テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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ニューダンガンロンパV3×プロセカ(第2章)

第1話 - 1.よく分からないもの

2023年11月25日

#ダンガンロンパ

#デスゲーム

#ネタバレ注意

#プロセカ

#プロセカデスゲーム

#ニューダンガンロンパV3

ꌚꋬꀘꀤ

一歌

注意点

ネタバレ注意セリフが本家と全く一緒推しが死ぬかもキャラ崩壊注意みんなはセカイには行ったことない今回も年齢は公式通り ⬆なので呼び方も公式通りです！完全初対面だぜ。今回は。 1話1話がクソ長い暴力表現が出ております注意してください(血とかね)

一歌

桃井先輩ロボ化

一歌

いってらっしゃい

若くて才能ある子だったのに、どうしてこんな事に･･･

事故･･･だったらしいわね。あの連中から逃げている最中の。

･･･ただの事故なのか？俺にはとてもそうは思えないよ。

大きな声では言えないが･･･きっとあの連中に殺されたんだろうな。

やっぱり、そうなのか。

そんなの･･･もうどっちだっていいわよ。

なんでもいいから生きていて欲しかったわ。私達の分まで･･･

あぁ、まったくだ･･･生きて欲しかったな。

いや、生きるべきだったんだ。生きなくちゃなかったんだ。

この世界の為にも･･･な。

？？？

あれ･･･おかしいわね･･･

？？？

どこに行ったのかしら･･･

？？？

大丈夫よ〜私は何もしないわよ〜

雫

もしもーし･･･虫さん･･･どこに行ったのかしら･･･？

雫

･･･････････････

雫

居ないわね･･･気の所為かしら･･･？

雫

･･･けど、おかしいわ。

雫

木も草も水も太陽もあるのにどうして虫･･･生き物が居ないのかしら？

雫

おかしいわ･･･こんなの絶対におかしいわ。

雫

虫さん･･･居るなら出てきて欲しいわ〜

雫

･･･ん？

雫

あれは･･･何かしら？草むらの中の地面に何か･･･

雫

字･･･？

　　　　いは　　や　み　　　　　

ピンポーン

････････････

ピンポーンピンポーンピンポーン

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

一歌

わっ！？

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

一歌

だ、誰！？待って、今行くから！

ガチャ

司

何してるんだ？もう朝だぞ？

一歌

つ、司さん･･･？

一歌

え、えっと･･･何か用ですか？

司

朝ごはんだ！

司

食堂で待っていたんだが･･･中々来ないからオレが来たんだ！

一歌

え？でも約束とかしてないよね･･･？

司

約束しなくたって他に朝ご飯を食べる場所なんて無いし来るだろう。

一歌

わ、私･･･あんまり朝ご飯食べないから･･･

司

う、嘘だろ･･･他に何食べるんだ･･･？

一歌

え？えっと･･･

司

とにかく！行くぞ！他の人も待ってるからな！！

一歌

え？あ、うん･･･

遥

文字･･･？

雫

そうなのよ、変よね？

寧々

ただの落書きじゃないの？

司

星乃を連れて来たぞ！！

奏

あ、おはよう･･･

杏

おはよー

一歌

おはよう。

司

そういや、今日から毎朝食堂に集まって朝食を食べる事になったからな！

穂波

あ、そういえば･･･今日の朝食はわたしが作ったの。

一歌

え？穂波が？

穂波

うん、簡単に作れる朝食だけどね。

穂波

えっと、イタリアンオムレツとパンケーキ、スモークサーモンのガレット･･･

穂波

後は和食がいい人の為に味噌汁とおにぎりも用意したよ。

まふゆ

･･･お母さん

穂波

えっ？！

まふゆ

私のお母さん･･･(？)

穂波

ええっ？！

絵名

これ、お世辞とかじゃなくてほんとに美味しいんだけど！？

えむ

んん〜〜！ほっぺが落ちそう〜！

愛莉

････････････

瑞希

あれ？愛莉ちゃんは食べないの？

瑞希

あ、そっか。ロボットだから食べられないんだね！

愛莉

･･･････････････

瑞希

大丈夫だよ、後で動かなくなったテレビ持ってきてあげるから！

愛莉

い、要らないわよ･･･

みのり

愛莉ちゃんと瑞希ちゃんって仲良しだねっ！

遥

それで、さっきの雫の話はどうするの？確認しなくていいの？

寧々

あんなのただの落書きなんでしょ？気にしなくてもいいんじゃない？

一歌

え？落書き？

雫

ええ、私が今朝見つけたんだけれど･･･

雫

中庭の草むらの中に隠れたコンクリートの地面に･･･

雫

「いはやみ」って文字があったのよ。

一歌

「いはやみ」って･･･どういう意味？

こはね

それが･･･全く分からないんだよね･･･

冬弥

だが、草むらに隠れた地面の落書きなんてよく見つけたな。

雫

それは･･･小さな虫さんのお陰よ！

志歩

･･･虫？この学園に虫は居なかったんじゃないの？

雫

ええ、私もそう思っていたのだけれど･･･

雫

今朝中庭を歩いていたら一瞬だけ小さい虫さんを見た気がしたのよ。

雫

ただ･･･ほとんど見えないくらいの小ささで･･･

雫

だから見間違いかもしれないんだけど、でも確かに見たような気がして･･･

雫

･･･いや、やっぱり気の所為かもしれないわ。

類

それで、その虫を追っている時にメッセージを見つけたって訳だね。

瑞希

いやー、流石！流石ボクが最初から頼りにしてただけあるね〜

雫

え？本当に？

瑞希

ほんとほんと！手下になって欲しいよ〜

雫

ええ、いいわよ！

遥

そんな簡単になっていいの･･･？

絵名

気を付けてね、瑞希、平気で嘘を付くから･･･

雫

そ、そうなの！？

瑞希

あっはは、そんな訳ないじゃん！

雫

良かったわ！そんな訳ないって！

こはね

言った傍から騙されてる･･･！？

瑞希

あはは〜、雫ちゃんって騙されやすいね〜

瑞希

でも、そんなに信じやすいと簡単に殺されちゃうよ？

一歌

･･･っ！

･･････････････････

雫

瑞希ちゃん･･･それは･･･冗談でも辞めて欲しいわ。

瑞希

ん？もしかして"殺す"ってNGワードになったの？

瑞希

ご、ごめん･･･そんなの知らなくてさ･･･

瑞希

でもそれって無理じゃない？これはコロシアイなんだよ？

愛莉

よ、よく平気で言えるわね･･･昨日･･･あんな事があったのよ･･･？

モノクマ

やっほー、なんか盛り上がってて楽しそうだね。ボクも混ぜてよー。

瑞希

うん！みんなでよってたかってボクをいじめてとっても楽しそうなんだよ！

志歩

自分のせいでしょ･･･

モノクマ

え？いじめ？

モノクマ

いじめはダメだよ！いじめなんてかっこ悪い！ドン引きしちゃうよ！

モノクマ

ていうかね、ボクから言わせればいじめをやるようなやつは親がクズなんだよ。

モノクマ

そう、親の教育が悪い！全部クズ親のせいなんだ！

冬弥

そんな事よりも･･･何の用だ？

モノクマ

あ、うん。ちょっと学級裁判を乗り切ったオマエラにご褒美をあげようと思ってさ。

一歌

ご褒美･･･？

モノクマーズ

おはっくまー！

モノタロウ

お、おはっくまー･･･

モノタロウ

え、えっと･･･ご褒美だよね？

モノファニー

ちゃんと･･･持って来たわよ。じゃあ･･･い、今から渡すわね･･･

モノダム

････････････(圧)

