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⚠ATTENTION⚠
・BL ・ソナチ ・ラブコメ ・なんでも許せる方向け ⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございません ⚠️実在の国・歴史・人物とは一切関係ありません。 ⚠️史実ネタでもございません ⚠️すべて、私の妄想です
では、どうぞ⬇
最悪の出会いだったはずなのに。 ナチスは、どうしても昨日の出来事が頭から離れずにいた。
ナチ
会議室の席に着き、資料を整えながら何度もそう言い聞かせる。
だが、ふとした瞬間に思い出してしまう。
低い声。 真っ直ぐな視線。 そして、やけに自然だった距離感。
ナチ
結論を出しかけた、その時だった。
会議室の扉が開く。
ナチ
聞き覚えのある声。 反射的に顔を上げたナチスは、思考が一瞬止まった。
――昨日、廊下でぶつかった男。
大きな体を揺らしながら、 遅れて入ってきたその人物は、周囲に軽く会釈をしてから席に着く。 位置は、ナチスの斜め向かい。
ナチ
知らず、視線が逸れない。 相手もこちらに気づいたのか、一瞬だけ目が合った。
にっ、と口角が上がる。
ナチ
胸が、わずかに跳ねた。
ナチ
そうだ。 挨拶の代わりの、ただの反応だ。
会議が始まり、議題が進む。
いつも通りのはずなのに、今日は集中できない。
ナチ
発言するたび、低く落ち着いた声が耳に入る。 内容は的確で、無駄がない。
ナチ
そんなことを考えた瞬間、自分で自分に驚いた。
ナチ
会議が終わり、資料をまとめて立ち上がろうとした時。
ソ連
不意に、横から声をかけられた。
ナチ
距離が近い。 まただ。
視線を向けると、昨日と同じ、少しだけ柔らかい表情がそこにあった。
ソ連
ナチ
淡々と返したつもりだったが、内心は落ち着いていなかった。
ナチ
ソ連
名乗られ、ナチスは一瞬だけ言葉に詰まる。
ナチ
頭の中で何かが引っかかる。 だが、今はそれを深く考える余裕がなかった。
ナチ
ソ連
名前を呼ばれる。 それだけで、胸の奥が微かにざわついた。
ソ連
ナチ
会話はそれだけだった。 それなのに。
去っていく背中を、無意識に目で追っている自分に気づき、ナチスははっとする。
ナチ
ただの同席者だ。 昨日ぶつかっただけの、赤の他人。
なのに――。
ナチ
理由は分からない。 だが、胸の奥に小さく灯った何かが、消えずに残っている。
それはまだ、名前を持たない感情。
けれど確かに、昨日より少しだけ―― 希望に似た色をしていた。
舞海
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舞海
コメント
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ヒナギク 希望/平和/純潔/美人/無邪気