次の日の朝
沙耶
(あの人に昨日のお金返さないと...)
沙耶
あっ、バス停に立ってる人って...
沙耶
す、すみません
???
あ、昨日の
沙耶
あの、これ
沙耶
昨日貸してもらった分です
沙耶
ありがとうございました
???
???
いいよ
沙耶
え...
???
返さなくて大丈夫
???
あげるよ
沙耶
沙耶
...でも
プップー
???
ほら、バス来たよ
プシュー
???
先乗っていいよ
沙耶
沙耶
ありがとうございます
私はいつの間にか、あのかっこいい彼が好きになってしまった。
そして毎日、バスで通学した。
彼は放課後はバスに乗らないらしい。
だから会えるのは朝だけ。
しかもそれからは話すこともなく、ただ彼をながめることしかできなかった。
それでも私は毎朝が幸せだった。
数日後 教室
圭太
おい、沙耶
沙耶
なに?
圭太
お前最近ずっとバスなのか
沙耶
沙耶
そうだけど...
圭太
毎日寝坊してんのか
沙耶
沙耶
別にそう思ってもいいよ
圭太
圭太
あのな
圭太
俺はな
圭太
ずっとま...
奈菜
おはよー
沙耶
おはよー
圭太
沙耶
?
圭太が教室を出ていく。
奈菜
私じゃまだった?
沙耶
よくわかんない...
沙耶
どうしたんだろ
奈菜
奈菜
沙耶はわかってないなぁ
沙耶
はい?
奈菜
奈菜
圭太に言わないって約束して
沙耶
うん
沙耶
なに?
奈菜
実はね
奈菜
圭太は
今回はここまでです。
❤30いったら続き出そうかな。
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