TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

好きな人の好きな人 2

一覧ページ

「好きな人の好きな人 2」のメインビジュアル

好きな人の好きな人 2

1 - 好きな人の好きな人 2

♥

1

2019年05月26日

シェアするシェアする
報告する

ぜひ1話から読んでみてください

都和

で、どーすんの?ʬʬʬ

都和

諒太こんなこと言ってるけど

杏菜は

なんて答えるのかな…

佳月

杏菜…

杏菜

杏菜

菊島くんには悪いけど

杏菜

お断りするよ。

佳月

え…?

都和

え。

杏菜

私彼氏いるし。

都和

え!?

佳月

えっ…

佳月

(それは聞いてないよ!?)

杏菜

ごめんねって

杏菜

菊島くんに伝えといて。

都和

お、おう分かった。

電話はそこで終わった。

菊島くんは失恋した。

私も失恋した。

佳月

(なんか…あっけない。)

意外とこういう時って冷静になるもんなんだなぁ…

先生

到着したので、ここからは班行動になりまーす!

先生

各自時間まで班員と行動してください。

杏菜

じゃあ佳月また後で。

佳月

うん…後でね。

杏菜

どうしたの?なんかあった?

佳月

う…ううん!!なんでもないよ!

杏菜

そう?じゃあ私行くから〜

佳月

はーい!!

杏菜には言ってないからな…

私が菊島くんを好きだったってこと。

でも、もう終わった事だし

今更話しても意味ないか…

諒太

来須!!

佳月

き、菊島くん…!

諒太

何してるんだよ。行こーぜ?

佳月

あ…うん。

佳月

そ、それより菊島くん大丈夫?

諒太

え?何が?

佳月

え、あ、いやなんでもない…

やっぱりなかったことにしたいのかな…

とりあえず今は楽しむことだけを考えよう…!

佳月

行こ!菊島くん!!

諒太

お、おう!そうだな!

それから、私たちは水族館を回って、

班のみんなで校外学習を楽しんだ。

諒太

俺ちょっとトイレ行ってくるわー

都和

おーう、いってらー

佳月

いってらっしゃーい

うわ、佐藤くんと2人じゃん

話したことないし… 気まずっ!!!

都和

えっと…

佳月

はい!?

都和

そんなビビらないでよʬʬʬ

佳月

あ、ごめん…

都和

来須だっけ?

佳月

うん。そーだよ。

都和

来須さ…

都和

都和

諒太のこと好きなの?

佳月

へ…?

…バレた!?

佳月

え、えっ、なんで…?

都和

やっぱりそうなんだ。

佳月

え、えーと…

佳月

好きっていうか…その、なんて言うか…

佳月

今はちょっと、よくわかんないっていうか…

都和

まあ、隣の席の子が自分の好きな人に告られてりゃ

都和

動揺しちゃうよな。

佳月

う…うん…。

都和

あいつさぁ杏菜ちゃんのLINEの写真見ながら

都和

可愛い可愛い言ってたもんなぁ

佳月

そ、そうなんだ…

佳月

菊島くん私に気使ってるのかな…

都和

なんで?

佳月

だって…好きな子に振られたのに、

佳月

泣いてないし

佳月

私にはずっと笑顔だったし…

都和

確かに。

佳月

私のこと、どう思ってるんだろ…

諒太

お待たせーっ!

都和

おう!おかえりー

佳月

お、おかえりっ…!

都和

来須

佳月

ん?

都和

さっきのこと後で本人に聞いてみな(ボソッ)

佳月

え?でも話す時間ないよ…

都和

あれ〜♥なんかトイレ行きたくなっちゃったかもぉ〜♥

諒太

都和なんでおネエ?ʬʬʬ

都和

とりまいってきやーす。

佳月

い、いってらっしゃい…💧

諒太

いってーら

こ、これは…

さっきのことを色々と聞くチャンス…!

諒太

ったく、さっき俺と一緒行っとけば良かったのによーお

諒太

なんでわざわざ別れて行くかねぇ

佳月

そだね…

聞きにくい…!

でも、

聞かなきゃ…!!

佳月

菊島くんって…

諒太

ん?

佳月

杏菜のこと好きだったんだね💦‬

諒太

え…。

佳月

あ、さ、さっき電話一緒に聞いちゃって…

諒太

ああ…席となりだったもんな。

佳月

ご、ごめん…

諒太

…別に来須が謝ることじゃないよ。

佳月

え?

諒太

あ〜あでもこれで俺もめでたく失恋かー…

諒太

なんか、結構アッサリしてるもんなんだなぁ…

佳月

そうだね…

諒太

よりによって彼氏持ちを好きになるとは。

諒太

俺もバカだなぁ

佳月

佳月

バカじゃないよ。

諒太

え?

佳月

菊島くんはバカじゃないよ。

佳月

人をすきになることはバカじゃない。

佳月

菊島くんはいい人だよ。

佳月

私は初めて話しかけてくれた日からそれを知ってる。

諒太

来須…!

佳月

だからっ…私は…!

都和

おっ待たせ〜ぃ!!

諒太

おう!おかえりーー

えーーーー!?

もう少しタイミングを考えて欲しかった…

諒太

来須?なんか言おうとしてた?

佳月

あーいや大丈夫…💦‬

諒太

そうか?ならいいけど…

結局

そのあとは菊島くんには何も聞けないまま

校外学習は終わってしまった…

杏菜

楽しかったねぇ〜!

佳月

う、うん!そうだね!

佳月

(なんかすごいモヤモヤする…)

私の好きな人はほかの人が好きで

でもその子にはもう彼氏がいて

誰にも変えられない「好き」って思いは

すごく難しいんだなって思った…

つづく

この作品はいかがでしたか?

1

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