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ボスキと主様

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ボスキと主様

39 - 第39話 デートは決まってお祭りで (ロノと主 デート編)

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2024年09月18日

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主は、ロノと屋台を見て周る。

ロノ

主様。バスティンとはどちらへ行かれましたか?

左側の道の屋台を見て回ってきたよ。

ロノ

では、オレとは右側の道の屋台でもご覧になりますか?それともバスティンのことだから、主様、食べてばかりだったんじゃありませんか?胃もたれをされているのなら、違うことしますよ?

(なんだろう…前までは、ロノって爽やかな感じに見えてたのに、この間ので思春期の男子に見えてきちゃうんだよね…。)

主が少し警戒したようにロノを見る。

ロノ

(やばいな。言葉間違えたか?!なんか、主様。オレを警戒している?もしかして…オレに抱かれるんじゃないかって警戒してるのか?!////)

ロノ

あ、主様?!

なに?

ロノ

(やっぱり、そうだ…。なんとかそうじゃないって直接じゃなく、間接的に伝える方法は…。あれだ!)

ロノ

あそこの射的屋さんなんていかがでしょうか?食休めも出来ますし、楽しめそうに思いますが…。

いいかも。する!

(なんだ。私の考えすぎか…。そうだよね。1か月も普通に接してきて、今日のデートでいきなりなんて、ありえないもんね。今までいきなりの人が多すぎて、変に警戒しちゃった…。)

ごめんね。ロノ。

ロノ

え?どうかしましたか?主様。

なんでもない。さ、やるなら勝負よ!私、強いからね!射的は!

ロノ

そうなんですか?!オレ勝てますかね~?勝負しましょう!

ロノ

(良かった…。いつも通りだ。)

うん!負けないからね。

と笑う主。

ロノ

【ドキッ///】

ロノ

(可愛すぎるだろ!////やばいな。今は、あんまそうゆうこと考えちゃいけないよな。まだ、スタート地点にすら立ててないのに…。好きなんだけどな…。本当に…。)

ロノは焦りと緊張を感じながら、 主と射的屋へと向かった。

射的屋の親父

よ~。そこの若い兄ちゃん、姉ちゃん。
射的やっていかないかい?

はい。やります!

ロノ

オレもやります!

そして、ロノがお金を払うと

え?私の分…。

ロノ

大丈夫です。今日はデートなんですから、男のオレに任せてください!

あ、ありがとう////

(なに、急にカッコよくなってるのよ~////)

射的屋の親父

お~。兄ちゃん、そこの姉ちゃんとデートかい。なら、バシッとカッコイイとこ見せないとな~!

ロノ

はい!

カチャッ

キュッキュッ

とコルクの玉を銃に装填すると

ロノ

〇〇さんは、どれが欲しいですか?

え?あっ、あの猫のフィギュアかな…。

ロノ

わかりました。
お任せください!

そうすると真剣な顔つきになり、狙った獲物を逃さないといった鋭い目付きになるロノ。

(いつものロノじゃないみたい…。なんか、普通にカッコイイ…////)

ヒューン

パシッ

ポトッ

そうして、猫のフィギュアがとれる。

え?すごい!!ロノすごいよ!

射的屋の親父

やるじゃねぇか!
兄ちゃん!ホラよ。

とポイッとロノに投げてきたフィギュアをロノは軽々とパシッと左手でとり、主の前へ差し出す。

ロノ

はい。どうぞ。
〇〇さん。

あ、ありがとう////

ロノ

(照れてるのか?///
可愛いな...。好きだ…。)

(カッコよすぎ!!///好きになっちゃいそう…。私ってやっぱり軽い女?!////ダメダメ!///
もっと、厳しく行かなきゃ///)

射的屋の親父

ほらほら。まだ、玉は残ってるぞ~!姉ちゃんも彼氏に負けねぇよ~がんばんな~!

はい。ロノはどれがいい?

ロノ

オレは、別に…。

そっか…。自分でとれちゃうもんね…。

ロノ

(オレ、何やってんだよ?!落ち込ませてどうする?!)

ロノ

あ!やっぱり、あのお菓子が欲しいです!あれ、昔、食べてたから懐かしくてとっていただけますか?

…うん!がんばるね!

ロノ

【ドキッ////】

ロノ

…可愛すぎです!////

え?/////

ロノ

(オレ、今日、心臓持つかな~?////)

それから、主は、ロノに射的でとったお菓子を渡し、ベリアンたちへのお土産にも2人で射的でお菓子やらおもちゃをとると射的は終わった。

射的屋の親父

また来いよ~!

