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君と春の初め
初めて
一緒に帰れた
嬉しかった
本当に、
本当に嬉しかったんだ
春の風に乗りながら流れてくる
桜の香り
どこかから聞こえる
鳥の声
そして目の前で笑う
君
僕は、
僕は…
ただ、君に伝えたかった
伝えたかった言葉があっただけなのに
なのに…
君は…
赤い血飛沫を上げながら
遠く離れた先に
君の小さな体が
吹き飛ばされた
大きな不快な音と共に…
君がいない毎日は
心に穴が空いたようだった
僕は、
あの時伝えたかったんだ
そう、
好きと伝えたかったんだ
コメント
6件
悲しい( ; ; )
ええ…悲し(´;ω;`)
えまって、☆☆☆れたの?目の前で?かなし、この男の子よく耐えられたね、それとも自分で☆☆☆てないよね?まさかね