これはフィクションです
語りやさん
私
私
かがやいている竹を切ったら小さい女の子が出てくる話ですよね?
私
私
という話ですよね?
語りやさん
語りやさん
語りやさん
私
私
なにをしたの?
語りやさん
かぐや姫はな月でも
さぞかし人気があったそうだ
語りやさん
親へ反抗した。
そして、結果地上に降ろされた‥‥
私
語りやさん
誰かを愛することを
忘れたんだよ。きっとな‥
私
語りやさん
君も見知らぬ街に迷い込んだとする。
そのとき
誰にも助けられずに過ごす
誰かに助けられる
どっちが愛を感じるかい?
私
私
私
私
語りやさん
それと同じだよ。
かぐや姫はいきなり見知らぬ土地に落とされた
そんな時にたまたま出逢ったおじいさんに大切に育てられた‥
語りやさん
それだけではなく
たくさんの人から愛された。
語りやさん
違う愛され方だよ。
語りやさん
本当の愛の大切さを
私
語りやさん
誰かのことを一方的に愛すのでも愛されるのも違うんだ
語りやさん
私
語りやさん
愛がないと思うなら自分から愛を与えなさい。
それがあなたができること
私
ありがとう
語りやさん
かぐや姫のように離れてしまう前に本当の愛に気づくようなことはやめなさいね。
私
ありがとう。
語りやさん‥
ふと空を見上げたら 月がいつもより明るく 光っているだけだった 隣を見ても 誰もいなかった。
あの日のことは 忘れない