〇〇
………そっから、全て狂った。
〇〇
元々嫌いだった家族にはもっと嫌いになったし
〇〇
学校も行きたくないって。
〇〇
もうどうでもいいって思うようになった。
〇〇
そんな時、
過去〜
お母さん
〇〇ー!
〇〇
何
お母さん
お出かけ行くよー!
え、聞いてないし。
てか、テスト一週間前なんだけど
「学年10位取って」って言ってくるのに
テスト一週間前にお出かけに連れてくの?
〇〇
………行かない
お母さん
…………
お母さん
どうして?
〇〇
勉強するから
ただでさえ無理難題なのに
お出かけしてる暇ないって。
お母さん
…………そう。
お母さん
じゃ、Wi-Fiは消しとくね。
お母さん
じゃあ行ってくるね。
〇〇
……行ってらっしゃい。
最低だ。
勉強していたいのに、ほら。
自分の気にくわないことがあったらすぐ嫌なことする。
別にいいけど。
そう、親に腹を立てながら勉強をしていたら
もう午後06:00。
それから1時間待っても帰ってこなくて
居心地が良いと感じてたその時
死亡した人の名前があがる。
嫌いで仕方がなかった苗字。
私の…家族だった。
そう分かった瞬間。
"喜び。"
最低だなと思いつつも、隠す事は出来なかった。
〇〇
正直、嬉しかった。
〇〇
でも……
〇〇
やっぱり、悲しかった。
〇〇
涙は出てこなかったけど、
〇〇
少し、会いたいな。って思った。
〇〇
………………
〇〇
どんなに嫌いでも、
〇〇
どんなに最低でも、
〇〇
ずるいんだ。親は、
〇〇
子供は、嫌いになることはできない。
〇〇
いつかふっと思い出して。
〇〇
悲しくなって。
〇〇
でも、もう。戻れなくて
〇〇
過去を悔やむ。
〇〇
………あのとき、
〇〇
今日は辞めな。とか
〇〇
無理して私も行くって言ってたら
〇〇
その場所で、何か変わってたかもしれない。
〇〇
そう思うと、
〇〇
この"口"が、また。変なこと言いそうで
〇〇
怖くて怖くて。
〇〇
だったら使わないようにしようって
〇〇
離れたくても離れる事が出来ない人とは最初から話さないようにしようって
〇〇
最初から関わんないようにしようって
〇〇
そう思った。
〇〇
……………ごめん。
〇〇
言いたいことまとまんなくて
〇〇
…………
〇〇
言いたいことは…
〇〇
また、
〇〇
言の葉を使って人を嫌な世界に行かせたくないの……。