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希紀さーん!お疲れ様です︎︎🙇🏻♀️ 読んだ感想言うともう好きしか出てこないです(?) 赤葦くん推しの自分には刺さる作品です🥹💖 赤葦京治っていう名前が出てきた瞬間嬉しいと驚きでちょっと叫んじゃいました笑ꉂ🤣 というか相変わらずいいね数がえげつない笑 自分が読む頃にはもう1万いいね越えで、ちょっと前までは通知来た瞬間にいいねとコメントをして一番気取りしてた自分が恥ずかしいです😂
ひどく、暑い日だった
8月に入って夏真っ只中
蝉もうるさくて、蚊もとんでいて
日に照らされた自分の影がジリジリと揺れていて
風鈴の音ひとつない、風のない日で
ニュースでは熱中症の注意が呼びかけられていた
つまらない夏休みになるはずだった
君に出会っていなければ
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
赤葦 京治
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
赤葦 京治
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
あぁ
どうしようもないほど
あの夏の日に
帰りたい
あれは高2の夏休みのことだ
親戚の人
親戚の人
赤葦 京治
8月に入ってすぐ、俺は田舎に住む親戚の家にきた
お盆休みなどで部活も休みの日が多く、両親は仕事が忙しく、しばらく帰れない日が続くため、お世話になることになったのだ
別に部活以外に予定もなかった
少し遠いが学校にも行けない距離じゃない
特に遊ぶ予定もなかったからどこで過ごそうが変わらない
ただ、課題をやって
なまらない程度に運動して
休みが終わったら部活行って
寝て起きて、ご飯を食べて
そんな去年と変わらない夏を過ごすんだと思っていた
親戚の人
お世話になり始めて3日がたった頃か
夕暮れ時にふとおばさんのそんな声がした
赤葦 京治
親戚の人
赤葦 京治
親戚の人
親戚の人
赤葦 京治
親戚の人
赤葦 京治
親戚の人
赤葦 京治
俺は軽く会釈すると家を出た
夕暮れ時なのに、まだ外は明るくて、蝉もないていた
小さい子が歓喜をあげながら通り過ぎていく
赤葦 京治
赤葦 京治
ドンッ
赤葦 京治
田舎っ子
小学生くらいの男の子が勢いよく走ってきたかと思えば、前を見ていなかったようでぶつかってしまった
幸いにも転ぶことも無く、男の子は元気よく走り去っていく
俺はポケットから落ちてしまった小銭を拾おうと地面に手を伸ばした
その時
カラス
光るものに反応したのか、カラスがやってきて100円玉を咥えて飛び立った
赤葦 京治
100円くらい自分で出せばいいと思ったが、生憎様財布を持ってきていなかった
赤葦 京治
仕方なく、カラスを追いかけ始めた
近くの森に入ったところで、カラスは100円玉を落とした
赤葦 京治
真夏のこんな暑い日に走って、汗がダラダラと出てくる
良い運動にはなったが気分的には最悪
すぐにでもお風呂に入りたかった
早く牛乳を買って帰ろうと、来た道を戻ろうとした時
•*¨*•.¸¸♪✧•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♬︎
赤葦 京治
•*¨*•.¸¸♪✧•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♬︎
どこからか綺麗な歌声が聞こえた
まるで小鳥のさえずりのような
思わず聞き入ってしまうよな
穏やかで癒しを感じる曲調
その歌声につられるように、俺は森の深くへと入っていった
生い茂る周りの木々
心地よいリズムで流れる川
その周りにある大きな岩の上
白いワンピースに白いつばの大きい帽子に身を包んで
小柄で茶髪の長い髪の毛を揺らす
君に出会った
?
赤葦 京治
おしゃべりをするように、近寄ってきた雛鳥に歌いかける彼女
まるで、おとぎ話の世界に迷い込んだ気分だった
?
?
しばらくして、君は棒立ちで聞き入る俺に気がついた
?
通るような可愛らしい声だった
エメラルドの瞳が不思議そうに揺れる
赤葦 京治
赤葦 京治
?
赤葦 京治
?
?
赤葦 京治
?
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
赤葦 京治
素直に感想を述べた
そしたら君は最初ポケーっと間の抜けたような顔をしていた
だけど、次第に花が咲くように満面の笑みに変わった
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
夏神 鈴心
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
赤葦 京治
赤葦 京治
夏神 鈴心
彼女は頬を赤らめて少し目をそらす
俺はその仕草を見て不覚にも可愛らしいと思ってしまった
不覚というのも失礼だが、自分にこんな感情が出てくるとは思わず、少し戸惑う
夏神 鈴心
赤葦 京治
赤葦 京治
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
夏神 鈴心
夏神 鈴心
少し、悲しい笑みに見えた
ぬるい風が彼女の髪を揺らす
赤葦 京治
なにか不快にさせたのかもしれないと思った
理由は知らないけど、きっとここから出ないわけがある
夏神 鈴心
気を使ってと言うよりは、本当に不思議そうに彼女は言った
その純粋無垢で見つめてくる瞳が美しい
カラス
カラスの群れが上空を飛んでいく
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
不思議と少しだけ名残惜しく感じた
夏神 鈴心
夏神 鈴心
赤葦 京治
君に、惹かれたのは
「待ってるから」の一言が嬉しかったのは
一体何故なのだろう
この日から、俺と君の
ひと夏の物語が始まったんだ
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
夏神 鈴心
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし