TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
読み切りスカッとする不倫

一覧ページ

「読み切りスカッとする不倫」のメインビジュアル

読み切りスカッとする不倫

3 - 10分読み切り|不倫妻に探偵をつけてみた

♥

32

2024年04月30日

シェアするシェアする
報告する

サレ夫

今日は残業って言ってたよね?でもさ、友達がキミを飲み屋で見たって。誰といるの?

あれはただの同僚。会議が終わって付き合いで少し飲んでるだけ。

サレ夫

同僚ね。男?女?

男だけど。

サレ夫

へえ、今電話できる?

どうしてそんなに疑うの?信じてよ。

サレ夫

信じたいけど、前にも嘘をつかれたから。

信じられない…。私がそんなに信用できないの?少しショックだわ。

サレ夫

信用してるよ。でも、確認することもだいじだろ?少し声を聞ければいいよ。

うん、わかった。でも、今は会社に戻って残りの仕事をしてるから。

サレ夫

いつも何かと理由をつけるよね。

ごめんなさい、でも本当のことよ。信じてほしい。

(1時間後)

サレ夫

今日は何時に帰ってくるの?

同じ部署で納期トラブルが起きて仕事に戻って、今日はちょっと遅くなりそう…。ごめんなさい。

サレ夫

本当に仕事?

仕事よ。ごめんなさい。大変な状況だから、落ち着いたら連絡するね。

(妻は、朝方にタクシーで帰宅した)

サレ夫

今日は話があるから早く帰ってきてほしい。

ごめんなさい、重要なプロジェクトの締め切りが…今夜は本当に帰れないかもしれない。

サレ夫

毎回、毎回同じ言い訳だね。もううんざりだよ。

言い訳じゃないわ。本当に大変なの。信じてほしい。

サレ夫

いつも忙しいと言ってるけど、それが本当なら、なぜ家に帰る時間が決まってないの?事前に知らせてくれたことがほとんどないじゃないか。

急に仕事が入ることもあるの。それに、あなたには毎回説明してるわ。

サレ夫

もっと家庭も大切にしてほしい。

わかってる。でも、今はこの仕事もとても重要なの。

サレ夫

家族よりも仕事が重要なのか?それがキミの答えか?

そうじゃないけど、今はこれが最優先なの。あなたにも理解してほしい。

サレ夫

理解したくても、理解できないんだ。キミが家庭を顧みないのがどれだけ辛いかわかる?

ごめんなさい、でもこれが私の仕事。

サレ夫

いつも仕事、仕事。キミの言ってることはいつも同じだ。僕はもう疲れたよ。

こんなことでギクシャクしたくないわ。今は忙しいけど、落ち着いたらちゃんと時間を作るから。

サレ夫

いつ落ち着くの?その言葉、もう何回目?

本当にごめんなさい。できるだけ早く…

サレ夫

もういい。話はこれで終わりだ。考え直してほしい。家庭もだいじにしてくれ。

今は話す時間がないの。でも、ちょっとだけ待って。きちんと説明するから。

サレ夫

待ってるのはいつも僕だよ。キミの言葉を信じて、待って、でもいつも裏切られる。

裏切ってなんかいないわ。私も頑張ってるの。それを理解してほしい。

サレ夫

理解しようとしても、限界があるんだ。どれだけキミを信じても、良い未来が見えない。

私たちのためにも、もう少しだけお願い、、私も改善するから。

サレ夫

約束だよ。

(1週間後)

サレ夫

今日は何時に家に帰れる?話があるんだ。とても大切な話。

今日はちょっと…また残業が。でも何かあったの?

サレ夫

いいから、とにかく早く帰ってきてほしい。重要なことがあるんだ。

わかったわ、何とかして早く帰る。

(数時間後)

ごめんなさい、仕事が長引いてて・・・

サレ夫

実は、探偵からの報告資料を受け取った。

探偵?何のこと?どうして探偵なんて?

サレ夫

キミのことを調べてもらっていた。

信じられない…どうしてそんなことを?

サレ夫

キミの行動がおかしかったからだよ。何度も言い訳ばかりで、家に帰ってこない。正直な話、信じられなくなっていた。

サレ夫

探偵からの資料によると、キミが同僚のBさんと不倫をしている証拠を受け取った。

証拠…?きっと誤解よ。

サレ夫

誤解?これでもか?写真やメッセージ、ホテルの記録。これが全て誤解だと言うの?

(証拠写真が送られる)

ごめんなさい、ごめんなさい…でも、これには理由があるの

サレ夫

もういいよ。説明はいらない。キミが何を言おうと、事実は変わらない。

サレ夫

僕はもう決めたんだ。この終わりにしよう。

ちょっと待って!話を聞いて欲しいの

サレ夫

話を聞く?もう遅いよ。

どうか、もう一度だけ…

サレ夫

さようなら、もう連絡しないで。キミと浮気相手も一緒にいられないようにするから。

翌朝、サレ夫は妻の職場に向かいます。

サレ夫

こんにちは、総務部のA子(サレ妻)の夫です。彼女の同僚のBさん(妻の浮気相手)をお呼びいただけますか?緊急の用件で直接話がしたいんです。

受付女性は少し戸惑う。

内線電話で妻の浮気相手を呼び出します。

数分後、妻の浮気相手が受付に現れる。

妻の浮気相手

こんにちは、Bですが?

サレ夫

Bさん。直接お会いしたかったんです。

サレ夫

実は、あなたと私の妻が不倫している証拠があります。

サレ夫が写真とメッセージのコピーを目の前に落とす。

妻の浮気相手

これは…どういうことですか?

サレ夫

私の家庭を壊した責任をどう取っていただけますか。

妻の浮気相手は顔色を失い、混乱を隠せません。

サレ夫

僕はこれを会社の人事部にも提出しようと思っています。職場で起きたことでもありますから、あなたたちの行動がどれだけ不適切かを知ってもらう必要がありますよね。

妻の浮気相手

そんな、待ってください、そんな…会社には関係ないことです。私たちで解決しましょう。

サレ夫

私の家庭が壊れたのも、ただの『私たちの問題』でしょうか?これはもう個人の範疇を超えています。

妻の浮気相手は何も言えずにうつむくだけでした。

そのままサレ夫は人事担当者に、証拠に基づいて事情を説明しました。

その結果、妻とその浮気相手は職場にいづらくなり、妻と浮気相手は二人とも辞めたそうです。

loading

この作品はいかがでしたか?

32

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