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歌大好き(作者)

皆さん、作者の歌大好きです。今回も前回の続きなので読んだ方が理解が、しやすいです。では、

桜子

れっつ

『はっじめっるよ!』

桜子

空、何それ…

『作者がたまには、変えたいって言ったからアレンジした。』

桜子の許可を得て私と帽子さんは (確か桜子は江戸川さんって呼んでた人) 駄菓子屋さんへと向かう。

乱歩

ふんふふ~ん

(子供みたいに喜んでる…)

乱歩

ねぇ、空。

((?

乱歩

空ってさ絵を描くのが好きなの?

((コクリ

乱歩

なら、僕とか描ける?

『時間はかかるけど描ける。』

乱歩

じゃあ、描いて渡してね!

『分かりました。』

どうして私が絵が好きだって分かったんだろう?言ってないのに…

乱歩

それは、僕が世界一の名探偵だから!僕の超推理に解けない謎は存在しない!

『凄い!』

乱歩

でしょ~?

『私も謎解きとか上手になりたい。』

乱歩

なんで?

『政府から記憶能力を効率的に使うためには頭脳も大切だからって…命令された。』

乱歩

君自身が賢くなりたい訳じゃないの?

((コクリ

でも何故か先生には賢くなる必要はないと言われた。 私はまだ、子供だからって。

乱歩

…あ、着いたよ!ここが僕がよく来る駄菓子屋さん!

『大きい…』

乱歩

おばちゃん!昨日ぶり!

駄菓子屋のおばちゃん

あぁ、乱歩くん。と…妹かな?可愛らしいねぇ。何歳?

入った途端に妹だと勘違いされた。 本当は19歳なのに…

乱歩

いや、妹じゃないけど妹みたいな子!駄菓子食べたいって言うからついでに、連れてきた。

駄菓子屋のおばちゃん

そうだったんだね、ごめんね。ほら、キャラメルでもあげようか?

『キャラメル…?』

乱歩

食べてみなよ、美味しいから。

((モグモグ

っ!(*゚∀゚*)美味しい…

乱歩

でしょ?というか、君。やっと喋ったね。そんな声なんだ。

『声…やっぱり、聞きたくない?』

乱歩

別に?五月蝿くないなら、良いよ。

無意識に声が出てしまっていた。 何時もは出さないのに…

ぐすっ…うぅ、うぇぇん…!

??

いい加減、泣き止め!

ドンッ!!

う"っ、痛…痛くしないで、くださっ…

??

お前が…情報さえ上手く調べていたら!こんな損害はなかったんだぞ?!

すみませっ、おゆるし…

ドガッ!!

ぐあ"っ?!う"ぅ…

??

二度と喋るな、耳障りだ!

…っ!

乱歩

ねぇってば!

っ!

乱歩

やっと、此方向いた。どうしたの?

((フルフル

乱歩

そう、で、欲しいのあった?

『あの瓶に入ったやつ』

乱歩

ラムネ?良いよ、買ってあげる!おばちゃん、会計して!

駄菓子屋のおばちゃん

はい、分かったよ。

ボーッとしてた。 なんでだろう…あの頃の記憶が 蘇って…

駄菓子屋のおばちゃん

今日もありがとね、また来てね。

乱歩

わかった、バイバイ!

((ペコリ

駄菓子屋のおばちゃん

気をつけて帰りなさいね。

適当にらむね?と言うものを 買ってもらい、私と江戸川さんは 駄菓子屋さんを出た。

乱歩

今日はいっぱい買っちゃったな…また、社長に怒られそう。はい、空のラムネ。

『ありがとう』

乱歩

また、声出さなくなった…ねぇ、それってなんか意味があるの?

『意味?』

乱歩

そう、軍で喋っちゃいけなかったとか?じゃないと、誰かが喋るなって言われた?

…っ!

乱歩

後方が正解か。

江戸川さんは何故か、開いてなかった 瞳を開けて私を見る。 透き通るような翡翠色だ。

乱歩

空、君は本当に喋りたくない?

乱歩

文字じゃなくて直接、言って。

本当、は…

乱歩

うん。

どうしたいか…私に、も…分からない。自分の、意志が…分からない。

乱歩

…じゃあ、僕が決めてあげる。

え…

乱歩

君は今日から自分に忠実であること!他の人の命令は聞かないことだね!

江戸川さんがピシッと、人差し指を私に向けた。 意味が分からない…

どういう…私の意志が、分からないのに…

乱歩

それは君がその『喋るな』という命令に縛り付けられているから。

で、でも…

乱歩

まぁ、分からなかったら何時でも僕に聞きな。でも、命令には縛られないように!分かった?

…自信は、ないけど、…頑張る。

乱歩

それで良し!なら、帰ろう。

そう言って江戸川さんは私に 片手を伸ばした。

え…あの、

乱歩

手、繋ごうって意味!ほら、行くよ。

わっ…!

急に手を掴まれて引っ張られたから バランスを崩してしまいそうになる。

乱歩

君って意外と体力ないね。

…ごめん、なさ

乱歩

ごめんなさい禁止!怒ってる訳じゃないんだから。

あ、うん…

────良いか、空。 『ごめんなさい』はな、お前が本当に 謝らなければならない時にだけ 使えや。

────どこでも使ったらあかへんで。

(まるで、先生みたい…)

そうして、私は彼と一緒に帰った。

歌大好き(作者)

今回はこれまで!それでは、次回まで!バイバイ!

桜子

バイバイ

ば、バイバイ…

色のない灰色の世界~色彩を見つけた~

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