太郎
凛太郎
凛太郎
凛太郎
凛太郎
凛太郎
突然の事に驚いて、 涙が引っ込む。
私を見つめる 桃山くんの瞳に 嘘はない。
和音
和音
ちゅっー。 頬に優しいキスが落ちた。
凛太郎
彼はいたずらに耳元で 囁く。
和音
凛太郎
彼は私の手を引き 歩き出す。
その後、他愛のない会話を して一生懸命に笑わせよう としてくれた。
この人となら もう一度恋をしたいと 思える。
主
主
主
主
主
主
主