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俺と吸血鬼の彼

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俺と吸血鬼の彼

1 - 救ってくれた人

♥

232

2025年03月24日

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暴力表現あります

夢が好きだった

嫌なことをすべて忘れられるから

shK

ぃや!?ごめんなさぃ!!

全部夢だったらいいのに

shK

ぃたい!!

何も感じなければ

しあわせだったのに

shK

うぅ……ッ

shK

ごめんなさい、ごめんなさい

何で生まれてきたの?

shK

ごめんな、さぃ

shK

生まれてきてごめんなさい

じょうずにいきられたのに

もう、疲れたお母さん

ねぇ、お酒買ってきてよ

shK

ぇ、

急いで。

shK

はい…、

全部夢だったら

shK

はぁ…

今日はとても寒く吐いた息が真っ白に染まっていた

shK

さむぃ…、

自分の意思で何処までも行ける 歩ける、走れる 外はそんな夢のような場所だった

shK

ゆめ、みたい…、

shK

ずっと、ここにいたい

無意識に足は行き先とは反対方向へと向かっていった

shK

……、

気がつけば来たことの無い、見た事の無い薄暗く冷たい場所に着いていた

shK

ぁれ…?

さっきより体は冷え 足は沢山歩いたことにより、痛かった

shK

さむ…。

そう言いながらその場に座り込む

shK

どうしよう、これから…

shK

……ふぁ

昨晩あまり寝ていなかった影響か自然とあくびがでてき瞼が徐々に下がっていく

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

お……な…さい

おき……な、…さい

起きなさい!!

shK

ッ!?……ぃ

遅いと思ったらこんな所で何してんのよ。

もう、これ以上迷惑かけないでよ!!

そんなに、お母さんの事が嫌いなの!?

shK

ぁ、…あぁ

どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう

shK

ごめ、な…さぃ

いつもそればっかり!?

次の瞬間頬に激しい痛みを感じた

shK

ぃッ…あ…、

お母さんが悪いの?ねぇ!?

呪文のように何度も繰り返し 何度も何度も体のあちこちが痛む

shK

ぁ、ごめn…ッ!

ぁ……ッ。

shK

ぇ……、

まるで急に眠ったかのように倒れ動かなくなる

???

ぁ!?

???

もしかして、やりすぎちゃった?

???

まぁ、仕方ないか勿体なかったんだし

何処からか突然どこかふわふわしたような奴がでてきた

shK

ぁ、の

???

あぁ、ごめんねー!

shK

ぁ、いや

???

……痛そうだね

そう言いながら俺の頬の傷を撫でる 俺を見つめる彼の目は向けられたことがない暖かくどこか悲しいげな目線だった

shK

ぃや…

???

ねぇ、僕と一緒に行かない?

shK

……!?

???

きっと君にとってもそれが一番の幸せだよ、

???

きっと……

shK

……ぁ

どうせ、俺に行く場所なんてない それなら俺は

shK

いきます。

???

だよね、!

???

じゃあ、立って!

shK

ぁ、はい……

謎の男が足を動かし始める

shK

ぁの、お母さんは…?

???

もう死んでるから大丈夫だよ

shK

ぇ、あ

???

多分、吸血鬼が食べるでしょ

あんなに憎く怖かったお母さん

今はもう、怖くない

???

…?

???

行かないの?

shK

……

???

…やっぱ、やめとく?

shK

ぇ、ぃ、いやです!

???

ぁ、そう、良かったけど

???

……、

喋らなくなったかと思えば俺の手を握ってきた

???

こっちの方がいいか

???

いこ

手から伝わってくる体温はとても暖かくどこか懐かしかった

shK

…、あの

???

……ん?

shK

お母さんを殺してくれてありがとうございます

???

…!?

驚いたのか素早く振り返る そんな彼にもう、忘れた思っていた ものが溢れてきた

あの時の笑顔はきっと心からのものだっただろう

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