テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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日常

第1話 - 日常

2020年02月26日

#ファンタジー

#近未来

K.O

あの綺麗な瞳

艶のある唇

僕ら偽物とは違う、

本当の輝き

それに気づいたのはこの頃からだった

あゆ

はるとー、おきてー

はると

ん...

はると

もう朝か、

あゆ

朝ごはんできてるよー

はると

今行くよ

あゆ

眠そうな顔してるなー笑

あゆ

顔洗ってきなー

はると

うん..

はると

洗ってきたよ

あゆ

はい、朝ごはん

はると

いつもありがとう

あゆ

何今さら笑

はると

たまには僕がつくるよ

あゆ

そう？美味しくできるかな？

はると

大丈夫さ、僕料理は得意だから！

あゆ

じゃあ、明日お願いね！

はると

うん！

モグモグ、ゴクッ

はると

やっぱ美味しいなー

あゆ

ありがと

あゆ

さて、今日は何する？

はると

そうだな、たまには公園に行ってお散歩でもしない？

あゆ

そうね！

あゆ

そしたら、お弁当持って行ってピクニックでもする？

はると

それいいね

あゆ

じゃあサンドイッチ作るから、手伝って〜

はると

ほーい

はると

久々だね外に出るのは

あゆ

そうだね〜、いつも家の中にいるもんね

あゆ

たまにはいいかもね

ニャーオ

あゆ

あ、みて！

あゆ

猫だよ猫！

はると

ほんとだ！可愛いね笑

あゆ

ねー笑

クンクン

ニャー？

あゆ

何この猫笑、はるとのこと不思議がってる笑

はると

ほんとだ、なんでだろ？

はると

(なんか僕変かな？)

ニャァー！

あゆ

あ、行っちゃった

はると

僕達も行こうか

あゆ

そうだね

あゆ

んあー！

あゆ

やっぱ青空の下はいいねー

はると

ね、気持ちがいいよ

あゆ

そろそろお弁当食べる？

あゆ

お腹減ってきたしー

はると

そうだね

はると

ぜひ、僕の作ったやつも食べてね笑

あゆ

じゃあ遠慮なくいただきまーす

あゆ

...

はると

どう？

あゆ

うっ

はると

え、まずかった！？

あゆ

う、うまい！

あゆ

めっちゃ美味いよこれ！

はると

まじで？

あゆ

うん！才能あんじゃない？ってくらい！

はると

マージか

はると

才能開花しちゃったみたい

あゆ

なんだよそれ笑

はると

じゃあ僕も食べてみようかな

あゆ

ほら食べてみ？

はると

うーまっ

あゆ

でしょ？

あゆ

ほんと、はるとはなんでも出来るよね

はると

まぁ、それほどでも笑

あゆ

そこは、褒めてる笑

あゆ

あー、何だか眠くなってきたー

はると

いいよ寝てても

あゆ

ほんと？

はると

僕今日いっぱい寝たし笑

あゆ

そうか笑

あゆ

じゃあ寝るねー

はると

うん、おやすみー

あゆ

スースー...

はると

....

はると

ほんと、あゆは綺麗だなー

はると

僕のお姉ちゃんとは思えないほど

はると

この、白い肌のこと..

はると

っ、

あゆ

ん、、、

はると

(あ、やば)

あゆ

んー、スー....

はると

(よかった)

こっからは、はるとの心の中での独り言となります

はると

何んだ、今の感触

はると

僕の肌とは全くちがかった

はると

どうして、

はると

これはたまたまかもしれない

はると

今度は髪に触れてみよう

サラサラ〜

はると

！

はると

やっぱ違う

はると

なんでだ

はると

僕が違うの？それともあゆが？

はると

もうそろそろ帰らないとな

はると

ほら、起きて

あゆ

んー、もうこんな時間か

はると

さ、帰ろっ

あゆ

うん

あゆ

あー、お腹減った！

はると

....

はると

お腹減ったか...

あゆ

？

あゆ

どうしたの笑

はると

えっ、いや、なんでもないよ！笑

あゆ

そう？

あゆ

今日の夜ご飯は何にしようか

はると

どうしよっかねー

あゆ

なんかもう、ピクニックで疲れちゃった

あゆ

どっかよってく？

はると

そうするか

あゆ

すみませーん！

あゆ

これとこれお願いします

あゆ

はるとは？

はると

んー、そこまでお腹減ってないから

はると

これだけでいいかな

あゆ

おっけー

あゆ

これもお願いします

カチャカチャ

あゆ

美味そー！

あゆ

いただきまーす！

はると

いただきます

あゆ

....

あゆ

はるとどうした？

あゆ

なんか元気なくない？

はると

え

はると

そ、そんな事ないよ！

あゆ

そう？

はると

そうだよ笑

あゆ

ならいいんだけど

はると

ちょっと外行ってくるね

あゆ

う、うん

はると

はぁ、そういえば

はると

お腹すいたってどんな感じなんだろ

はると

僕感じたことないかも

はると

それに、トイレって何のためにあるの

はると

特に何もしないのに

はると

他の人はみんなあゆのように

はると

お腹減ったって言ってみたり

はると

トイレに行ったり

はると

僕は1ミリもそんなこと思わない

はると

そう言えば

はると

朝の猫もそうだ、僕のことを不思議がってた

はると

肌もあゆのはもっともっちりしていて

はると

髪の毛は1本1本生きてるかのように

はると

僕はいったい

ピロリンッ

はると

あゆからだ

はると

...そろそろ戻るか

あゆ

おっ、戻ってきた

あゆ

どうしたの？なんか変じゃない？

はると

そう？

はると

ちょっと疲れたのかも

あゆ

そう、

あゆ

それならいいんだけど

はると

そろそろ帰るか！

あゆ

そうだね

あゆ

あー、やっと家だ！

あゆ

やっぱ家が1番だなー

はると

僕今日疲れちゃったみたいだから寝るね！

あゆ

わかったー

あゆ

ゆっくり休んでね

はると

うん

はると

おやすみ

あゆ

おやすみー

はると

......