ロノ

はい。ありがとうございます!

ありがとうございます!

そして、ロノと射的を後にし、次は右側の道の見ていなかった屋台を見て周り、ちょこちょこ色々つまみながら、気づいたら夕方近くなる。

もう、夕方だね。あっという間だったなぁ~。

ロノ

そうですね…。

ロノ

(オレ、そろそろ告白しなきゃやばいだろ…。
時間になっちまう。
まぁ、まだ時間までは、1時間あるけど…。)

…………。

ロノ

……………////

ロノ

(なんだよ。無言って!
オレ、なんか言えって!)

ロノ

あ、〇〇さんは、今日、オレといて楽しめましたか?

うん。すごく、楽しかった!
それに……。

ロノ

それに?

ロノから、この猫のフィギュアとって貰えて嬉しかった!ずっと大切にするね!

笑顔で主は、ロノに猫のフィギュアを大切そうに両手で持ちながら言う。

ロノ

(あ…オレ、やっぱり、
〇〇さんが…。)

ロノ

好きです…。

…ロノ…/////

ロノ

すみません。
場所を変えましょう。〇〇さん。

うん。わかった。

真面目な顔をして言うロノに主も応える。

近くの公園には、人がいなかった。祭りにみんな行っているのだろう。ロノと主の2人だけが、公園へ入っていく。

ロノ

主様。今日は、歩いて疲れましたよね?どうぞ、座って下さい。

ロノに促されながら主は、ベンチに座り、ロノは主の前に立ち、主の目線に合わせてしゃがむ。

え?ロノもベンチに座りなよ!ここなら、誰も見てないから、大丈夫だよ!

ロノ

いえ、オレはここで
大丈夫です。

でも!

ロノ

オレは、〇〇さんの執事だから、横に座らないわけではありません。横にいたら、オレが変な気を起こした時、〇〇さん逃げられませんよね?でも、オレがしゃがんでここにいたら、〇〇さんはいつでも、オレを蹴って逃げられるでしょ?もちろん、オレは〇〇さんが嫌がるようなことはしませんが…。

(あ、ロノ…デート前に私がロノを警戒してたから、それで意識して、わざとそこにいてくれてるんだ…。でも…。)

理由はわかったけど、その位置、私のスカートの中、見えるんじゃないの?////

といい、主はスカートの裾をつかみ下にさげ、閉じた足を更に力を入れて閉じる。 そんな主の姿を見たロノは、そこまで考えていなかったようで...みるみるうちに顔を赤くし、

ロノ

す、すみません!////
そこまで、考えてなくて!大丈夫です!まだ、見ていません!///

まだぁ?

ロノ

あ、いや、ちがっ!

と焦り、目を隠そうと目に右手を当て、左手でしっかり否定の意をしめすように横に手を振るロノが可愛くて主は笑う。

ふふっ。

ロノ

え?

大丈夫。今のロノ見て確信した。私に手を出さないのはわかったから、お願いだから、横に来て。その位置だと、私も意識しちゃって///
足に力入っちゃうの...////

ロノ

すみません!かえって疲れさせてしまって!

ロノ

(オレ、何してるんだよ…。本当に…。これじゃ、告白したって、振られるよな…。手を出す出さない以前の問題だ…。)

すぐに主の右横に座るロノ。

ロノ

はぁ……。

ロノ?

ロノ

すみません!
ため息なんて!

今日、謝ってばかりだね。そんなに私が怖い?

ロノ

違います!そうじゃなくて…。オレ、今日、焦っていました…。2階の執事のみなさんとベリアンさん、バスティンって、どんどん主様と付き合って行って…。オレだけ置いてけぼり食らってるみたいで……。

ロノ……。

ロノ

でも、だからって、オレの好きは、簡単に言ってる好きってわけじゃないのをわかって欲しくて、今日は、〇〇さんとのデートでは、どんなことをしたら喜んでもらえるかとか、どう立ち回ったら、〇〇さんの負担を軽減しながら楽しんでもらえるかって、真剣に調べて考えてきました!

ロノ

それなのに…。

私が警戒しちゃったから、ロノは、気にしてたの?

ロノ

それは、多少ありますが、そうじゃありません。全然、〇〇さんへ告白できずに、ずるずるこんな時間までただ、先延ばしにして…。自分で、〇〇さんを好きだって言ったくせに、フラれるかもって考えたら怖くなって…。それなら、うやむやにして…回答を聞かずにいた方が…幸せなんじゃないかって思ってしまいました。オレ、ダサいですよね?

ロノ……。ロノは、全然ダサくないよ。今日のロノはかっこよかったよ!

