秘密警察
それが俺の職業
今夜は
青薔薇
という怪盗から予告状が来たことで 俺達秘密警察は総動員で 張り込みをしている
伏見ガク
伏見ガク
仲間達
そんな会話をしていると
約束の12時になった
時計の鐘の音が夜の街に響く
そして、屋敷中の電気が
消えた
伏見ガク
俺は暗いところにも慣れているので
かすかな月明かりで
ダイヤが置かれている 部屋に走った
伏見ガク
勢いよく扉をあけると
何かの煙が足元に漂っていた
警備員、同じ秘密警察
全員が倒れていて
ダイヤの入っていた ケースの上には
仮面をつけて
白いマントに包まれた
男が座っていた
剣持刀也
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
剣持刀也
そう言いながら
お辞儀をした君は
とても美しく見えた
剣持刀也
伏見ガク
君は後ろの大きなベランダのような
窓から外に出ていった
俺は急いで同じように外に出る
剣持刀也
彼は走って笑っている
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
なんだか
無邪気な子供みたい
俺は全速力で走って追いつき
伏見ガク
手を掴んだ
剣持刀也
手を掴んで引き寄せた拍子に
彼の仮面が外れた
伏見ガク
俺は
一目惚れ
をした
剣持刀也
伏見ガク
俺は彼を抱き寄せ
そっとキスをした
剣持刀也
剣持刀也
我慢できなかった
大人気ないのは分かってる
剣持刀也
唇を離すと
彼の顔はほんのり赤の薔薇色で
可愛いかった
剣持刀也
剣持刀也
伏見ガク
溢れるかのように言った言葉
それを聴いてみるみる
顔が真っ赤に染まっていく君
剣持刀也
剣持刀也
そう言って君は
建物の上を軽快に
飛び越したりして
遠くの点となった
伏見ガク
伏見ガク
伏見ガク
俺のハートを盗んだ怪盗さん
俺も君のハートを 盗みにいってもいいですか?
コメント
6件
あっちのストーリーも最高でしたがこっちのストーリーも最高とは…(語彙力)
うぐぁぁあッッ…(絶命)