はると

寝れない

はると

やっぱハッキリしたいな

はると

明日聞いてみるか

ガチャ

はると

！？

はると

....スースー

はると

(あゆ？)

あゆ

....

あゆ

いびきかくことも出来るんだ

あゆ

さぁ、今日もメンテナンスしないとね

はると

(メンテナンス？)

あゆ

えっと、ドライバーは...

あゆ

よしっ

ガチャガチャ

はると

ぅっ

はると

(やば)

あゆ

あれ、まだ起きてる？

はると

スー

あゆ

そんな事ないか

あゆ

よし、おーわりっと

ガチャ

はると

.......

はると

あっぶなー

はると

それより今のは？

はると

やっぱ確かめるしかない！

はると

行こっ

ピッ

はると

な、なんだ？

はると

急にまぶたが重く...

ウィーン...

ピッピヨピヨ

はると

ん、、

はると

朝か

はると

あれ、なんかやろうと思ったんだけど

はると

なんだっけ

はると

なんか、確かめなきゃいけないことが

はると

..気のせいか

あゆ

朝だよー！

はると

はーい

はると

おはよー

あゆ

おはよー！

あゆ

はい、朝ごはん

はると

ありがとー

はると

やっぱあゆのごはんは美味しいな

あゆ

そう？笑

あゆ

ありがとー

はると

明日は僕がつくるよ！

あゆ

ほんと？

はると

僕、料理は得意だから！笑

あゆ

じゃあ、よろしくねー

はると

そうそう、なんかさ最近忘れっぽい気がするんだよね

あゆ

そうなの？

はると

なんか、昨日のこと全く思い出せないんだ

あゆ

うーん

あゆ

なんだろ

あゆ

どこか頭でも打った？

はると

わかんないな

はると

まってね

はると

もうちょっとで思い出せそう

はると

何かあゆに言おうとしたんだ

あゆ

....

あゆ

どう？思い出せそう？

はると

うーーん、

はると

わかんない

はると

もういいかな！

あゆ

そう、ならいいんだけど

はると

じゃあ身支度してくるね

あゆ

え、どうして？

はると

どうしてって、今日は公園に行くだろ？

あゆ

何を言ってんの、昨日の行っ

あゆ

..そうだね！

はると

？

はると

どうした？

あゆ

ううん、なんでもないよ

はると

そう

はると

なんか、やっぱ今日おかしい

はると

もう少しで思い出せそうなんだけど

カタッ

はると

ん？なんだ？

はると

...

はると

これは？

はると

鉄の箱？

はると

いや、ブロック？

はると

なんか刻まれている

はると

第2号:haruto0701017

はると

僕の名前と、誕生日、それと

はると

年齢か？

はると

これどこから

ズキッ

はると

痛った！

はると

頭が...

はると

...

はると

思い出した

はると

僕昨日公園に行って

はると

夜、あゆになんかされて

はると

、聞いてみるしかない

はると

あゆ、これ

あゆ

どうしたー？

はると

これ、どういうこと？

あゆ

これ、

はると

僕思い出したんだ

はると

昨日のこと

はると

あゆ、昨日の夜僕になんかしてたよね

あゆ

...

はると

僕その時実は起きてたんだ

あゆ

知ってるよ

あゆ

昨日、メンテナンスをした時
まだエネルギーが起きてると同じくらい使われていた

あゆ

だから、起きているってわかってた

はると

じゃあ、何で隠して記憶を消したんだ！

あゆ

消してはいなかった、けど言えなかったから古い方へと移したのよ

はると

なんで、そんなこと

あゆ

まだ話したくなかった

あゆ

はるとが本当の弟じゃないってこと

はると

別に、僕はそんなこと気にしなかったのに

あゆ

それでも、私が嫌だった

はると

1号のことがあったから？

あゆ

！

はると

見たんだ、そのブロックに第2号って書いてあるの

あゆ

そう、

はると

ごめん、思い出したくなかったよね

あゆ

いいの、大丈夫

あゆ

今まで隠してごめんなさい

あゆ

でもねこれには理由があるの

あゆ

その第1号が、あなたと同じように気づいてしまったのよ

あゆ

それで、彼女は自分の体をどんどん痛めていくの

あゆ

自分の皮膚を破って

あゆ

そして見てしまったの鉄の体を

あゆ

彼女はそんな自分が嫌で仕方なかったんでしょう

あゆ

ロボットである中で1番大切なコードを切ってしまったの

あゆ

それが私は許せなかった

あゆ

自分を憎んだ

あゆ

だから、今度こそは失敗しないもと決めたの

はると

そうなんだ

はると

でも、僕は大丈夫

はると

僕はそんなこと気にしないさ

はると

こんな綺麗なお姉ちゃんがいるんだから

はると

たとえ、それが同じ生命を持っていなくても

あゆ

ほんと、ごめんなさい

はると

これからも仲良く生きていけるなら僕はそれで十分さ

あゆ

ありがとう

あゆ

これからもよろしくね

Xxxx年

あゆはこの世をたった

やっぱり、人間と僕達では釣り合うことなど出来なかったんだ

もう一度あの日常が欲しい

はると

やあ、あゆ

あゆ

あれ、私死んだんじゃ...

はると

これからは僕も君もずっと一緒だよ

これからもよろしく

第3号Ayu1204019

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K.O

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