遥陽
ねぇながたにくん。
長谷
どうしたの
遥陽
どうしてほんばかりよんでるの?
長谷
たのしいから
遥陽
ほんをよむのが?
長谷
うん。
遥陽
へぇ
遥陽
ねぇ長谷くん。
長谷
どうしたの。
遥陽
どうしていつも一人でいるの?
長谷
ほっとするから。
遥陽
へぇ。
遥陽
ねぇ、長谷君。
長谷
…どうしたの。
遥陽
どうして、ほとんど喋らないの?
長谷
…喋る必要が無いから。
長谷
それに、喋るのが、面倒臭いから。
遥陽
へぇ、そーなの。
遥陽
ねぇ、長谷君っ!
長谷
…どうしたの。
遥陽
そろそろ私たち、左手の薬指にキラキラしてるやつしてもいい歳なったよ!
長谷
…そーだね。
長谷
ねぇ、遥陽。
遥陽
どうしたの?長谷くん。
遥陽
あ、私も長谷だったね、笑
長谷
…(汗)
遥陽
えー、こほん。
遥陽
どうしたの。優希君。