モノクマ

んー？なんだか我が子達の様子が変だなー。ま、元気の無い我が子達も愛おしいけどね、

モノファニー

･････････💧‬

杏

･･･いじめ？

モノファニー

ど、ドキッ！？

モノタロウ

そ、それは･･･そのっ！

モノクマ

え？ちょっと待って？いじめって･･･まさかモノクマーズ同士で？

モノクマ

そ、そんなはずないじゃないか！モノクマーズはいつも仲良しなはずなんだ！

モノクマ

ねぇ、みんな仲良しだよねっ！？ボクはクズ親なんかじゃないよね！？

モノクマ

最悪いじめがあったとしても親であるボクの育て方は間違ってなかったよね！？

モノダム

オラ達･･･ミンナ仲良シダヨ。

モノファニー

え？あ、うん･･･そうね･･･

モノクマ

ほら、やっぱいじめなんて無いんだよ。ボクの子に限ってそんな事ある訳ないもんね。

モノスケ

まぁ、モノクマーズはこんくらい殺伐とした空気でちょうどいいねん。

モノスケ

とにかく、さっさとご褒美を配るでー。

モノスケ

ええか！キサマラへのご褒美はこのよう分からへんアイテムや！

モノスケ

龍の宝玉
黄色いオカリナ
通行手形･･･

モノスケ

こいつをセットでプレゼントするでー！

モノタロウ

わー！ホントによく分からないけどパチパチパチー！

モノファニー

よ、よく分からないけど素敵な何かねー！パチパチパチパチー！

モノダム

･･･････････････

奏

ガラクタ･･･？こんなの何に使うの？

モノクマ

ぶっちゃけボクもよく分からないんだけどよく分からない使い道があるんじゃない？

モノクマ

よく分からないけど前向きに頑張ろうよ。人間は後ろに進むよりも前に進む方が得意らしいから。

みのり

なんか、じーんって来るね･･･

まふゆ

そう？

モノクマ

ま、そういう事だから好きに使ってくださーい！

モノダム

････････････

モノダム

オラ達モ･･･帰ロウカ。

モノスケ

帰って過去のいじめの腹いせをするんやな！モノクマーズの弱点であるうなじを攻撃するんやな！

モノダム

オラ･･･ソンナ事シナイヨ。ミンナトハ･･･仲良クシタイモン。

モノタロウ

えっ、仲良く？そうなの？

モノスケ

騙されたらあかん！そいつはモノキッドを殺したやつやで！

モノクマーズ

ばーいくまー！

志歩

それで、さっきのガラクタはどうするの？

穂波

もしかして、あの場所で使うのかも･･･ほら、校内の色んな場所に謎のオブジェがあったよね？

類

あそこで使うとどうなるんだい？

穂波

わ、分からないけど･･･

司

試してみれば分かるだろう！！という訳で頼んだぞ！

一歌

え？私？

えむ

うんっ！前の学級裁判でもいっぱい謎解いてたもんね！

寧々

まぁ･･･わたしはよく分からないし任せたよ。

一歌

まぁ･･･やってみるよ。

一歌

通行手形が使えそう･･･

一歌

廊下の壁が･･･！

えむ

わわっ！？なんでなんで〜っ！？

一歌

このオブジェにアイテムを使ったから─

一歌

ってもう行ったし･･･

一歌

この扉･･･超高校級の研究教室かな？

一歌

見た感じ、超高校級のショーキャストの教室っぽいけど･･･

一歌

やっぱり、あっちこっちにショーに関する小道具が─

えむ

わーっ！！見てみて！ショーに使えそうな道具がいっぱい！

一歌

この調子で全員分の教室があるのかな･･･でもなんでそんな教室が･･･

絵名

才囚学園は私達の為だけに作られたって最初言ってたわよね･･･

一歌

それも･･･本当なのかな？

寧々

そういえば、この研究教室は寄宿舎の個室と違って鍵は付いてないんだね。

一歌

うん、誰でも入れるみたいだね。

一歌

龍だし･･･龍の宝玉かな？

一歌

あ、また廊下の壁が･･･

瑞希

うわ、壁の先に行けるようになれるの？すごーい！

こはね

あっ！走ると･･･！

穂波

････････････

一歌

穂波？どうしたの？

穂波

え？あ、ううん･･･

穂波

なんだか･･･ここには長い間誰も入ってなかったみたいな雰囲気があるなーって･･･

一歌

長い間･･･？
それってどれくらいの期間なのかな･･･？

一歌

この扉･･･これも超高校級の研究教室かな？

