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四季涼雅
仮屋瀬さつき
三波斗はそう言い、俺の部屋を出ていってしまった。
仮屋瀬さつき
四季涼雅
四季涼雅
沈黙の中、俺のベッドに座るさつきの隣に座った。
隣に座るさつきの横顔を見た。
三波斗のこと、心配してるのかな。
目線が下に向いていて、眉が下がっている。
仮屋瀬さつき
さつきはそう言いながら、膝の上に手で拳を作った。
四季涼雅
四季涼雅
四季涼雅
さつきの膝の上に手を置いた。
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
四季涼雅
俺達は立ち上がり、三波斗の部屋に向かった。
どういう言葉を掛けようかなど具体的には考えずに部屋を出た。
2人で部屋の中を覗いた。
四季涼雅
仮屋瀬さつき
三波斗はベッドのすぐ下に座っていた。
よく見ると、寝ている…
仮屋瀬さつき
1度ドアを閉じ、廊下でさつきが小声でそう聞いてきた。
四季涼雅
仮屋瀬さつき
市川慶一郎
2人でどうしようか悩んでいると、撮影を終えたのか、市川君が部屋から出てきた。
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
市川慶一郎
四季涼雅
市川慶一郎
市川慶一郎
仮屋瀬さつき
市川君はそう言い、俺達の間を通り、三波斗の部屋のドアを開けた。
四季涼雅
四季涼雅
市川君がドアを閉めると同時に声を掛けた。
聞こえない…よな。
しばらくして、市川君が部屋から出てきた。
さっき着ていたパーカーが無くなっていた。
仮屋瀬さつき
市川慶一郎
仮屋瀬さつき
市川慶一郎
さつきの質問を軽く流し、2人にそう言った。
四季涼雅
四季涼雅
仮屋瀬さつき
三波斗が寝ているからというのを理由にしたけど、本当は少し気まづいから、明日にまわしてしまった。
市川慶一郎
仮屋瀬さつき
四季涼雅
市川慶一郎
市川慶一郎
市川君は2人に軽く手を振り、部屋に入っていった。
明日は、謝った方がいいよな。
次の日の朝。
時刻は9時半。
四季涼雅
隣の部屋に聞こえる程大きなあくびをした。
寝癖のついた髪をセットし、メイク、着替えを終わらせた。
四季涼雅
暇だし、さつきの部屋行きたいな。
俺はさつきの部屋に向かった。
四季涼雅
仮屋瀬さつき
ドアをそーっと開け、クローゼットの前に立つさつきを驚かした。
仮屋瀬さつき
さつきはその場でしゃがんでこっちを見ながら胸に手を当てた。
四季涼雅
四季涼雅
四季涼雅
と言いながら、部屋のドアを閉めた。
その途端さつきは立ち上がり、“そうだ!”という顔をした。
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
ほんとだ。さつきまだパジャマだ!
パジャマ姿のさつきも可愛いな…
あ、返事しないと。
さつきのパジャマ姿に微笑んでいると、返事をするのを忘れていた。
四季涼雅
四季涼雅
さつきは何着ても可愛いからな…
四季涼雅
四季涼雅
と言いながら取り出した服は、さつきのメンバーカラー黄色の大きめのパーカーとチェックの白いズボン。
絶対可愛い。。
そのコーデを見せながらさつきの顔を見たが、さつきは微妙な顔をした。
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
と、腕を組んだ。
四季涼雅
四季涼雅
自然と零れた“可愛い”という言葉。
仮屋瀬さつき
四季涼雅
仮屋瀬さつき
四季涼雅
もしかして、俺が可愛いって言ったことに戸惑ってる…?
だとしたら可愛過ぎるだろ…
てか俺、さつきに“可愛い”って思いすぎじゃない?
そんな事を考えながら、着替えるさつきを待っていた。
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
着替え終わったさつきは両腕を広げてターンした。
その仕草は凄く可愛くて、服も似合っている。
四季涼雅
四季涼雅
仮屋瀬さつき
四季涼雅
仮屋瀬さつき
四季涼雅
仮屋瀬さつき
四季涼雅
照れてるなんて…可愛すぎるだろ。
さつきのヘアセットもやらせてもらった。
そして、2人でリビングに向かった。
それにしても、ヘアセットが終わった後のさつきの笑顔、可愛かったな。
あまりにも可愛くてあんなこと言っちゃったけど、気持ち、伝わってるといいな。
【回想】
四季涼雅
仮屋瀬さつき
さつきは手鏡を見て、自分の髪を嬉しそうに触った。
仮屋瀬さつき
四季涼雅
その時の笑顔が可愛すぎて、こう言ってしまった。
四季涼雅
仮屋瀬さつき
四季涼雅
四季涼雅
仮屋瀬さつき
ちょっと戸惑ってる?
突然言っちゃって大丈夫じゃなかったかな…
でも、嬉しいって言ってくれてよかった。
【回想終了】
市川慶一郎
リビングに入った途端、ソファに座る市川君と三波斗が目に入った。
“おかえり”って…さつき、さっきもリビング来てたのかな?
仮屋瀬さつき
確かに、いつもより距離が近い…?
市川慶一郎
市川慶一郎
市川君が三波斗にそう聞いた。
椚三波斗
市川慶一郎
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
四季涼雅
手伝ったっていうか、ほとんど俺がやったんだけどね笑
市川慶一郎
四季涼雅
市川君が三波斗の様子を気にしている。
三波斗はそれに気づいていないみたいだ。
少し顔色が悪いような…
気のせい…かな。