あたしは差し出されていたおかゆの掬われたスプーンを口に入れてから言う
桜笑
桜笑
桜笑
見習いくんはあのときみたいにはあとため息をつく
そうしてあたしの頭を撫でる
それが心地よくて、あたしはニコッと笑う
桜笑
桜笑
見習いくんは驚いたように言う
桜笑
桜笑
桜笑
俯いて黙った見習いくんの頭を撫でる
桜笑
桜笑
桜笑
頭を撫でられた見習いくんは居心地が悪そうに頷く
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
また人差し指を口の前で立てた見習いくんは
桜笑
あたしをムッとさせる
桜笑
桜笑
桜笑
プイッとそっぽを向くと見習いくんの笑い声が心地よく、聞こえる
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
見習いくんはあたしの頭をもう1度撫でると立ち上がる
咄嗟にあたしはその袖を掴む
バランスを崩した見習いくんはあたしのベッドに転がる
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
結論から言うとあの子はそのあとすぐに眠った
だから怪しまないで欲しい
僕は何も手を出していない
あれが最後の機会だった
ちゃんとこの子から離れる、最後の。
───好き、なんだと思う
この子が…きっとずっと
だから───
ねえ、大好きだよ
ぎゅーってして?
ちゅーでもいいよ
前言撤回させてもらう
何も手を出さない、なんてムリなハナシだ
俺は彼女の前髪をあげたまま、おでこに軽くキスをした
コメント
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ぎゃあああああああああ!!!最高!!!え、あ、最高です!!!好きい😖💕💕 見習いくんってもしかして普通に生きてる人間……?見習いでも何でもない、普通の……?だとしたら桜笑さんがいろいろ違和感を抱くもの分かる気がする……((今更 桜笑さんいろんな意味で凄いなあ……🤭💭
それでも唇は守った見習いくん、さすがです(´・∀・`)🖤 …え?ちょっっっっと待って?まず死んでなかったの?????!?え!?!?!?ほんとうにってなに!?!?!?こわいこわい!!!そこでめっちゃフリーズしたんですけど…!!