一歌

･･･お邪魔します

一歌

あ、ドラムがある･･･

穂波

ここはわたしの研究教室なのかな？

クローゼットを調べる

一歌

この中には服があるのかな？

一歌

わ、わお

穂波

洗濯機にキッチン･･･色々あるね。

穂波

これなら掃除もはかどりそうだよ。

一歌

掃除って･･･え？この学校の？

穂波

でも、どうせやる事も無いからさ。

一歌

すごい･･･

穂波

一歌ちゃんも何かあったら遠慮なく言ってね。

一歌

あ、うん、ありがとう。

一歌

･･･なにこれ？宝箱？

みのり

一歌ちゃん！ちょうどいいところに！

みのり

さぁ！開けてください！

一歌

え？私が開けるの？

みのり

ちょっと･･･爆発するかもしれないし･･･

一歌

仕方ないな･･･わかったよ。

一歌

ん？ス〇ールライト？

みのり

ス〇ールライトだ！

みのり

スイッチ入れてみてよっ！

一歌

うーん、それは危ないんじゃない？まだちゃんと調べてないし･･･

みのり

大丈夫ですっ！何となくこの懐中電灯も入れてーって言ってます！

みのり

早く入れてー、早く入れてよー。って言ってます！

一歌

そ、そんなに言うなら･･･みのりがスイッチを入れてみれば？

みのり

････････････

みのり

じゃあわたしはその間を取ってその懐中電灯を調べてみますっ！

みのり

わかったら教えるねー！またね〜！

一歌

調べるって･･･どうやって調べるんだろう･･･

一歌

ここも超高校級の研究教室っぽいね。

一歌

ここは･･･超高校級の作曲家の研究教室かな？

一歌

く、暗･･･

一歌

宵崎さん･･･？

奏

あ、いらっしゃい。

一歌

凄いですね･･･

奏

これで色々曲が作れる･･･

奏

今まで作れなかった分もここでずっと作らなきゃ･･･

一歌

む、無理しないでくださいね･･･

一歌

ここから3階に行けるみたい

一歌

ちょっと怖いけど行ってみようかな

一歌

この扉も超高校級の研究教室だね。

一歌

ここは･･･誰のだろう？

一歌

本が沢山ある･･･

まふゆ

すごいね、流石優等生の部屋･･･

まふゆ

でも今は授業も無いし･･･今はいいかな。

一歌

いいの？優等生だから毎日勉強してるのかと思ってたけど･･･

まふゆ

うん･･･そうだね。

シャワールームを調べる

まふゆ

この先は勉強部屋みたいだよ。

一歌

すごいね･･･本当に優等生の研究教室だね･･･

一歌

ここも超高校級の研究教室だね。

一歌

全面赤い扉･･･誰の部屋だろう？

一歌

お邪魔しま─

志歩

･･･勝手に入らないでよ。

一歌

え？

一歌

あ、ここって超高校級のベーシストの部屋なんだね。

志歩

そうだね、さようなら。

一歌

え？えっ？少しくらい中を見せて貰えないかな･･･

志歩

ダメ

一歌

え？でも他人の研究教室に入っちゃダメってルールは無かったはずだけど･･･

志歩

とにかく、私はここに誰も入れたくないの。

一歌

(((な、なんで･･･？

瑞希

なになに？揉め事？

志歩

はぁ･･･あんたのせいでめんどくさいのが来た。

瑞希

一歌ちゃんのせいでめんどくさいのが来たって〜！

瑞希

で、どうしたの？志歩ちゃんはここに誰も入って欲しくないって？

瑞希

だったら入るのは辞めようよ。誰にでも秘密はあるからさー。

一歌

そ、それもそっか･･･

志歩

じゃあもうここには近付かないで。もし近付いたら大声を上げるから。

志歩

貴方がね。

一歌

わ、私が！？

一歌

あれ？そういえば･･･

一歌

草が消えてる気がする･･･工事が進んでるって事かな？

一歌

そういえば･･･この学校ってどこに建ってるんだろう？

一歌

誰も助けに来てくれないって事は･･･人目に付かない所に建ってるのかな？

一歌

でもこんな大きな学校なのに人目に付かない場所って･･･どこなんだろう･･･

一歌

石碑･･･？

一歌

残りはオカリナだけだけど･･･

一歌

ツタが･･･一瞬で枯れた･･･

愛莉

ツタを一瞬で枯らすなんて凄い技術力ね。

杏

あ、入れるんじゃない？そこから中に入れるよ！

冬弥

