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聖なる夜に
注意・桃赤 ・クリスマス
今年も友人とクリスマスを過ごすとおもってた
けど…、
りぃ
明日のクリスマスイブは好きな人と過ごせる
さとくんから誘ってくれた
りぃ
今日、寝れないかも
なんて、遠足前の小学生のようなことを思いながら眠った
りぃ
待ち合わせ場所に行くと、さとくんはスマホを片手に待っていた
今日はかなり冷え込んでいて、マフラーやら手袋をしてこなかった自分を恨む
さと
りぃ
さと
りぃ
さと
そう言うと、自分のマフラーを俺の首に巻いてくれた
りぃ
ちょっと照れくさくてマフラーに顔で顔を隠す
さと
二人で計画をたてた結果らカフェに行ってお茶をすることになった
りぃ
クリスマスということもあり、
ほとんどの店がクリスマス仕様になっていた
この店ではクリスマスツリーやらサンタのぬいぐるみを飾っている
りぃ
さと
りぃ
普段と変わらない会話をしてるだけなのに、この雰囲気にドキドキする
りぃ
頼んだケーキと紅茶が届いて、二人で食べた
りぃ
ケーキは久しぶりに食べたけど、すっごく美味しい
クリスマスケーキということもあり、サンタの砂糖菓子がのっていた
俺はショートケーキ、さとくんはチョコケーキを頼んだ
りぃ
さと
さと
りぃ
さと
りぃ
さと
さとくんは俺のケーキを一口たべる
さと
りぃ
さと
俺がチョコケーキにフォークをさそうとしたら
さと
りぃ
ケーキをさしたフォークを口に突っ込んできた
りぃ
さと
笑いながらさとくんは言う
ていうか間接キス…?
りぃ
さと
恥ずかしくなって、急かす
さと
「せっかくだし」
と彼は言う
りぃ
りぃ
クリスマスツリーや、木々に巻かれたイルミネーションを見た
りぃ
さと
クリスマスくらいしか見ないからなー
好きな人と二人でクリスマスデート、
すっごくロマンチックじゃない?
意識してるの
りぃ
さと
りぃ
さとくんと二人でクリスマスを過ごせたこと、夢じゃなかったんだって
思えるように
さと
近くにいた女性たちに撮影を頼んだ
クリスマスツリーの前に二人で並んだ
距離が近くてドキドキする
ほんの少し、お互いの手が触れて恥ずかしくなる
さと
女の人から渡していたスマホを受け取る
さと
りぃ
さと
あ、さっきあたったときか
さとくんが俺の手を握って
りぃ
自分の服のポケットに入れた
さと
そのまま、さとくんが気にせず歩くから
りぃ
さと
りぃ
嫌じゃない、
でも、
りぃ
さと
りぃ
帰りたくないな、
もっと一緒にいたいよ
さと
りぃ
さと
りぃ
さと
もう、いいや
りぃ
りぃ
りぃ
さと
りぃ
わがままかな
さと
さとくんの返事が怖い
もしかしたら、冗談だと思われたかな
さと
さと
りぃ
さと
さと
『付き合おう。』
りぃ
さと
さとくんは照れくさそうに頬をかく
りぃ
りぃ
俺とさとくんって恋人になったの、?
さと
さとくんは嬉しそうに小さくガッツポーズする
俺は戸惑って
「あ、」とか「え…」しか言えなかった
けど、段々分かってきて
りぃ
気づけばそう言っていた
さと
俺、さとくんのこと独り占めだ
りぃ
大好きな恋人に抱きつく
りぃ
さと
りぃ
こんなに素直に好きって言っちゃうのは
さと
クリスマスの、この雰囲気のせいなのかな
来年も再来年も一緒にいることを俺たちは
指切りの代わりにキスで約束した
End.