愛してほしいは隠し味。

ぬっしーからのお願いｯｯｯｯ！！

後半、初兎くん全然喋ってないけど、 許してください

あと、

※血がﾋﾞｬｰってなってる 背景が出てきます。

※意外にリアルで怖かったので、 お気をつけください

なんで僕がここにいるかって？

そんなの決まってる

もうあの家には帰らないから

実際僕はいらない子

もう用済みだから、 これ以上迷惑をかけないためにも、

ここで1人寂しく死ぬ

スマホなんて壊して持ってないし、

お金も持ってない

あ、

愛も持ってない。 なんてね、

夜なのにこんなに明るい

いつも学校以外で 外になんてでないから。

初めてみることばかりだ。

でも、 僕には刺激が強いかも。

気持ち悪くなって、 無理やり路地に体をねじ込んだ

ここは静かでいいな、

かわいい、

せめてご飯を待ってたら あげれたのに

やっぱり僕は無能やな

走って行っちゃう

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

意味なんてないけど、 ねこを追いかけてる。

なんでかはわからんけど、 1人にはなりたくないって

思っちゃったから。

ｷｷｰｯ！

ドンｯｯ！！

あぁ、最悪や、

轢かれた…

怒られる またｯ

僕はずっと迷惑かけてばかりやな、

情けないｯ、

ねこは無事やったんか、？

わからんけど、

ねこが轢かれるより、 僕が轢かれた方が、

ずっとええやろ

何も聞こえない

何もわからない

痛い

痛いよ。

僕、死んじゃうの?

ま、死んでもええか。

どうせ僕のために 悲しんでくれる人なんておらん

生きたって、 また苦しくなるだけや。

それなら、ここで死んだほうがええ。

どうか、僕をこのまま、 死なせてください

神様がいるなんて信じてないけど、

僕、頑張ったんやから。

最後くらい、僕のお願い 聞いてくれてもええやん

やから、

どうか

どうか

どうか

ついに、 完全に視界が真っ暗になった。

「やっと死ねる。」

最初に思ったんや。

僕、そこまで 生きたくなかったんやな

昔の僕なら、 少しの可能性を信じて、

“生きたい”なんて、 馬鹿らしいことを考えただろう。

今の僕が、 そんな事を思うとは思えないが。

生きたっていい事ないし。

みんな、何を希望に生きてんのか、 分からないぐらいや。

頑張って生きたって、 誰かから祝福される事はない。

拍手をもらえるわけでもない。

抱きしめてもらえるわけでもない。

大好きって言われるわけでもない。

僕がもっといい子で、

もっと可愛くて、

愛想が良くて、

迷惑ひとつもかけなかったら、

誰かしらには、愛されたかな?

こんなふうに、 苦しまずに済んだかな。

考えてるだけで、もう頭が痛い

血が出てんのか、クラクラするし、

もう痛いもわからない。

でも、もういい。

死にたがってる僕が、 「もう許して」って泣いてる。

頑張っても誰も 褒めてくれないのなら

僕が褒めてあげるから。

もういいんだよ。

次、目が覚めた時。 全て終わっている事を。

願って。

おやすみなさい