主
主
主
主
主
キーンコーンカーンコーン
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昔から人には何かと頼まれ事をされる、そのせいで損ばかり知る毎日だ
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そこには山積みになった書類があった
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私の視界は半分以上が、書類で埋まっていた
ゆっくりゆっくり階段を降りていく
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グラッ
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日々の疲れが溜まったのだろう、私は階段を踏み外した
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書類を持つ手に力を入れ、まぶたを強く結んだ
私は階段から落ちる…ということにはならなかった
なぜなら
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彼が私を間一髪のところで支えてくれたからだ
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謝ろうとした私よりも先に彼は私の持っていた書類の半分以上を持ってしまった
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私はいわば、廊下のど真ん中でバックハグ状態だった
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濡れた子犬のように彼はしゅんとしてしまった
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私は取り上げた書類の半分を彼に渡した
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彼は空いている私の手を掴んだ
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コメント
1件
尊い。上手。凄いですね!!