この作品はいかがでしたか?
2,222
この作品はいかがでしたか?
2,222
記念すべき20話目ということで
スピードが遅すぎるってことですね((?
通学路に蜂はあかんやろ
「満月」
キュウ
今日の夜ご飯は人参づくしで
当番のとんとんさん困ってたなぁ
でも、なんとか全部作って、飽きない味にしてくれたんだよね
キュウ
やっぱり私人間味ましたよね
馴れ馴れしくここに居座ってるよね
危ないよね…←
キュウ
本格的にいつ殺すか考えたほうがいいみたい
コンコン
キュウ
考え事をしていたため、返事が鈍った
トントン
トントン
キュウ
トントン
窓に近づき
トントン
キュウ
資料に目を通していた私は適当に返事をしてしまった
これが後から悔いになるなんて思いもしなかった
トントン
トントン
トントン
その言葉に私は振り向いた
キュウ
そして、視界の端に見える
大きく、綺麗に、輝いた
“満月”が
キュウ
トントン
視界の端から中心へ
その大きな魅力に囚われた私はもう、逃げることはできなかった
キュウ
心臓が大きく飛び跳ねる
体が熱くなった
抑えきれない衝動に駆られている
キュウ
トントン
私のおかしな様態に、トントンさんも気づいたようだ
キュウ
トントン
キュウ
トントン
強く言ったけど
彼は、背を向けず、ましてや
止まっていた足を、私に向けて運び出した
キュウ
トントン
そうすると、彼は静かに私の腕を引き寄せ
抱きしめてくれれた
トントン
トントン
そういう声は震えていた、まるで照れ隠しだ
キュウ
落ち着いた
だけどそれは一瞬のことだった
キュウ
私は自我を失い
抱きしめてくれたトントンさんを突き飛ばした
トントン
トントン
キュウ
私が座り込んでいるトントンさんの胸ぐら掴むと
トントン
口と口が合わさった
トントン
胸ぐらを掴んでいた手は強まり
もう一つの手は壁にあった
キュウ
トントン
トントンさんはなぜか私を突き飛ばしたりしなかった
唇が離れる
キュウ
トントン
お互い睨み合った
でも、私のタイムオーバーだ
そのままトントンさんの手の中に倒れこんだ
トントン
トントン視点
さっきからロウちゃんがおかしい
そのまま倒れこんできて、静かになった
トントン
さっきといい
俺も正気になってる場合じゃない
俺は、まだ震える唇を手で隠し
一人、頬を染めていた
トントン
トントン
とりあえず、ベットにあげた
キュウ
トントン
疲れとったんかな
だからさっき……
いや、そんなんやったら俺もやなw
トントン
正直、あんまり目を合わせていなかったから
顔など見ていなかった
トントン
トントン
今すぐ、さっきのことが夢であってほしい
その結果、眠たいにたどり着いた
トントン
ふらふらと、重たい瞼を必死にあげていたが
一歩が出ることなく、俺はそのまま倒れこんだ
キュウ視点
キュウ
鳥のさえずりで目が覚めた
昨日のこと、は…少し記憶にある
いや、ばっちりと
キュウ
と、今更であるが、ひさらへんが重たいのに気づいた
キュウ
そこではなんとトントンさんが伏せて寝ていた
キュウ
キュウ
朝一の大声だ
トントン
キュウ
私は肩を揺らし起こした
トントン
寝ぼけてるのかヘラヘラと笑って私を見ている
キュウ
昨日
その言葉が出なかった
トントン
トントン
キュウ
私は、そのまま承諾する
とりあえずこの格好だと寝たとしても熟睡にはならないだろう
キュウ
さっと、ベットから退き
代わりにトントンさんを乗せてあげた
正直、力仕事苦手なんだけど…
キュウ
キュウ
ドンドン
キュウ
ゾム
ゾム
キュウ
ゾム
キュウ
適当に言い訳を作った
ゾム
ゾム
キュウ
ゾム
とりあえず、トントンさんには悪いけど
私はその場で着替え
できるだけ、ゾムさんに見えないように扉を開け出て行った
部屋に置き手紙と鍵を置いて
えっへ、注意書くべきだったな((
そろそろ新人、後輩、まだ出てへん人
出すか…
結構この二人いい役を背負ってるんで、楽しみにしてくださいねー
コメント
15件
さくらさんバリバリありますよ
次ないの?
かれはさんさてはゾムニキ推しっすね?