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仕事疲れの癒しにと、じわじわ拝読している途中なのですが…両カップルとも幸せになって良かった…!🙏おめでとう気分で溢れています今🎉見事に癒されました🌱
何もかも尊すぎる… この連載最高ですね…✨💞😭
めちゃんこ仲良し4人組(グル名)
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
俊介(シュンスケ)
奏多(カナタ)
律(リツ)
俊介(シュンスケ)
奏多(カナタ)
俊介(シュンスケ)
律(リツ)
奏多(カナタ)
直哉(ナオヤ)
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奏多(カナタ)
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直哉(ナオヤ)
俊介(シュンスケ)
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俊介(シュンスケ)
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直哉(ナオヤ)
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律(リツ)
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直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
奏多(カナタ)
律(リツ)
俊介(シュンスケ)
どうして
どうして言えなかった?
どうして、言わなかった?
こんなの約束と違う
だって、2人の前では...
律(リツ)
ーパシッー
律(リツ)
急に腕を掴まれ、咄嗟に振り返る
息を切らしたその人影に
僕は目を見開いた
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉の手を振り解こうとしたけど
力では適わないって知っている
何で直哉は追いかけて来た?
何で僕は、こんなに傷付いてるの?
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
言い放たれた言葉
突き付けられた現実
分かっていたのに、止まらない
僕にも流れる、涙があったんだな...
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
ーグイッー
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
掴まれていた腕を引っ張られ
半ば強制的に歩かされる
痛む腕を庇いながら、僕は直哉に付いて行った
直哉が何を考えているのか分からない
だけどこの後
何を言われるのかだけは分かる
ハッキリと分かるんだ
連れ込んだのは律の家
律をソファーに座らせ、 俺はその前に膝を付いた
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉の真剣な瞳はあまり見ない
1度止まった涙がまた目尻に溜まる
律(リツ)
律(リツ)
律の声が震えてる
溜まった涙を拭ってあげたいけど
俺にはその資格が無い
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
嘘、って言葉がこんなにも不快だなんて
直哉は真っ直ぐにこちらを見るばかりで
何を考えているのか分からない
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律は俺から目を逸らした
それでも俺は言葉を続ける
直哉(ナオヤ)
泣いてしまった自分が悪いって、 ちゃんと分かっている
だけど、その質問はして欲しくなかった
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律は学生時代からあまり涙を見せない
特に、あの事件があってからは...
律(リツ)
理由を言ったら戻れない
もう既に壊れている関係が
更に壊れてしまう
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
ズルいと知ってて強く言った
律は体を震わせる
お終い...
やっぱり、直哉は終わらせる気なんだ
僕と直哉は、もう...
律(リツ)
言われて傷付く位なら
自分で言ってしまった方が楽だ
直哉(ナオヤ)
消えそうな声で呟いた
律の答えが頭に響く
まるで鈍器で殴られたみたいに痛む
泣いていたから勘違いした
律は俺が好きなんだと
俺との関係を終わらせたくないんだと
そう思ってくれていると...
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
直哉の顔が見れない
今どんな表情をしているのだろうか
僕には怖くて、見る事が出来なかった
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
今考えれば当たり前だ
あの日、酷く扱われた律を
俺は同じ様に扱ったんだ
律(リツ)
律(リツ)
嘘だ
今までで1番、酷い嘘だ
でも本当にしなければいけない
これからは、嫌いで居なくちゃいけない
一瞬、心臓が止まったかと思った
律が叫んだその言葉
それだけは聞きたくなかった
それだけは受け入れられない
気付けば頬に涙が伝っていた
あぁ、それ程まで
嫌われていたのか
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉の声が震えてる
僕はそっと顔を上げた
律(リツ)
律(リツ)
律(リツ)
直哉が泣いている
僕以上に泣かない、直哉が
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
驚いた表情の律と目が合う
俺は左手で律の目を塞いだ
律(リツ)
自分でも笑うくらい、声が震えた
直哉の涙の理由が分からない
いくら考えたって
自分に都合が良い答えしか出てこない
直哉(ナオヤ)
どうせ終わるなら
どうせ嫌われているのなら
スッキリして、終わりたい
直哉(ナオヤ)
僕は握った拳に力を込めた
そうしないと
大声で泣いてしまいそうだったから
声に出せば呆気ないもんで
数秒と経たずにその音は消えた
手で塞いでいる為に、 律の表情は読み取れない
けれど、握られた拳で伝わる
怒り、悲しみ、嫌悪感
そんなものが混ざり合って苦しいんだろう
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律は何も言わない
ただじっと俺の話を聞いている
ならばと、俺も話を続けた
届かなくても良いから
全部言わないと後悔する
直哉(ナオヤ)
俺はあの時の、壊れそうな律を
助ける方法が分からなかったんだ
直哉(ナオヤ)
嫌がってたのに、嫌ってたのに
何年も俺に付き合わせた
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
沢山傷付けて
こんなにも
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
律は堪えるような嗚咽を漏らした
その時、左手がじわりと熱くなる
ハッとして俺は左手を離した
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
ーぎゅうぅっー
直哉(ナオヤ)
僕は直哉に抱き付いた
涙を見られたくなかったからじゃない
直哉の動きを封じる為でもない
ただ、ただ
直哉が愛おしかったから
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律が子供の様に泣きじゃくるのは
前に律が想いを寄せていた先輩を
律の目の前で奪った時以来
この目に映すのは2度目だった
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
馬鹿と言われてつい、 態度悪く返してしまった
もうお終いなんだと思っていた
直哉は僕のこと、嫌いなんだと
疎ましく思っているんだと
ずっとそう思っていたから
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
質問の意図が分からず
更には律の気迫も相まって、 不自然な敬語が出てしまった
律(リツ)
僕のことが好きなら
僕を見ていたなら
直哉には、分かるでしょう?
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
伝われ...伝われッ
律の言葉に心臓が反応した
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
"嘘"って言われる前に
律を引き寄せて口を塞いだ
グッと頭を抑えられ
抵抗する間も無く、口を塞がれた
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
顔を赤く染める律
そう言えば、キスした事無かったかも
俺も律も無意識に
キスだけはしちゃいけないって、 考えてたのかもしれない
キスなんて初めてされた
お互いにどこかで線引きしていたのかもしれない
視線がぶつかる
直哉は凄く、真剣な瞳をしていた
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉の言葉に思考停止する
何度も聞いたこの台詞
それを...それをっ
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
だけど、とても直哉らしい
思い返せば最初から
直哉だって僕に好意があった
気付いてなかったのは僕も一緒か
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
差し出す手を
差し出された手を
強く握り返される
強く握り返した
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
直哉(ナオヤ)
律(リツ)
大切に想うからこそ触れられない
だけど触れなきゃ伝わらない
臆病になって
意固地になって
それでも離れたくなくて
数センチの距離を置いてみたって
結局自分も、相手も傷付ける
だから、あと数センチだっていらない
いつだって傍に
一番近くに
〜fin〜
ーピコンッー
めちゃんこ仲良し4人組(グル名)
律(リツ)
直哉(ナオヤ)
奏多(カナタ)
俊介(シュンスケ)
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