ロノ

あ、ありがとう…ございます………。

ロノ……。私は、今日、告白を受けないし、受けても回答しないね。
だから、代わりに近いうちに、2人きりでまた、デートしてよ。

と笑う。

ロノ

え?

ロノは驚く。

泣かせちゃってごめんね。だから、もう一度、やり直そうか。はじめから。

そういい、主は、ロノの頭を撫でる。

ロノ

うっ...ぐすっ…はい。
次は、絶対、振り向かせます!!

うん。それに、今日、そもそも、好きしか言われてないしね。告白って告白じゃないし、次までに考えてきてよ。私の心に響く告白を。

ロノ

はい…。わかりました!
絶対、〇〇さんの心に響かせるんで、それまで待ってて下さい!!

泣きはらした顔でニッと笑うロノの顔を見て、

【ドキッ////】

ロノ

〇〇さん?

う、ううん///なんでもない。
まだ、時間あるなら、もう少しだけ、デートの続きしよっか!

ロノ

はい。オレが、〇〇さんをエスコートします!

それから、ロノと屋台をまた、巡り、終わりの時間が近づいた頃…。

ロノ

〇〇さん。

いいの?こんなとこで、名前…。

ロノ

はい。ここにいる人たちは、誰もオレらを見ていません。

そっか。そうだね。
それで、どうしたの?

ロノ

今日は、オレとデートしてくれてありがとうございました。楽しかったです!
それに、オレがとったそんな安物の猫のフィギュアを大事そうに、ずっと大事にするって言ってもらえたこと、すごく嬉しかったです!

うん。大事にするよ。

ロノ

オレは〇〇さんが好きです。だから、次もオレとデートして下さい。本気で、〇〇さんがオレに惚れるような告白考えてきますから。

そういうと、ロノは主の右手をとり、右手の甲を上に、その右薬指の付け根にキスをする。

ちゅっ

ロノ

いつか、ここにオレからの気持ちをはめていただけるように。

//////

(いや、もう完璧じゃん!!////でも、そうだね。今は言わないでおこう。ロノの本気の熱い思いを届けてもらうまでは…。次は、私がロノを待つ番だね。)

うん。次は、私が待つ番だから、ゆっくり待ってる。

ロノ

はい!待っててください。〇〇さん。

そういうと2人は、微笑み合い、 ベリアンと合流しに向かう。

混むことが予想されたため、少し離れた寂れた神社でみんなと合流した主とロノ。

ムー

おかえりなさい!主様、ロノさん。次は、ベリアンさんとだって聞いていましたから大丈夫です!
でも、後で、一緒に遊びましょうね!

うん。ただいま。そして、いってきます!ムー。後で遊ぼうね。

ムー

はい!主様!

ロノ

ただいま。ムー。オレとも遊ぶぞ!ムー!

ムー

はい!ロノさん!

ベリアン

なんだか、晴れやかなお顔をされていますね。何かいい事はありましたか?ロノくん。

ロノ

はい。次の機会のデートの約束をしました!

ロ、ロノ!/////

ロノ

いいじゃないですか。どうせ、ここにいる人たちにはわかってしまうんですから。

そうだけど…////

バスティン

なら、主様。俺とも、また、デートしてほしい。

うん////わかったから///恥ずかしいから///

ムー

あれ?1階のみなさんには、デートって言葉は内緒だったのではないのですか?主様。

(また、忘れてた!!)

1階と2階のみんなには、いいよ///

ムー

わかりました!!主様。では、後で僕ともデートしてくださいね。

ベリアン

?!/////

ロノ

?!//////

バスティン

?!

みんな後で説明するから、とりあえず、ビックリしないで…。

ムー

ベリアン

わ、わかりました。
では、参りましょうか。主様。

うん!よろしくね。
ベリアン。

ベリアン

はい。こちらこそ、よろしくお願いします。主様。お足元が悪いので、私のお手をお取りください。

う、うん/////

そして、手を繋ぎながらベリアンと歩いていく主の後ろ姿をみながら、ロノとバスティンは思う。

ロノ

(ムーがデートってどういうことだ?!///え?ムーとも付き合ってるのか?嘘だろ?!ムーに先越されるのは、本当に納得いかないんですが?!!!〇〇さん!)

バスティン

(まさか、〇〇さん、ムーとも付き合っているのか?それは、なんか、個性的な…。まぁ、俺が言えたことじゃないな。後で〇〇さんは説明すると言ったし、後で聞こう。)

そして、わずかな疑念を抱きながら、2人はムーと屋台巡りをし、主はベリアンとデートするのであった。

次回へつづく

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