入るのか？何も分からないまま入るのは危険だと思うんだが･･･

モノクマーズ

おはっくまー！

モノファニー

いいえ、危険じゃないわよ。プールがあるだけだもの。

一歌

プール？

モノタロウ

うん、ここはプールになってるんだー。学校とプールは切っても切り離せないからねー。

モノファニー

深夜コンビニと金髪ヤンキーも切っても切り離せないわよ。

モノダム

素敵ナ説明ダッタネ。

モノファニー

えっ？あ、ありがとう･･･

モノスケ

ふん･･･仲間を殺したやつに褒められて何を喜んどるんや。

モノダム

･･･････････････

モノクマーズ

ばーいくまー！

杏

どうする？プールって言っても泳ぐ気分じゃないし･･･

愛莉

危険が無いんだったら見るだけ見てもいいんじゃないかしら？

一歌

うん、そうだね。

一歌

(((なんか･･･リゾート地のプールみたい･･･

一歌

(((なんか水が少ない気がするけど･･･普通はもっと満杯じゃないのかな？

冬弥

結構豪華なプールだな･･･一度はここで泳いでみたいと思っていたんだ。

冬弥

残念ながら泳げないがな。

一歌

(((夢まで遠いね･･･

愛莉

わたしもみんなと泳いでみたいわ〜

愛莉

今はただただ沈むだけだからね･･･

一歌

(((こっちはもっと遠いね･･･

注意書きを調べる

一歌

夜時間は遊泳禁止･･･？

モノクマーズ

おはっくまー！

モノスケ

せやでー。夜時間は遊泳禁止なんやでー。

モノファニー

夜の水場は事故が多いわ。事故で命を落とすような事があったら大変だもの。

モノスケ

コロシアイで命を落として貰わんとな！

モノタロウ

夜時間にプールに来るだけならいいけど水に触れた時点で校則違反だからね。

モノタロウ

あ、これ･･･大事な事だから校則にも追加しておくよ。

一歌

遊泳禁止も何も、ここは水が少なくて泳げないんじゃ─

モノスケ

何言うてんねん！キサマの目は節穴かいな！

モノファニー

ちゃんと泳げるだけの水はあるわよ。深いプールだから水が少ないように見えるだけなの。

モノタロウ

それに、満杯にしたらそれこそ溺れる危険があるからね。

モノスケ

そーいうこっちゃ！

モノダム

ミンナ、素敵ナ説明ダッタネ。

モノファニー

え？ほんとに？そう言われると嬉しいわ。

モノスケ

せやから、そいつはモノキッドを殺したんやで？もっと憎まんでどないするんや！

モノファニー

でも、正直に言うけどアタイはモノキッドが嫌いだったの！

モノタロウ

乱暴だし言葉遣いは汚いし、店員の態度も悪いし捨て猫は放っておけないしね！

モノスケ

最後なんでちょっと褒めたん？

モノクマーズ

ばーいくま！

一歌

(((他にも色々書いてある･･･

一歌

(((プールは奥行きが25mで横幅が12m･･･

一歌

(((プールサイドは手前と奥が4mずつで左右は2.5mずつ･･･か。

左窓を調べる

一歌

これは･･･体育館の窓かな？窓も体育館にあった窓と同じだし･･･

一歌

つまり、体育館とプールは繋がってるんだね。

右窓を調べる

一歌

これは･･･校舎の窓かな？

一歌

校舎の窓はほとんど塞がれてたはずだけど･･･

一歌

あそこはなんの教室なんだろう？

杏

てかさ、愛莉さんって女子なんですか？

愛莉

そういえば･･･どっちなのかしら･･･

一歌

え？自分でも知らないの？

冬弥

俺は女性だと思っていたのだが･･･

用具室を調べる

一歌

ここは用具室かな？

愛莉

少し覗いてみたけど、中はプール用具でいっぱいだったわね。

愛莉

ビート板とか水球ボールとかもあったし･･･ゴム製の頑丈で大きな浮き輪もあったわ。

愛莉

あ！あれを膨らませて全身に装備すればわたしだって水に浮かべるかもしれないわよ！

杏

全身に浮き輪を装備･･･w

みのり

あ、一歌ちゃーーーん！！！

みのり

もー、あっちこっちずっと探してたんですよ〜。

一歌

あ、もしかして懐中電灯の件？

みのり

うんっ！多分･･･

みのり

それで、みんなでいっぺんに説明したいから体育館に集合して欲しいの！

みのり

早く来てねーっ！

みのり

あっ！みんなーっ！

みのり

はいっ、これ！

遥

