カイザー視点
数十分前
カイザー
そう言って俺はネスにスマホを見せた。
なぜネスが俺の部屋にいるかというと、 いつでも○○を助けに行けるように...だ。
ネス
取り敢えず、事前に○○に付けていた盗聴器で聞いてみる
聞こえてきたのは
「いやいや!!何で結婚断られたくらいでこんな事するの?!」
という○○の声だった
カイザー
ネス
恐らくアヒムは○○にプロポーズしていたのだろう
カイザー
ネス
カイザー
ネス
ネス
ネスの言う通りだ
地下でプロポーズって...センス皆無かよ
カイザー
カイザー
ネス
俺は冴に連絡を入れ、アヒムの家へ向かった
カイザー
冴と合流し、 ドカドカとアヒムの家に入っていく
幸運な事に鍵は空いていた。
カイザー
地下は薄暗く、寒気がする程不気味だった。
数十歩歩くと、鉄のドアが見えてきた。
これ、家の設計図には無かったよな、作ったのか?
カイザー
俺は2人に聞いてみた。
冴
冴は頭を悩ました
数秒後、驚く答えが出てきた。
冴
カイザー
コイツ...俺をなんだと思ってるんだ
生身の足が鉄に勝てるわけがないだろう
ネスを見てみろ、放心状態だぞ?
冴
そう言って冴が急かしてくる。
お前...これで俺の足が壊れたらどう責任取ってくれんだ
まぁでも
すべては○○の為、○○の為ならば俺のサッカー人生なんてどうだって良い
俺はそんな事を考えながら、今までの俺の足に別れを告げ
鍵がかかっている鉄のドアを思いっきり蹴った
バッシャーンッッ
すんなりとドアは壊れた。 もしや俺の足、最強か?
ドアを壊した瞬間、大量の水が流れてきた
カイザー
一瞬にして水は腰まできた
ネス
冴
冴が指したその先には
カイザー
俺の初恋相手が浮いていた
○○は気を失いかけていた
カイザー
俺は○○を引き寄せて何度も呼びかけた
○○
ネス
そう言ってネスは深呼吸をしている
○○
ネス
長いこと水の中で息を止めていたのだろう 呼吸すらまともに出来ていない
冴
カイザー
俺が目を向けた先には
腹立たしく憎々しい男の姿があった
カイザー
アヒム
冴
冴
カイザー
○○
ネス
全くこいつはどこまでお人好しなんだ
自分を命の危機に晒した奴だぞ?
俺はため息をし、アヒムを助けることにした
そうこうしているうちに水が迫ってくる
カイザー
冴
カイザー
冴
コイツ、案外チョロいな
冴に水道管のことは任せ、俺は目の前の恋敵を助けることにに集中した
カイザー
カイザー
そう言って俺は大袈裟に呼吸をした
アヒム
きったねぇ唾液が俺に掛かってくる
カイザー
アヒム
嫌がらせかってくらい掛けてくる
いい加減にしろよ?
アヒム
カイザー
カイザー
アヒム
カイザー
俺はクソ低い声でアヒムを脅した
こんな奴助ける意味もないだろ
それより早く、早く○○のところへ...!!
コメント
10件
カイザーの足
めちゃくちゃ続きが楽しみです! 頑張ってください!
続き楽しみにしてます!!!頑張って下さい😊