その夏は忙しかった
昨年頻発した災害の影響も
あったのだろう
蛆のように呪霊が湧いた
私は傑くんの術式を使える、、、
だから私は呪霊を取り込む
祓う 取り込む その繰り返し
祓う
取り込む
傑くん以外(皆)は知らない
呪霊の味
吐瀉物を処理した
雑巾を丸呑みしている様な
祓う
取り込む
誰のために?
分からない
私は夢を抱いて
宿儺の言葉を信じて夢を追った
でも皆私が住んでいた街のような
人ばかり
学校に行っても
この眼のせいで虐められる
外を歩けば冷ややかな目で見られる
嫌になってこの世の人たちを
殺そうとした、、、
それが無理でも“八神家”だけは
絶対にと思ってた
いつにしようかなと、、、
こんなこと考えてたら“ある子”が
高専に来たそれで私は目を覚ました
こんなことを考えてないで
今は夢を叶えて、、、
死のう
不老不死だから死なないんじゃないか?
ううん死ぬよ
宿儺が言ってた
『右目は願いを叶え』
『左目は不老不死を与えている』
と
そう右目を刺したって
元に戻る
左目にその能力がある
なら左目が無くなれば
不老不死じゃなくなる
そう考えてるんだ
狐繰
分かりずらくてごめんなさい
狐繰
○○から見て左目が不老不死で
狐繰
右目が願いを叶える目です
狐繰
間違えてるところは直しました!