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遥輝
彼女が一口水を飲み ゆっくりと話し始める
紗季
遥輝
少し彼女の頬が赤くなるのを感じた
紗季
少し重いような、甘いような空気の中 俺は口に出す
遥輝
紗季
そっとポケットに手を入れて
サファイアがついている指輪を出した
遥輝
紗季
遥輝
彼女の綺麗な手が 俺の視線に入り、少し緊張し始める
俺はそっと、指輪を彼女の薬指に入れた
紗季
遥輝
上手くいった。と思っていた
紗季
遥輝
まさかの答えに、俺は驚きを隠せなかった
紗季
紗季
遥輝
ふと、あの時の事を思い出す
心が罪悪感でいっぱいになっていく
遥輝
紗季
紗季
遥輝
紗季
紗季
紗季
遥輝
遥輝
紗季
紗季
紗季
遥輝
紗季
紗季
視界がどんどん見えづらくなり
テーブルにどんどん水溜りができていく
遥輝
俺は急いで日にちを確認する
遥輝
紗季
紗季
遥輝
遥輝
紗季
遥輝
紗季
夢で良かった
本当に良かった
ところで今日、カフェに行って______
遥輝
遥輝
遥輝
俺はまた、日にちを確認する
また、同じ日
紗季
遥輝
紗季
遥輝
紗季
遥輝
紗季
俺はわけが分からなくなった
同じ日。同じ人なのに違う役
まるで、あの夜、彼女が言ったように______
…あれ?
俺って………
遥輝
紗季
遥輝
そもそも俺に…
俺に、彼女なんて居なかった
俺、無限ループに入ってたのかな
紗季
遥輝
紗季
遥輝
紗季
紗季
遥輝
まだ、無限ループからは抜けれてないのかもしれない
結局、現実世界で彼女はできないのか…