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しばらく街を歩いた後 奥様とお茶をするために店に入った
白鳥美鈴
深澤辰哉
深澤辰哉
しかし自分の方に飛んでくる多くの視線
深澤辰哉
普通に歩いているだけでも 奥様は周囲の注目を集める
その気持ちはよくわかる
白鳥美鈴という人は絶世の美女だ
女性顔負けの美しい髪を持ち一挙手一投足がとても優雅で隙がなく目を奪われる
とりわけ若い男性から 俺がすごく睨まれる
どんなあんな奴があんな綺麗な人と といったところだろうけど
深澤辰哉
そんなくだらない考えもなんとなく機嫌の良さそうな奥様を見れば和んでどこかへいってしまう
普段はどちらかというと無表情というか仏頂面といった感じなので余計に
白鳥美鈴
深澤辰哉
白鳥美鈴
深澤辰哉
深澤辰哉
白鳥美鈴
白鳥美鈴
白鳥美鈴
深澤辰哉
白鳥美鈴
深澤辰哉
変わっているなんて 奥様に対して失礼すぎる
街に出ていろいろなものを見て 気持ちが浮ついていた
最悪だ
深澤辰哉
きっと蒼真ならばこんな失敗はしない
俺には嫌なことばかりしてきたけれども要領が良く決して誰かに見咎められることはない
白鳥美鈴
白鳥美鈴
白鳥美鈴
白鳥美鈴
白鳥美鈴
白鳥美鈴
深澤辰哉
奥様はご存知ない
俺がなんの取り柄も持っておらずとても白鳥家の旦那などに務まらないことを
今日は奥様に たくさんのものをいただいた
こうして楽しくお茶が出来るのも 素敵な街の様子を見られたのも
謝罪ではなく俺の素直な気持ちを聞きたいと言ってくれたこともすごく嬉しい
ありがたいと思うなら 奥様のことを思うなら
たとえ恨まれたとしても今ここで俺はあなたには相応しくないと自分から告げるべきなのだろう
でも望んでしまった
少しでも長くこの人と居たいと
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
白鳥美鈴
今だけは許してほしい
もう少しだけ この幸せな時間を過ごしたら
本当のことを言おう
コメント
9件
さすがに白鳥さんがいい奴過ぎてこっちがクソみたいになってきたぞ☆((アンシンシナ、オマエハモトモトクソダ