スモー〇ライト？

みのり

うーん、よく分かんないからわたしがもりもり調べたんだけど･･･

みのり

結局分からなかったのです！！

一歌

え？分からなかったの？

みのり

だから教えて欲しいって頼んどいたよっ！

雫

頼んでおいた･･･？

モノクマ

困った事があるならモノクマにおまかせーっ！

モノクマ

わからない事があったら教えるよ。手伝って欲しい事があったら手伝うよ。

モノクマ

嫌いな所があったら直すよぉ。だから捨てないで･･･お願いだから捨てないでよぉ。

類

こういう女性に付きまとわれると困るよね。

司

経験談なのか？？！

みのり

モノクマさん、教えてくださいっ！この懐中電灯って何なの？

モノクマ

あぁ、それは思い出しライトだよ。

こはね

思い出しライト･･･？

モノクマ

その懐中電灯はオマエラの失われた記憶を取り戻すことが出来るんだよ。

まふゆ

失われた記憶･･･？

モノクマ

ほら、ちょっと前までオマエラも気にしてたでしょ？この学校に来た経緯を覚えてないのをさ･･･

モノクマ

その思い出しライトを使えばそれも思い出す事が出来るって訳さ！

一歌

このライトで？

司

やっぱりさらわれた時の記憶が無いのはお前の仕業だったんだな？

絵名

私達に何したのよ？どうやって記憶を奪ったのよ？！

モノクマ

それも思い出しライトを使えば思い出せるかもねー。

志歩

･･･信じられない。こんな懐中電灯なんかで記憶が蘇る訳･･･

モノクマ

きっと電話を知らない人はこう言っただろうね。こんな物で遠くにいる人と話せる訳無いって。

モノクマ

あのね、その思い出しライトには様々な症状の記憶喪失を治す力があるんだ。

モノクマ

そこから発せられる光が大脳基底核と海馬体を刺激し、記憶だけでなく身体能力も─

モノクマ

やっぱ説明は疲れるね。まぁ大体そんな感じだよ。

愛莉

あっ、どこ行くのよ！？

遥

それで･･･どうするの？

寧々

どうするって･･･そのライトを使ってみるかって事？

杏

うーん、私は信じらんないかなぁ･･･

えむ

超高校級の発明家に聞いてみたらわかるんじゃないかなっ！

類

そのライトで記憶喪失が戻るのは信じられないね･･･

類

普通に考えればね･･･

奏

どう考えても普通じゃない今の環境だったらなんでも有り得るって事･･･？

瑞希

ボクは･･･やめた方がいいと思うな〜･･･人体への悪影響とかも怖いし･･･

穂波

他のみんなは？みんなが納得してくれたらどっちでもいいよ。

穂波

一歌ちゃんは？まだ意見を言ってないよね？

一歌

え？わ、私は─

司

決まりだ！使ってみるぞ！！

冬弥

みんな危ないと言ってるのにか？

司

全く･･･お前らはビビり過ぎなんだ！

司

まぁ･･･ビビるのもの無理は無いが･･･こんな状態だし･･･

司

だが、逃げてばかりだと勝てないぞ！！

一歌

(((え？

司

どんな時も本気で勝ちたいなら少しくらいの無茶は覚悟しないとだな！！

司

この程度の危険で立ち止まっていたらいつまで経ってもモノクマに勝てないぞ！！

雫

でも･･･どうやって勝つのかも分からないし･･･

司

あぁ、確かに分からないが･･･だが･･･

司

勝つ為にはまず立ち向かわないとな！！

司

まぁ、それでも逃げたいなら勝手にするといい。オレは止めも責めもしないからな。

瑞希

おっけー、分かったよ。じゃあボク達は失礼して─

瑞希

･･･って、どうしたの？いかないの？

こはね

わ、私は･･･残るよ。

冬弥

俺も残ろうと思う。

類

僕も司くんの意見に賛成かな。立ち向かわ無いと勝てないからね。

みのり

わ、わたしも残りますっ！なんか面白そうなので･･･！

司

星乃はどうするんだ？

一歌

う、うん･･･私も･･･残るよ。

司

そうか！

瑞希

もちろんボクも残るよ〜！人体への悪影響くらい大した事ないもんねー。

穂波

じゃあ私も残るね。

寧々

じゃあさっさとやっちゃお。

杏

じゃ、スイッチを入れるよ〜

ピカーン！！

ニューダンガンロンパV3×プロセカ(第2章)

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